
PENTAX K-7+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 / 16-45mm f4 / TAMRON 90mm f2.8
ミスせともの撮影会のあと、mihopapaさんと合流して、ミニ撮影会となった。二人でぷらぷら歩きつつ、話しをしつつ、紅葉を撮りつつといった感じで、2時間半ほど二人で撮り歩いた。
この日はミスせともの撮影が7、紅葉撮りが3くらいの割合で考えていた。紅葉の進み具合としては、6割から7割くらいだったろうか。見頃にはまだ少し早い。ただ、撮り頃ではあった。見た目が真っ赤になった頃は葉も傷んで、落ち葉も増えるから、そうなると紅葉撮りとしてはもう遅い。桜同様7割から8割くらいのときがちょうどいい。緑から黄色を経て赤へと至るグラデーションも撮れる。
岩屋堂は去年も訪れて紅葉を撮った。紅葉シーズンに訪れたのは去年が初めてだったのだけど、岩屋堂自体何度となく訪れているところなので、すっかり新鮮味はない。お馴染みの風景だ。
それでも、今年しか撮れない紅葉風景もある。一期一会でしっかり撮りたいという気持ちは強く持っていた。

黄葉というとイチョウのイメージが強いけど、山には黄色く色づく木々もけっこうある。黄葉のグラデーションもなかなかいい。

赤、緑、黄色は、料理の三原色でもあり、紅葉の三原色でもある。いろんな色の競演が、秋の山の華やかさを演出する。

二つの柿が、少し寂しそうに見えた。

小川の流れが、モミジの赤に染まる。

寒さに耐え、ほんのりピンクに染まって可憐に咲くフユザクラ。

足元にはナデシコが咲いていた。

紅葉は始まったそばから終わってゆく。
早い時期に訪れると、きれいさを保った落ち葉を見ることができる。

川岸も、落ち葉に彩られて、晩秋の風情。

瀬戸大滝から落ちた水の流れ。
違う季節に何度も撮っているけど、秋には秋の風景がある。
残念ながら、落ち葉ぐるぐるは見つけられなかった。

紅葉越しに見る瀬戸大滝。

小さな子供を抱っこしたお父さんと、その顔をのぞき込むお母さん。

ライトアップまで粘って撮った、定番カット。中日新聞に載った写真とほぼ同じところから撮っている。
岩屋堂のライトアップの一番いい場所はここで、逆に言えばここしかないから、みんな同じような写真になってしまう。
橋の上の人を上手く整理できなかったのはよくなかった。理想をいえば、ひと組のカップルだけがこちらを向いてじっとしていて欲しかった。そんな都合のいい瞬間を撮りたければ、もっと長時間粘る必要があっただろう。

ライトアップされた紅葉が、川面に映る。

紅葉の隙間から半月を写す。
障害物を避けると、どうしても月を中心に持ってくることができなかった。
初めてのモデル撮影でもあり、mihopapaさんとの初撮影会でもあったので、いろいろ収穫の多い岩屋堂行きとなった。納得いく写真もそこそこ撮れたし、満足した。
紅葉はこれから本格的なシーズンとなる。それほど長い期間ではないから、行きたいところは急いで回らないといけない。まずは近場を何ヶ所か巡って、遠方も一ヶ所くらいは行きたいと思っている。