紅葉の見頃には少し早かった白鳥庭園<前編>

紅葉(Autumn leaves)
白鳥庭園1-1

PENTAX K-7+PENTAX DA DA 16-45mm f4 / 55-300mm f4-5.8



 先週の岩屋堂に続いて、今週もmihopapaさんと白鳥庭園で撮影会をしてきた。夕方前に待ち合わせて、ライトアップにかけて二人で撮った。
 この日は無料開放日ということで、大勢の人が訪れていた。普段の静かな白鳥庭園の姿しか知らないから、あんなに賑わっている庭園の様子にかなり戸惑った。駐車場も長蛇の列ができていて、さすがお得感に弱い名古屋人だと思う。もちろん、我々もその一員なのだった。
 あれだけ人が多いと、人撮りはかえって難しくなる。整理がつかないから難度が上がる。それでも二人撮りの心強さもあって、自覚している以上に人を撮っていた。
 白鳥庭園を訪れるのはちょっと久しぶりだった。紅葉の時期に行ったことはなかったから、そういう部分では新鮮味があって、なかなか楽しめた。ライトアップまでしっかり撮って、3時間ちょっとの撮影会となった。

白鳥庭園1-2

 コイにエサをあげる母子。
 普段は腹を空かしているコイたちも、この日ばかりは満腹だったようで、食いつきが悪かった。朝からさんざんもらっていたのだろう。食い意地が張ったコイといえども、限度がある。

白鳥庭園1-3

 ここにすみついているのであろうカルガモたちも、この日の賑わいには驚いたに違いない。

白鳥庭園1-4

 紅葉情報では見頃となっているものの、実際はまだまだこれからといったところだった。青々しているところも多く、一方では枯れているものもあって、足並みが揃っていない。来週末あたりが見頃になるんじゃないかと思う。

白鳥庭園1-5

 ここは中部地方の地形をモチーフに庭園が造られている。築山を御嶽山、水の流れを木曽川や伊勢湾に見立て、水がぐるりと周回している。
 なので、水の風景に変化があって、被写体にも事欠かない。紅葉シーズンは特に人気が高くて、写真を撮りに訪れる人も多い。

白鳥庭園1-6

 橋と紅葉と映り込みは三点セットだ。

白鳥庭園1-7

 姿勢がいいお兄ちゃんと妹の記念撮影風景。
 古き良き観光地の光景を見るようだった。

白鳥庭園1-8

 人が多くて賑わってはいるものの、少し外れると人も少なくなり、のんびりムードが漂う。家族連れやカップルなどが多かった。

白鳥庭園1-9

 この地方に雪は滅多に降らないのだけど、白鳥庭園の冬の風物詩として雪吊をする。雪吊ショーとして、毎年見せているようだ。ちょっと兼六園を意識しているかもしれない。ここらではあまり見られない光景なので、貴重といえる。

白鳥庭園1-10

 PENTAXのお仲間さんを見つけた。

白鳥庭園1-11

 コイのエサを横取りするユリカモメ。
 ユリカモメが来たとなると、いよいよ冬を実感する。

白鳥庭園1-12

 こんなチャンスは逃さない。
 携帯の画面にピントを合わせた方がよかった。

白鳥庭園1-13

 ユリカモメの飛翔。
 神経が図太くて気が強いやつらだから、人が大勢いても平気だ。

白鳥庭園1-14

 日本庭園といえば赤い和傘が定番で、またよく似合う。

白鳥庭園1-15

 そういえば、白鳥庭園には三つの音色を奏でる水琴窟があるのだけど、音を聞くのを忘れていた。

白鳥庭園1-16

 水と落ち葉のスケッチ。

 ここまでが前半の写真だ。このあと、日が傾き、日没時間にはライトアップが始まった。その様子は、次回の後編で。
 つづく。
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コメント
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    2010/11/23 21:06
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