海が撮りたくて内海へ行く

海/川/水辺(Sea/rive/pond)
内海-1

PENTAX K-7+PENTAX DA 16-45mm f4/ DA 55-300mm f4-5.8



 久しぶりに海を撮りたくなった。今回の名鉄の旅は、内海行きから始まっていた。安城やセントレアは、そのついでだった。
 名鉄の列車で内海を訪れるのは初めてだった。学生時代から、内海は車で行く場所と決まっていた。
 内海といっても私がいつも訪れていたのは、野間灯台のあたりだったから、正確に言えば内海ではない。野間海水浴場や、小野浦海水浴場あたりだ。
 今回訪れた内海の中心、千鳥ヶ浜海水浴場は初めてだった。駅からはここが一番近く、約1.5キロ、歩いて20分くらいだ。
 愛知県の人間は、このあたり一帯の海のことを内海(うつみ)と呼んでいる。内海海水浴場というのは通称で、千鳥ヶ浜海水浴場が正式名なのだけど、千鳥ヶ浜へ行こうぜ、などと言っても県民にはたぶん通じない。
 内海はおととしの7月以来だった。5月終わりの海にひと気は少なく、吹き来る風が冷たかった。まだ海水浴シーズンは遠い。

内海-2

 目的は夕焼けから夕暮れ、できれば夜の星空まで撮るというものだった。しかし、空は焼けず、雲に覆われ、星は見えそうもなかった。日没までは粘ったものの、最後は寒さに負けて退散することになった。薄い上着では夜の海の寒さに勝てなかった。

内海-3

 ときどき雲の間から太陽が顔をのぞかせることがあって、少しだけ夕焼け空が見えた。
 遠くの山並みは霞んではっきりしない。
 海は少し、波が立っていた。

内海-4

 波打ち際の夕照。浜が黄金色に染まったのは、ほんの短い間だけだった。

内海-5

 光が消えると、海は荒々しい表情を見せる。力強い波が打ち寄せ、秘めた力を思わせる。

内海-6

 トンビが頭上を舞っていた。私に狙いを定めたように、つかず離れず、こちらをうかがっている。猫のカリカリの匂いでも嗅ぎつけていたのか。

内海-7

 また明るさが戻った。薄い光のシャワーが降る。

内海-8

 NDフィルターで長時間露光をする。これが撮りたくて行ったようなものだった。三脚を持参したのもこのためだった。

内海-9

 海苔か何かの養殖場だろうか。
 風が強すぎたのと、光が足りなかった。

内海-10

 普通に撮るとこうなる絵が、15秒露光をすると下のようになる。

内海-11

 同じ場所、同じ時間帯に撮ったものとは思わないだろう。
 最後の一枚を撮ったところで、ある程度納得できたので、帰ることにした。
 風と雲がない条件で、夜の海を撮りたい。日没が早い秋が狙い目になるだろうか。
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