
PENTAX K-7 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5
名古屋駅のJRセントラルタワーズ15階に、スカイストリートと名付けられた展望エリアがある。
以前はセントラルタワーズの上に有料展望台があったのだけど、客の入りが悪くなったのか、いつの間にか閉鎖されていた。結局、2回しか行かなかった。
15階は無料スペースなので、いつでもふらりと立ち寄れる。のだけど、なんとなく一人で行くと照れくさい気がして、なかなか行けずにいた。
地上70メートルということで、眺めはいい。眼下に名古屋の東部方面を見渡すことができる。
この階にはマリオットアソシアホテルが入っていて、このエリアが結婚式場になることがあるそうだ。日曜日に行けば見られるチャンスがあるかもしれない。

目的はスカイストリートからの眺めではなく、スカイストリートそのものを撮ることだった。
ここの空間デザインが格好良くて、前から一度ちゃんと撮りたいと思っていた。
セントラルタワーズができたのが1999年だった。あれから10年以上経っても古くささは感じない。セントラルタワーズができた当時は、この建物自体が名古屋に馴染まないのではないかと思われていた。高島屋も名古屋では成功しないだろうと言われていた。
しかし、10年も経てば、何事も馴染む。10年前に比べれば、名古屋も多少は洗練された。

人が見ているのと反対方向を見ると、思いがけずいいものが見つかったりする。
あまのじゃくではないのだけれど。

一枚くらいは眺めも撮っておくことにする。
正面に見えているのは大名古屋ビルヂングだ。屋上には夏季限定のビアガーデンができている。
今年の夏は暑いし、室内でも冷房がゆるいから、屋外のビアガーデンは賑わっているようだ。
夜景もきれいに見えるのだけど、窓の写り込みが激しいのが難点だ。純粋な展望スペースというわけではないから、頭から黒い布を被って三脚を立てて撮れるような状況ではない。

撮影の舞台としては申し分ない。あとは良い登場人物が現れるのを待って、しかるべき位置に配置して撮ればいい写真になるはずだ。
今度時間があるときに粘ってみたい。

おまけその1。
エレベーターの内装。

おまけその2。
ビルの映り込み。
今日は小ネタにつき、二本立て。
二本目に続く。