矢作ダムが初ダム撮り

建物(Architecture)
矢作ダム-1

PENTAX K-7+PENTAX DA 16-45mm f4/ DA 55-300mm f4-5.8



 4月の終わり、上中のしだれ桃を見にいった日、その流れでmihopapaさんに矢作ダムに連れていってもらった。
 ダムというものに特別な興味を持ったことはなかったのだけど、考えてみるとダムを間近で見たことがなかった。一度見てみればその魅力が分かるかもしれないと思った。
 左上に見えているのが、矢作ダムだ。このときは放水は行われていなかった。
 ダムのすぐ下の川沿いに民家が集まっている。こんなところにこれほど人が住んでいるとは考えてなかったので、ちょっと意外に感じられた。ダムができる前は、川沿いにもっと大きな集落があったのだろう。
 高い道路から見下ろすと、ミニチュアの町みたいに見えた。

矢作ダム-2

 矢作ダムはかなりの巨大建築で、近くから見るとその迫力に驚く。上から下を見ると、怖い。
 高さ100メートルのアーチ式コンクリートダムで、1970年(昭和45年)に、愛知県初のアーチダムとして建造された。
 この矢作第一ダムが矢作川水系で最大規模のダムだ。
 場所は、昔でいうところの愛知県東加茂郡旭町と岐阜県恵那郡串原村にまたがっている。現在の地名でいうと豊田市と恵那市ということになる。
 目的は水力発電だけでなく、洪水対策や灌漑用など、多目的ダムということになっている。

矢作ダム-4

 矢作川を堰き止めてできた人造湖は、奥矢作湖と名付けられている。
 湖の下には177戸の家屋が水没しているという。
 最初に矢作川を水力発電として利用したのは、福澤桃介だった。大正末期の1926年(大正15年)の百月発電所を皮切りに、次々とダムを建設していった。
 福澤桃介というのは名古屋には馴染みがある人物で、日本の電力王と呼ばれた。福澤諭吉の娘婿として養子に入り、日本初の女優・川上貞奴の愛人だったことでも知られている。東区にある二葉館は、桃介と貞奴が住んでいた家を移築したものだ。
 桃介は、のちの関西電力、中部電力、東邦ガス、名鉄、大同特殊鋼などの創設にも深く関わった起業家であり、衆議院の代議士も務めた。
 矢作第一ダムは、桃介の会社の事業を中部電力が引き継いで建造したものだ。

矢作ダム-3

 空を映す矢作川。このあたりに昔の自然の姿を見いだすことはできない。ダムがもたらしたものと引き替えに失ったものは少なくない。

矢作ダム-5

 わずかにサトザクラかヤマザクラが咲き残っていた。

矢作ダム-6

 大雨のときだけ姿を現す滝の名前を募集している。
 大雨というのがどれくらの雨なのか、よく分からない。

矢作ダム-7

 少し下流に、矢作第二ダムがある。
 このときは一ヶ所だけ放水していた。

矢作ダム-8

 このあたりも、春は桜、秋は紅葉の名所となるんだとか。
 ダムは私が考えていた以上の観光スポットで、この日もツーリングのバイクや他県ナンバーの車などが駐車場にとまっていた。自転車で来ていたツワモノもいた。
 行楽シーズンはけっこうな賑わいを見せるらしい。

矢作ダム-9

 放水のあとの白い泡がちょっと気になった。

矢作ダム-10

 更に下流に、阿摺ダムというのがあった。ここではけっこうな放水が行われていて、なかなかの迫力だった。水力というものの力強さを再認識する。

矢作ダム-11

 こうなったら黒部ダムも見ないといけないか。しかし、遠いから、日帰りは厳しい。立山黒部アルペンルートを抜けて富山で一泊するくらいの勢いが必要だ。
 でも、まだそこまでダム好きにはなっていない。
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コメント
  • 結局ぶきっちょ
    2011/06/05 11:29
    こんにちは

    一枚目、ミニチュアで作ってみたい・・。

    一時期鉄道模型に嵌まり始めたものの・・・どうも自分の思ってる感じに出来ない。
    一応手先は器用な方だと思ってますが、それだけではだめですね・・。
    やはり感性が無いと。
    結局完成品は出来上がらず。というかひとつもなく。

    でも、こういうのを見ると・・・。(あぁぁやってみたい、と思う気持ちは湧き上がれど・・・てやつですね)
  • 気持ちはありつつ
    2011/06/06 00:21
    >⑦さん

     こんにちは。
     上から見るダム下の町風景は、ホント、ミニチュアみたいでした。
     ダムのスケール感との差があって、なんか不思議な感じで。

     鉄道のジオラマとか、すごいのありますよね。
     リニア鉄道館にも。
     あれは根気とお金がいりそうです。(^^;
     私もときどき、お城のプラモデルを作りたくなります。
     色塗ったりするのが面倒だと思って、買うまでは至らないのだけど。
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