街にはシーンがある ~モノクロシリーズ

モノクロ(Monochrome)
モノクロ-1

PENTAX K-7+PENTAX FA 50mm f1.4 / DA 16-45mm f4



 モノクロシリーズをしばらくやっていなかった。少しずつ撮り溜めているうちに季節が進んでしまった。まだ冬の写真も在庫になっていた。少し季節外れになってしまったけど、モノクロ写真を一度まとめて出し切ってしまうことにした。
 一枚目は、桜の季節に撮ったものだ。このときの主役は、桜ではなく二人だった。

モノクロ-2

 今頃、雪が積もった写真に自分でもびっくり。名城公園の藤棚の下で撮ったものだ。季節は2つも3つも進み、藤の花は咲いて、終わってしまった。
 もはや、冬の寒さや、雪の冷たさも遠い日の出来事となり、その感覚を自分の中に再現することも難しくなった。

モノクロ-3

 これも冬の写真。
 親子の触れ合いも、モノクロにすると少し寂しげな感じがするときがある。

モノクロ-4

 氷店の前をいく自転車の高校生。
 自転車の二人乗り禁止なんてのは、カップルの場合無粋なルールだ。

モノクロ-5

 道路を挟んで信号待ちの二人。互いに意識してるようなしてないような。そんな微妙な感じがいいときは、シャッターを切りたくなる。

モノクロ-6

 下校途中の小学生を見ると、気をつけて帰るんだよと心の中で声をかけてしまう。歳を取ったと実感する瞬間だ。

モノクロ-7

 別にうらやましくないけどね、などと強がりながら、静かに接近して、パチリ。

モノクロ-8

 じゃれ合う中学生。自分にもあんな時代があったよねと思う。中学のときの自分は馬鹿だったなと苦笑いしながら思い出す。

モノクロ-9

 暖かくなったし、原付買おうかなと考えて、買ってしまうと自転車には乗らなくなるだろうなと、思いとどまる。
 ヘルメットもイヤだし。

モノクロ-10

 がんばろう、お父さん。背中が丸まってますよと、追い抜きざまに肩をポンと叩きたくなる。
 そんなことはしないけど。

モノクロ-11

 ぴょんと飛び出した長ネギは、買い物の代名詞みたいな感じがする。
 おじさんとか、若い女の子にはあまり似合わないかもしれないけれど。

モノクロ-12

 これはわりと最近の写真。服装は違っているけど、モノクロだとあまり季節感は分からない。

モノクロ-13

 歩道を自転車で走っているときの視線。最近ではすっかりお馴染みになった風景だ。自転車に乗ってみないと分からないことがたくさんあった。

モノクロ-14

 ホームでの人間模様をもっと撮りたいという思いがある。なかなかチャンスがなくて、あってもけっこう難しい。

モノクロ-15

 人がいる風景の主役は、人でもなく風景でもない、シーンこそが主役なのだ。
 シーンは物語であり、人そのものでもある。
 街には人がいて、人がいるから風景になる。
 これからもシーンを探して、それを撮りたいと思っている。
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