
PENTAX K-7 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5
超広角レンズを買ったら撮りたいと思っていた被写体の一つに、ジャンクションがあった。広角24mm相当でも収まらないもどかしさをずっと抱えていて、それがやっと撮れるようになった。全景を撮るならフィッシュアイということになるのだけど、まずは超広角で撮っていくことにしたい。
家の近くにいいジャンクションがある。上社ジャンクションだ。まずはここからいってみたいと思う。
しかし、何度となく通っていて見慣れているはずのジャンクションも、いざ撮るとなると難しいというか、どう撮っていいのか分からないものだ。いくら広く入るからといって、全部入るわけではない。
本番は夜なので、今回は昼間の下見だった。それにしてももう少しイメージを固めつつ、現地でじっくり観察してどこをどう撮るか決める必要がある。ジャンクションの構造物としての美しさを捉えなければならない。

このジャンクションは、高速道路と歩道橋と地下鉄の高架が交差しているという特徴がある。名古屋ではこういう複合的なジャンクションは他になく、ある意味では撮るのが一番難しいジャンクションと言えるかもしれない。
下の道路から撮るか、歩道橋の上から撮るか、選択肢は多い。あまり欲張らない方がいいのだろう。

長らく工事が続いていた高針ジャンクションも、ようやく基本的な部分は完成した。まだ周辺の工事は続いているものの、名2環はつながって、302号も2車線になった。
高針ジャンクション撮りは、工事が終わってからの方がよさそうだ。まだ下のあたりがゴタゴタしている。

ジャンクションではないけれど、ここも前からずっと撮りたい場所だった。
原一丁目交差点の円形歩道橋。
初めて全景を撮ることができて、軽い感動を覚えた。

歩道橋の上からはさすがに円形全部を収めることはできなかった。
上を走っているのは延長した名2環だろうか。前はこんなものなかった気がする。
ここも夜にもう一度撮りに来たい場所だ。

天白高校東交差点にも、大きな四角い歩道橋ができていた。
以前はだいぶ回り道をしなければいけなかったけど、これができたので真っ直ぐ行くことができるようになった。
道路の進入路や右折レーンなどが、ちょっと複雑になっている。色分けしているのはそのせいだろう。

高速道路の上のデッドスペースに太陽光発電のパネルがずらりと並んでいる。これからどんどん増やしていくそうだ。

帰りにもう一度上社ジャンクションで下見撮りをする。
弧を描く道路のラインがセクシーだ。

このあたりが定番ポイントの一つになるのかなと思う。
高速道路の明かりと、走る車のライトの軌跡を絡めて撮りたい。

歩道橋と地下鉄をあわせて撮るとなると、このポイントだ。
人を入れる必要があるかどうか。ジャンクションに生活感は不要かもしれない。
というわけで、近々夜ジャンクションを撮りに行く予定でいる。黒川ジャンクションや楠ジャンクションもそれほど遠くないので、まとめて回れるといい。