
PENTAX K-7+PENTAX DA DA 16-45mm f4 / 55-300mm f4-5.8
先週の岩屋堂に続いて、今週もmihopapaさんと白鳥庭園で撮影会をしてきた。夕方前に待ち合わせて、ライトアップにかけて二人で撮った。
この日は無料開放日ということで、大勢の人が訪れていた。普段の静かな白鳥庭園の姿しか知らないから、あんなに賑わっている庭園の様子にかなり戸惑った。駐車場も長蛇の列ができていて、さすがお得感に弱い名古屋人だと思う。もちろん、我々もその一員なのだった。
あれだけ人が多いと、人撮りはかえって難しくなる。整理がつかないから難度が上がる。それでも二人撮りの心強さもあって、自覚している以上に人を撮っていた。
白鳥庭園を訪れるのはちょっと久しぶりだった。紅葉の時期に行ったことはなかったから、そういう部分では新鮮味があって、なかなか楽しめた。ライトアップまでしっかり撮って、3時間ちょっとの撮影会となった。

コイにエサをあげる母子。
普段は腹を空かしているコイたちも、この日ばかりは満腹だったようで、食いつきが悪かった。朝からさんざんもらっていたのだろう。食い意地が張ったコイといえども、限度がある。

ここにすみついているのであろうカルガモたちも、この日の賑わいには驚いたに違いない。

紅葉情報では見頃となっているものの、実際はまだまだこれからといったところだった。青々しているところも多く、一方では枯れているものもあって、足並みが揃っていない。来週末あたりが見頃になるんじゃないかと思う。

ここは中部地方の地形をモチーフに庭園が造られている。築山を御嶽山、水の流れを木曽川や伊勢湾に見立て、水がぐるりと周回している。
なので、水の風景に変化があって、被写体にも事欠かない。紅葉シーズンは特に人気が高くて、写真を撮りに訪れる人も多い。

橋と紅葉と映り込みは三点セットだ。

姿勢がいいお兄ちゃんと妹の記念撮影風景。
古き良き観光地の光景を見るようだった。

人が多くて賑わってはいるものの、少し外れると人も少なくなり、のんびりムードが漂う。家族連れやカップルなどが多かった。

この地方に雪は滅多に降らないのだけど、白鳥庭園の冬の風物詩として雪吊をする。雪吊ショーとして、毎年見せているようだ。ちょっと兼六園を意識しているかもしれない。ここらではあまり見られない光景なので、貴重といえる。

PENTAXのお仲間さんを見つけた。

コイのエサを横取りするユリカモメ。
ユリカモメが来たとなると、いよいよ冬を実感する。

こんなチャンスは逃さない。
携帯の画面にピントを合わせた方がよかった。

ユリカモメの飛翔。
神経が図太くて気が強いやつらだから、人が大勢いても平気だ。

日本庭園といえば赤い和傘が定番で、またよく似合う。

そういえば、白鳥庭園には三つの音色を奏でる水琴窟があるのだけど、音を聞くのを忘れていた。

水と落ち葉のスケッチ。
ここまでが前半の写真だ。このあと、日が傾き、日没時間にはライトアップが始まった。その様子は、次回の後編で。
つづく。