日比野駅周辺を少し散策

街(Cityscape)
津島-1

PENTAX K-7+PENTAX DA 16-45mm f4



 津島の天王川公園に藤を撮りに行ったとき、津島駅から一つ先の日比野駅まで行って、そこから天王川公園まで歩いた。
 どうしてそんなことをしたかといえば、理由は上の写真にある。
 ホーム、狭っ。
 鉄道ファンの間ではよく知られた駅らしく、行く前にたまたまその情報を知って、自分の目でも確かめたくなったのだった。
 確かにこれは狭い。黄色い線の後ろに真っ直ぐは並べないから、横に並ぶのだろう。それにしても、その間を通るのさえ難しい。この距離は、上りと下りで列車を待っている同士が尻相撲ができる距離感だ。
 どうしてこんな作りになってしまったかは分からない。こんなローカルで利用客が少ない駅なのに、高速通過すると危ないということで、特急が止まる。ある意味では運がいい駅と言える。

津島-2

 日比野駅から天王川公園の南までは1.6キロくらいの道のりだ。ここは昔、佐屋街道が通っていたところで、そのへんの面影を探しながら、少し遠回りして歩いた。
 佐屋街道というのは、熱田の宮の渡しと桑名を結ぶ陸の迂回路で、海路を嫌った旅人が利用していた。佐屋宿まで陸路で六里行き、佐屋宿から桑名宿までは海路を三里だった。
 佐屋街道の名前の通り、このあたりは昔、海部郡佐屋町だった。2005年、佐屋町、佐織町、立田村、八開村が合併して、愛西市(あいさいし)になった。
 愛知県の西部だから愛西市とはまた安易だ。北名古屋市とか、最近は名古屋の人間でもピンと来ない市が多くなった。あま市とかいわれてもどこのことをいってるのかよく分からない。

津島-3

 地図で見つけた神社に寄っていくことにした。
 由乃伎神社(ゆのぎじんじゃ)。
 延喜式に載っている式内社だから、平安時代にはすでにあった古い神社だ。
 現在は道を一本入った住宅地の裏手のようなところにこそっと建っていて目立たない。
 境内には児童公園や公民館がある。かつてはもっと広い境内を有していたはずだ。
 歴史的な重々しい空気感は、そこには感じられない。

津島-4

 祭神は日子湯支命(ヒコユギ)という、馴染みのない神だ。
 物部神社の祭神である宇摩志麻治命(ウマシマヂ)の子供ということで、物部氏関係が創建した神社なのだろう。
 江戸時代には神明社と称していたらしい。
 明治時代には天皇の勅使が玉串奉納に参拝したというから、やはり由緒のある神社のようだ。

津島-5

 佐屋街道は津島から南の佐屋へと向かう南北の道なので、西へ向かえばすぐに旧街道から外れてしまう。佐屋街道巡りはまたあらためてということにする。
 それでもこのあたりには昭和の面影を残す家屋が残っていたりして、懐かしさを感じることができた。

津島-6

 昔ながらの店構えの商店も、今は看板と自動販売機を残すのみとなった。

津島-7

 工場の裏手の光と影と雑草。

津島-8

 こんなものを撮りつつ、ぷらぷら歩いていたら天王川公園に着いた。

津島-9

 藤を撮りに行ったのは、もうひと月も前のことになる。季節は進んでしまった。

 気づくと最近、名鉄にちょくちょく乗っている。今月、もう一回名鉄の旅を予定している。さて、次はどこの駅で降りてみようか。
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コメント
  • はじめまして
    2011/06/10 22:26
    初めてお便りします。毎日、素敵な写真、楽しみにしています。
    ところでよろしければ教えてください。私のPCの設定のせいでしょうか、UPされている写真はどれもギリギリと音がするほどシャープなのですが、どのような画像処理をしているのでしょうか?シャープフィルタでしょうか?
  • シャープネス問題
    2011/06/10 23:10
    >ayustatさん

     はじめまして。
     コメントいただきありがとうございます。
     写真はレタッチソフトでリサイズしたあとシャープネスをかけてますが、そんなにきつくはかけてないと思います。
     他のページの写真と比べて特別シャープすぎる感じでしょうか。
     だとしたら問題ですね。(^^;
     私も他の液晶やモニタで確認した方がいいかも。
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