ジオラマは楽しい <リニア・鉄道館 3回>

美術館・博物館(Museum)
リニア館3-1

PENTAX K-7 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / FA 50mm f1.4



 リニア・鉄道館の目玉の一つに、N700系新幹線のシミュレーターがある。
 しかしこれ、確率の低い抽選で、なかなか当たらない。一日に30人程度らしいので、当たったら運がいい。
 新幹線シミュレーターはかなり本格派で、映像が流れるだけでなく部屋全体が新幹線に乗っているような挙動をする。抽選に当たらなくても、後ろから見学しているだけでもけっこう楽しめる。JR東海の運転士が訓練に使っているものが元になっているそうだ。
 在来線のシミュレーターは当たる確率が高くて、私ははずれたのだけどmihopapaさんが当たってやっていた。
 新幹線が500円、在来線と車掌体験がそれぞれ100円となっている。これ目当てに何度も訪れる人がいそうだ。

リニア館3-2

 ドクターイエローの中では、保守点検か何かのビデオが流れていた。
 ドクターイエローの中に入れる機会はまずない。
 これは0系を改造したもので、内部は当時のままと思われる。

リニア館3-3

 唯一入ることができた運転席がこれなのだけど、何だったか忘れてしまった。300Xだっただろうか。

リニア館3-4

 鉄道ジオラマが思った以上に楽しかった。
 幅33メートル、奥行き最大8メートルの世界最大級のもので、一日の様子を20分でプログラムしている。朝から始まり、夕方になると暗くなり、深夜鉄道が止まると保守点検作業が始まる。
 東京から名古屋まで、主だった建物が並び、鉄道が走り、街が動いている。
 入れ替え制で、並ばなくてはいけないのが厳しいところだけど、もう一度見ておきたかった。一回に100人と人が多いので、自由に写真を撮るのは難しい。

リニア館3-5

 名古屋駅前とナガシマスパーランド。
 小さな人がたくさんいるのが見えるだろうか。かなり作り込んである。

リニア館3-6

 名古屋城と、奥は白川郷だと思う。
 山並みは北アルプスだろうか。

リニア館3-7

 神社は伊勢神宮で、山の桜は吉野山の千本桜だろう。
 狭い範囲にギュッと凝縮しているので、位置関係は少しおかしかったりもする。

リニア館3-8

 清水寺は紅葉になっている。
 大文字焼きもあったらしいのだけど、見落としてしまった。
 他の人のページを見て、発見できていなかったものがたくさんあることを知った。

リニア館3-9

 大阪駅はあまり知らないのだけど、再現度はなかなか高いいんじゃないかと思う。
 右手に見えているのは通天閣だろう。
 その奥には五重塔が見えている。

リニア館3-10

 目を東へ移してみると、ここは静岡。富士山が見える。
 渓谷の紅葉は寸又峡だろうか。
 右手前は、三保の松原だ。
 松の木の上に天女さまがいるそうだ。
 他にも浦島多様や、金シャチ泥棒など、隠れキャラなどがちりばめられていて、それを見つける楽しみもある。

リニア館3-11

 東京は有名な建物が多いので簡略化されている。
 東京タワーやスカイスリーはあるとして、あとは新宿あたりだろうか。右手にはお台場がある。

リニア館3-12

 東海道の歴史コーナーでは、浮世絵をバックに江戸時代の旅の様子が模型で再現されている。
 なかなか芸が細かく、よくできている。

リニア館3-13

 これは明治の駅前だったか。洋装と和装の人が混在している。

 鉄道好きはもちろん、鉄道にはさほど興味がない人でも楽しめる施設なので、機会があればぜひ一度訪れて見てください。
 私ももう少し空いた頃にまた行きたいと思っている。シミュレーターやジオラマがいつでも自由にやれたり見られたりしたら、ここはもっと楽しくなる。

 もう少し写真があるので続きで。
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