桜便り 第八弾 ~水源公園編

桜(Cherry Blossoms)
桜便り8-1

PENTAX K-7+PENTAX FA 50mm f1.4 / DA 55-300mm f4-5.8



 今週の初めに、豊田市の水源公園へ行ってきた。片道30キロの道のりは、ちょっと限界を超えるので、自転車と電車を乗り継いで行くことにした。
 水源公園は何年か前に一度、桜を見にいったことがある。あれはもう10年くらい前だろうか。
 今回の目的は、矢作川の水面に映る夜桜を撮ることだった。それがまさか、あんなオチになるとは思いもしない。
 三河豊田駅。愛知環状鉄道は、去年の夏に岡崎の花火を見た帰りに乗ったから、初めてじゃない。今回は八草から乗って、20分ちょっとの距離だ。それでも、途中はまったく馴染みのない駅名ばかりで、少し旅行気分を味わった。

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 日没まで時間があったので、行きはバスに乗らず、歩いて向かった。駅から3キロくらいあるから、1時間近くかった。
 帰りは今町1丁目からバスに乗って帰ってきた。
 駅を出て適当に歩き出したら、トヨタの工場に入っていきそうになった。このあたりはどこもかしこもトヨタだらけで、トヨタ王国の敷地のような感じがする。
 元々、挙母市(ころもし)だったこの地が豊田市になったのは、豊田一族が工場を建てたからだ。日産市や本田市はないけど、豊田市はある。

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 駅裏。こちらがトヨタがある方で、朝夕のラッシュ時は、トヨタ関連の社員で溢れかえるものと思われる。
 街を走っている車がトヨタ車ばかりかといえば、それほどでもないのだけど。

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 トヨタ本社前の桜。なかなか立派な木が何本か植えられている。
 豊田喜一郎がこの地にトヨタ自動車を創業したのは1936年のことだ。桜はそのときに植えられたものかもしれない。

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 突然現れる山里の風景。こんな地味な山桜も嫌いじゃない。

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 水源公園は矢作川沿いに作られた公園で、桜の木が500本ほどあるそうだ。
 名物は矢作川に映るライトアップされた夜桜で、写真を見たら自分でもどうしても撮りたくなった。
 しかし、現地に着いて愕然とする。看板を読むと、ライトアップは前日で終わっているではないか。そんな馬鹿な……。
 まったくそんなこと思いもしなかった。単純に、桜が咲いている期間はずっとライトアップされているものと思い込んでいて、確認しようとさえ考えつかなかった。なんて間抜けな。わざわざ電車まで使って行ったのに。
 しばらく呆然としてしまったけど、気を取り直して少しでも桜を撮っていくことにした。曇天の空で光がなかったのも残念だった。おまけに、帰りは雨に降られることになる。

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 散った花びらが、矢作川をゆっくり流れていく。

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 ところどころに植えられたしだれ桜の濃いピンク色がアクセントになっている。
 桜は散っていたといえば散っていたし、残っていたといえばそうとも言える。全体に7分残りくらいだっただろうか。

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 時折吹く強い風が花吹雪を作り出した。わぁーっと歓声が上がる。

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 少年も花吹雪を狙う。けど、花吹雪を撮るのはとても難しい。今年の目標はまだ達成できていない。

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 ここの桜トンネルは、モミジなどの別の木が混在している。見た目はよくても、写真に撮ると雑然とした感じになってしまう。

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 ライトアップがないのなら粘っても仕方がない。ほどほどのところで切り上げて帰ることにした。
 なんとも心残りというか残念なことになってしまったのだけど、そんなこともある。

 桜便りはまだしばらく続くのであった。
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コメント
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    2011/04/15 01:37
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