
PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4 / 55-300mm / TAMRON 10-24mm
先週末は、あちこちで夏祭りが開催された。どこへ行こうか迷ったのだけど、土日に分けて回れるところを回ってきた。
土曜日は市内のいくつかを巡った。欲張った分、イベントスケジュールに合わせることができなかったのが少し残念だったものの、雰囲気だけでも味わうことができてよかった。お馴染みの場所も、祭りとなれば違う表情を見せてくれる。
最初に訪れたというか通りかかったのは、覚王山の夏祭りだった。
祭りは夕方からで、このときはまだ準備をしている最中だった。
日泰寺の参道はよく縁日などがあるところなので、それほど特別という感じはしない。それでもたくさん屋台が出るようだったから、夕方からは大勢の人が訪れたことだろう。

大須へ向かう通り道だったので、仲田銀座商店街にも寄っていった。
が、ここもまだ準備中だった。
仲田夏まつりというのもあって、それが同じものなのか、別のものなのか、よく分からなかった。
いずれにしても、この祭りは夜だった。

大須観音境内も、たくさんの人で活況を呈していた。
着いたときは、高校生たちによる太鼓演奏が行われていた。
大須夏まつりも、メインのイベントは夜で、盆踊りやサンバパレードなんかもあった。日曜の手筒花火は見たかったのだけど、別のところへ行っていたので見ることができなかった。毎年かなりの人出になるというから、撮影は厳しかったかもしれない。

万松寺境内の特設ステージでも、ミニコンサートなどが開かれた。

アーケード内の人波。
昔は人が多い場所は苦手だったけど、最近はよく出向いているのですっかり慣れた。祭りはこういうものだと思えば何でもない。

どんどん行ってみようということで、次に訪れたのが円頓寺商店街だった。
去年初めて行って、2年続2回目となった。
ここでもイベントの時間と合わず、アーケードを流すだけとなった。
七夕まつりなので、吹き流しなどの飾り付けがメインだ。

著作権不問の無礼講キャラ祭りとなっている。堅いことを言っちゃいけない。
張りぼてはコンテスト形式になっていて、受賞作品の展示発表にもなっている。

この商店街は、昭和レトロの普段着の姿がとても魅力的なのだけど、お祭りで賑わっている様子もまたいい。
来年もきっと、また行きたくなることだろう。

地元感の強さが、この祭りの最大の魅力と言える。
昔は毎日こんなふうに賑わっていたそうだけど、それも遠い過去のことになった。

この日最後に訪れたのは、OZモールだった。
ずっと昔、大曽根に古いアーケード商店街があって、何度か行ったことがあった。長らく行かない間にどこにあったのか思い出せないでいた。それがいつの間にかOZモールという名前のショッピング街に生まれ変わっていた。いつの間にかといっても、平成元年(1989年)だから、もう20年以上になる。
ちょうど大曽根七夕まつりをやっているというので、行ってみることにした。
記憶では駅の北西と思っていたのだけど、全然違っていた。駅の南西だった。大曽根は区画整理で駅前も道路も大きく様変わりして、昔の面影はほとんどなくなった。

OZモールは、OZONEから来ているわけだけど、オズの魔法使いが変身させた街というコンセプトもあって、あちこちにオズの魔法使いのオブジェが飾られている。

思った以上に人が訪れていて、賑わいを見せていた。
OZモールは、普通の日に再訪してみたい。

ここでも太鼓で、次の日もまた太鼓を見ることになった。
7時からのよさこい鳴子踊りを見ていると翌日に響きそうだったので、早めに切り上げることにした。
次の日も祭りは続く。