
PENTAX K-7 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / DA 55-300mm / TAMRON 90mm f2.8
名古屋市内や近郊でハスを撮ろうと思ったとき、まず真っ先に思い浮かぶのは鶴舞公園だった。しかし、あそこはおととし全滅してしまった。あらたに植え直したそうだけど、池一面のハスの花という状態に戻るにはまだ何年もかかる。
もう一ヶ所、庄内緑地がある。ただ、数があまり多くないのと、花までの距離が遠いことから撮りづらいという難点がある。
長久手の大草にもハス畑があって、去年出向いていった。あそこも悪くないのだけど、立ち位置が限定される分、撮影の自由度は低い。
他にどこかないかと調べていたら、ちょっとよさそうなところを見つけた。春日井の三ツ又ふれあい公園にけっこうまとまって咲いているという。少し時期的に早いという情報だったのだけど、とりあえず行ってみることにした。
町名でいうと、東野町西1丁目になる。朝宮公園と落合公園の中間あたりといえば、分かるだろうか。八田川と生地川が合流する三角形のところに公園が作られ、ハスの花が植えられている。
やはり時期としてはまだ早かったようだ。咲いている花もありつつ、まだつぼみさえ揃っていないような状態だった。見頃は来週になると思われる。

ハス池の様子はこんな感じ。
向こう側は岸辺と花の距離が近くて撮りやすい。ただ、水際は雨の影響もあって、かなりぬかるんでいた。万全を期すなら長靴で行きたい。汚れては困る靴で行くと、近寄れる場所は限られる。

時期が遅すぎるよりも早すぎる方が撮影にはいい。咲いている花が少なければ、それだけ対象を絞り込んで撮れる。そこから工夫も生まれる。

近寄って光を透かして見るハスの花びらは美しい。上品で繊細だ。

水面の照り返しを受けて揺れるハスの葉もいい。ちょっとキャベツみたいだけど。

ハスの花の中のシャワーヘッド。
最初はきれいな黄色をしていて、だんだん緑になり、やがて茶色くなる。

水面に映って揺れる。

ハスといえばアマガエルが絵になるから、頑張って探したのだけど、結局見つけられなかった。
代わりに蕾にとまるトンボで我慢した。シオカラか、シオヤか。

かくれんぼしていたのは、たぶんテントウムシ。

くるりんハートのハスの葉。
カエルの顔みたいでもある。

ハスの花の寿命は4日だという。これは3日目だろうか。
外側の花びらから一枚、また一枚と落ち始め、落ちた葉はみるみるうちにしぼんで枯れてしまう。
ハス撮りが楽しいと初めて思えた。もう少し撮りたいから、シーズン中にもう一ヶ所、どこかへ撮りに行きたい。三好ヶ丘にも咲いているらしいから、ちょっと探しに行ってみようか。
記事タイトルとURLをコピーする