
PENTAX K-7+TAMRON 28-75mm f2.8
久しぶりに、日曜日に作るサンデー料理だった。作り終わってから、あ、しまった、と思う。そういえば、今週はグランパス優勝記念で赤い料理を作るんだった。すっかり忘れていた。
出来上がった料理は、緑色を欠いたアンチ・エコ的な料理だった。緑の野菜の存在はすっかり飛んでいた。季節に合わせた秋枯れ料理風情といえなくもない。
顔ぶれとしては、いつもとあまり変わらないバリエーション料理だ。ただ、ひと品、イカ料理を作ったのが、やや珍しい。イカとかタコとかホタテとか、そういった魚介類はあまり好きじゃないから、普段食べることはめったにない。けど、今日のイカ料理はかなり美味しかったから、今後はイカに対する見方が少し変わりそうだ。イカって、美味しいじゃないイカ。そうでゲソ?

焼きタマネギの刻みエビ乗せ。
タマネギを厚めの輪切りにする。
端っこの方のタマネギを刻み、オリーブオイルで炒める。
エビの下処理をして、やや大きめに刻む。塩、コショウ、酒を振る。
エビを追加して、白ワインを入れて、強火でざっと炒める。
しょう油、砂糖、ワインビネガー、コンソメの素、唐辛子、塩、コショウで味付けをして、水溶き片栗粉でとろみをつける。
タマネギは、軽くカタクリ粉をまぶして、魚焼きグリルで両面を焼く。塩、コショウを振る。
このままではちょっと食べづらいから、タマネギは半分に切り込みを入れた方がいいかもしれない。
緑色を加えるとしたら、アスパラ炒めあたりだろうか。

イカのフリットしょう油カスタードマヨネーズソースがけ。
イカは下処理をして、2センチ幅くらいの短冊切りにする。酒でもんで、水でよく洗う。その後、皮をむく。
しっかり水気を拭いて、小麦粉をまぶす。
小麦粉、マヨネーズ、卵、水、カレー粉、塩を混ぜて天ぷら粉を作る。
イカに衣をつけて揚げる。油がはねやすいので注意。
オリーブオイル、白ワイン、しょう油、マヨネーズ、マスタード、スイートチリ、砂糖、塩、コショウをひと煮立ちさせてソースを作る。
イカを見直す美味しさだった。これはオススメ。

和洋折衷野菜スープ。
大根は、米を入れて下茹でする。あく抜きのため。
ニンジンも下茹でする。
酒、みりん、しょう油、白だしで、鶏肉を煮る。
下茹でした大根とニンジン、白菜を加え、中弱火くらいで煮ていく。
具材が柔らかくなってきたら、トマトを追加する。塩、コショウ、白だしで味を調える。
溶き卵を入れて、少し強火にして、固まり始めたら火を止める。
トマトが入っているのがやや洋風だけど、味付けは和風となっている。
彩りに難ありながら、味はよかった。特にイカのフリットは、また明日にでも食べたいくらいだ。
今日で11月も終わって、今年のサンデー料理も残すところ4回となった。季節も秋から冬へと移り変わってゆく。寒くなれば、食べたい料理も変わってくる。