
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.7
今週末も、やや変速日程で、料理は土曜日だった。
そういえばお盆だというのに、そんなことはまったく思いもせず、普通の料理を作って食べた。子供の頃から、この時期は毎年三重の田舎で過ごしていて、家にいることはなかった。もう戻ることがなくなって、季節感が失われてしまった。少しくらいは家でもお盆らしく過ごした方がいいのかもしれないと思いつつ。
土曜はそれほど慌ただしいということもなく、いつもと同じくらいの手間と時間をかけて作った。手抜きに見えたとしても、言い訳はできない。

「鯛とアスパラの蒸し焼き甘辛ソース」
鯛は塩、コショウ、酒を振って、タジン鍋で蒸し焼きにする。
アスパラも一緒に入れる。
ソースは、酒、みりん、しょう油、白だし、からし、砂糖、塩、あらびきコショウをひと煮立ちさせる。
ごくシンプルな料理。言い方を変えれば単純な料理。美味しさは、鯛の持つ旨みに依存している。

「ナスの甘酢トロトロ焼き煮」
ナスは薄切りにして、塩水に10分程度浸す。
たれを作る。ごま油、ショウガ、酒、みりん、しょう油、めんつゆ、中華の素、酢、砂糖、塩、コショウ、唐辛子を煮る。
ナスの水気を拭いて、カタクリ粉をまぶす。
ごま油と酒で蒸し焼きにする。弱火でじっくり焼いて、途中で水を加える。
青ネギの刻みをたっぷり乗せる。
トロトロになったナスに、甘酢のたれがよく絡んで美味しい。これはオススメ。

「ジャガイモとチーズのパン粉団子」
ジャガイモを皮ごと茹で、充分柔らかくなったら、皮をむいてつぶす。
刻んだタマネギ、卵、小麦粉、とろけるチーズ、コンソメの素、塩、コショウを加えて、よくこねる。
団子状に丸め、沸騰したお湯で湯がく。
パン粉は、オリーブオイル、塩、コショウ、コンソメの素、パセリ粉で味付けをしながら、じっくり炒める。
浮いてきたジャガイモ団子を取り出し、パン粉の上で転がして衣にする。
酒、みりん、しょう油、水、コンソメの素、塩、コショウに、刻んだブロッコリーを入れて煮る。これがソースになる。
パン粉を炒めるのがポイントで、なかなかいけた。こういうパン粉衣は他でも応用ができそうだ。
少し時間と気持ちに余裕があると、緑の彩りが増える。余裕がないと彩りに欠けた仕上がりになりがちだ。
来週末は土日ともに出かけることになるはずだから、またやっつけフライデー料理になりそうだ。