
PENTAX K-7+PENTAX DA DA 55-300mm f4-5.8 / TAMRON 90mm f2.8
家から自転車で20分のところにある小幡緑地本園。前からちょくちょく行っていたけど、最近その頻度が上がっている。自転車で行くのにほどよい距離で、公園内も自転車で移動できるから、車のときよりも楽だったりする。行き帰りの坂道がちょっときついのだけど。
この公園がいいのは、水風景があることだ。池が三つあって、それぞれ違う風景を見せてくれる。小さな流れもある。猫もたくさんいるから、どの季節に行っても、何かしら撮るものがある。秋になれば虫も花もなくなって寂しくなるものの、代わりに渡りのカモが飛来する。
訪れるのは、たいてい夕方だ。夕焼け空と水風景を絡めて撮りたいと思うから、日没前くらいに行くことが多い。
今回の写真は、別の日に訪れた二回分を一回にまとめている。

秋のカマキリ。
虫が少なくなった今の季節、モデルになってくれる貴重な存在だ。
カマキリはどこからその自信が来るのか知らないけど、人を見ても逃げないし、レンズを向けられてもまったく動じることがない。小さな黒い目でこちらを見ている。攻撃してくるようなこともないから、被写体としてはとても都合がいい。フォトジェニックで魅力的でもある。

草むらの中の猫。モデル撮影っぽい。

ノラ顔。いい面構えだけど、いかにもノラといった感じだ。
猫も育ちが顔に出る。飼い猫は飼い猫の顔をしているし、ノラはやっぱりノラの顔だ。

あ、UFO。
謎の発光物体を捉えた。
写真を拡大してみると飛行機っぽい形をしているのだけど、そうとも言い切れない。
夕陽に照らされたにしては光が強すぎたし、ちょっと目を離したら消えてなくなっていた。
未確認飛行物体とはあまり関わらない方がいいような気もする。

この日は風が強くて、水面の映り込みが撮れなかった。
長時間露光で夕陽のピンクを写す。

ここからは別の日。このときは風が弱くて、水面はまずまず穏やかだった。
紅葉もけっこう進んできた。まだ少し先と思っていた紅葉シーズンも、もう目の前まで迫っている。

雲の間から光のシャワーが降り注ぐ。
夕焼けショーの始まりだった。

75秒くらいの露光。これくらい長時間になると、水面が鏡面仕上げになる。さざ波の状態によって仕上がりが違ってくる。

長時間露光では、流れる雲にも動きが出る。
空一面がオレンジに染まることはなかったけど、雲の表情がドラマチックだった。

太陽が沈んで、暗転した。
秋は夕景撮りが面白い。