http://www.youtube.com/watch?v=ncPasthXUTo
スライドショーの第二弾を作ってみた。今回のテーマは、街の中の人の営みというものにした。
スライドショーといえば、やはり曲があってこそという思いが強くなって、今回は一応曲もつけてみた。
誰のどんな曲が自分の写真に合っているのか、あれこれ試してみた。今聴いている曲や、過去に好きだった曲の数々を、思いつくままに流してみる。
しかし、どうもしっくり来るものがない。いつも好んで聴いているのはJ-POPなのだけど、日本の曲は圧倒的にラブソングの割合が多くて、それは自分の写真の内容にマッチしない。応援歌もちょっと違うし、速いテンポやうるさい曲は絶望的に馴染まない。好きなコブクロやミスチルでは、曲の方が強すぎて写真が負けてしまう。
YouTubeが用意した曲をいろいろ試してみても、これといったものが見つからない。ジャズではないし、ブルースでもロックでも、クラシックでもない。シャンソンって感じでもないし、ポップスの中で合いそうなものもありつつ、これといった決め手がない。
そんな中、ついに自分の写真と相性のいいジャンルを見つけた。それはほとんど聴いたことがない英語のフォークやカントリーだった。なんだか知らないけど、自分の写真とカントリーのリズムやテンポが妙にフィットする。サウンド感がしっくりくるというのか。自分の写真がカントリー調だったなんて、今まで思ったこともなかった。ハリウッド映画なんかでカントリーを聴いてるやつは田舎者だと馬鹿にされているようなシーンが出てくるけど、アメリカにおけるカントリー音楽というのは日本に置き換えたらどんなジャンルになるんだろうか。演歌とは少し違うような気がする。
そんなわけで、今回はカントリー&フォークのジャンルの中から一曲選んでつけてみた。この曲はカントリーというよりフォークに属すのだろうか。そのあたりの違いはよく分からない。また他のも聴いてみて、もっと合うのがあったら変えるかもしれない。
今回、写真に曲をつけるという作業の中で、自分の写真のサウンド感というのがどういうものかというのを考えるよいきっかけになった。
逆に、音楽を先に決めて、それに合った写真を撮るというアプローチもある。Soweluの「MOON ON THE WATER」のための写真なんかも撮ってみたい。それは月夜の写真ということになるだろう。
これからもスライドショー作りはやっていきたいと思っている。