良くも悪くもオレ流サンデー

料理(Cooking)
サンデー1

PENTAX K-7+PENTAX FA 50mm f1.4



 今回もまた、良くも悪くも自分らしい料理になった。誰に習ったわけでもなく、誰か特定の料理人のレシピをお手本にしたわけでもない。自分が食べたいものを自己流で作っていたら、いつの間にかこんなスタイルの料理が定着してしまった。
 もはやここから脱却することは容易ではない。脱自己流を目指すならば、自分が食べたいものではないものを作るようにするしかない。人のために作れば、少しは変わっていくかもしれない。
 ここ最近の成長としては、薄味仕上げを覚えたというのがある。当たり前のことだけど、味が濃すぎるのを薄くするよりも、薄すぎるのを濃くする方が簡単で破綻が少ない。熱い状態よりも冷めた方が味付けは濃く感じるもので、味見の時点でちょうどいいのは濃すぎるということが、今更ながら分かってきた。気づくの遅っ。
 やや控えめに味付けをしていって、ちょっと物足りないかなと思うあたりで止めておくと、食べるときにちょうど良い加減になる。それが分かってからは、味付けの失敗は少なくなった。
 そんなわけで、今日は上の3品を作って美味しく食べた。

サンデー2

 白はんぺんとエビの団子(崩れ)中華あんかけ。
 白はんぺんを細かく刻んでつぶす。
 エビの下処理をして刻む。
 山芋をすり下ろす。
 それらにスウィートコーンと小麦粉を加え、よく混ぜる。塩、コショウ、中華の素で下味をつける。
 スプーンですくって、ごま油で焼く。柔らかいので団子状にならず。
 たれは、ごま油、酒、みりん、しょう油、中華の素、砂糖、唐辛子をひと煮立ちさせ、水溶きカタクリ粉でとろみをつける。
 刻んだレタスを敷いて、たれをかけて食べる。
 ふわふわ食感で、コーンの甘さが効いている。

サンデー3

 野菜蒸しのツナ・カレー・チーズあえ。
 味は良かったのに見た目が悪くなってしまったのが惜しい。作る段階で、蒸すのか煮るのか焼くのか、迷いが生じてしまって、なんだかぐずぐずの感じになった。
 火が通りにくいジャガイモとニンジンは蒸し器で蒸した。
 火が通りやすいキャベツ、タマネギ、トマトはタジン鍋で蒸し焼きにした。
 二つをあわせて、フライパンに移し、油抜きしたツナ缶、カレー粉、スライスチーズ、酒、みりん、しょう油、白だし、塩、コショウで炒める。
 最初から全部蒸し器でやっていたら、もう少しきれいに仕上がっただろうか。

サンデー4

 マグロ蒸しの卵とじ。
 マグロに塩、コショウ、酒を振ってしばらく置き、タジン鍋に酒、みりん、しょう油、白だしを入れて蒸し焼きにする。
 刻んだ長ネギ、輪切りにしたオクラ、とじた卵を混ぜ、タジン鍋に流し入れる。卵が半熟に固まったら完成だ。
 オクラがけっこうポイントになっていて、こうして食べるとオクラも美味しい。

 明日は春分の日で、いよいよ季節は春だ。ツクシも見たし、タケノコなんかの春の食材もそろそろ出回ってくる。来週以降はそれらも活用して、春らしい料理を作っていきたい。
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック