
PENTAX K-7+TAMRON 28-75mm f2.8
料理を作り終えて皿に並べて思った。私はそんな黄色い料理に育てた覚えはありません、と。
うーん、どうでしょう。と、一昔前のチョーさんのモノマネが出てしまう。
少し前までは油断すると全部茶色になっていた。それが最近、黄色になる傾向がある。これは果たして進歩と言えるのだろうか。
頭の中のイメージでは、白系を基調としてそこそこカラフルな料理になるつもりだったのに、出来上がってみたら黄色一色に染まっていた。黄葉にちなんだつもりはない。
こういう料理を作りたいんじゃないんだよなぁと、思う。もっと、こう、軽やかな料理が作りたい。
ぼんやりしたイメージとのギャップをなかなか埋められずにいる。

ほうれん草の卵とじ。
のつもりが、いろいろ加えていたら、ほうれん草は主役の座から脇役に追いやられてしまった。
ほうれん草を軽くゆでて、あげる。
ごま油でショウガ、豆板醤、酒、みりん、しょう油を炒め、エビと鶏肉を追加する。
ニンジン、ほうれん草、豆腐も入れて、中華の素、塩、コショウで味付けをする。
最後にとじた卵を入れてかき混ぜて、ほどほどに固まったら完成だ。
ほうれん草の卵とじの豪華版といえばそうだ。

鯛蒸しの白菜ソースがけ。
刺身用の鯛を薄切りにして、塩、コショウ、酒を振る。
タッパーに入れて、白だしを振りかけて、レンジで1分半か2分くらい加熱する。
ほうれん草をゆで、酒、みりん、しょう油、白だし、塩、コショウ、砂糖、唐辛子で味付けして煮詰め、水溶き片栗粉を入れる。これをソースにして、蒸し鯛にかけて食べる。
鯛しゃぶにしてもいい。

サツマイモのマヨネーズ和え。
サツマイモも秋の味覚の一つだ。この時期になると思い出して食べたくなる。
サツマイモは水にさらしてあく抜きをする。
それを柔らかくなるまでゆでる。途中であく取りをする。
取り出して、水気を切る。
タマネギと、油切りしたツナ缶を炒める。
オリーブオイル、酒、みりん、しょう油、白だし、塩、コショウ、砂糖、カレー粉、マスタード、マヨネーズ、ヨーグルトで味付けをしながら、カボチャを炒めていく。香ばしい感じになったら出来上がりだ。
サツマイモも甘さを打ち消す方向でいくと、おかずになる。天ぷらも食べたい。
今週はこんな感じの料理になった。来週もあまり時間はかけられそうにない。それでも、もう少し彩りに関しては気を遣っていかなければいけないと思う。それは、時間があるないの話ではない。