
SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di / TAMRON 10-24mm
相変わらずちょくちょく瀬戸電沿線を自転車で流しながら写真を撮っている。もはや、撮り鉄ではないと言い張るのが難しいくらい鉄道を撮っている。
というわけで、最近撮り溜めた瀬戸電風景の写真をお届けします。

列車が写ってなくても鉄道写真は撮れる。
踏切の風景が好きだ。車両そのものよりも。

シルバー車両もどんどん増えている。印象としては3分の1くらいは入れ替わっている気がする。もしかしたら半分近いかもしれない。
瀬戸電は赤いのが好きだから、シルバーだとちょっとがっかりする。でも、この路線は5分おきくらいに上下線のどちらかがやってくるからいい。

矢田川橋梁を渡る瀬戸電。
風景として面白いのはこのあたりまでで、この先は高架になっていくので撮れるところが少ない。

路地の先の踏切。この場所は初めて見つけた。お気に入りの一つになりそうだ。

守山自衛隊前駅付近。
沿線の駅前で発展しているところは尾張瀬戸と大曽根くらいで、あとはだいたいこんなひなびた感じになっている。乗客はものすごく多いのに、駅前はほとんど発展しなかった。小幡駅は改装してちょっとよくなったけれど。

線路沿いの道路と線路内との境界性は曖昧だ。沿線に住む人たちの花壇のようになっていて、季節の花が彩りを添える。

閉鎖して久しい感じの洋品店。
思い返してみると、昭和50年代から60年代でも、すでに瀬戸電沿線はだいぶさびれた印象だった。それでもまだ、こういった個人商店は残っていた。だんだんなくなっていったのは、平成に入ってからだろうか。

ノウゼンカズラと瀬戸電。
7月の沿線風景。

小さな踏切。人一人がやっと通れるくらいの幅しかない。
近所の住人用にこういう小さな踏切がたくさん作られている。

通り過ぎて、引き返して、文章を読んで、クスッとした。

夏のゆらぎ。

この一枚で瀬戸電が前よりももっと好きになった。
これからも撮っていこうと思う。