行かなくてもいいけど行ってもいいトリエンナーレ <第一回>

トリエンナーレ1-1

PENTAX K-7+PENTAX DA 16-45mm f4



 8月21日から始まった、あいちトリエンナーレ2010も、残り1週間を切った。今月いっぱい、10月31日が最終日だ。早く行って紹介して、これから行く人のお役に立ちたいと思っていたのに、なんだかんだで行くのも紹介するのも遅くなった。もはや情報としては役に立たないかもしれない。事後報告のような形になってしまった。
 それでもまだ今週末があるから、今日から駆け足で紹介して、迷っている人の背中を押したいと思う。1,800円は、しっかり全部回るなら安いし、全部回れなくても今ならチケットも安売りしてるはずだ。
 会場があちこちに分かれているから、一日で全部回るのはちょっと厳しい。主な会場は、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、納屋橋、長者町で、少なくとも2日はかかる。特に最後の週末は混雑するのは間違いない。場所によっては行列ができる。
 どこから回るのがいいかといえば、愛知芸術文化センターがいい。ここが一番見るものもあるし、写真を撮れるものもそれなりにあって楽しめる。まずはそこから紹介を始めることにしたい。
 玄関前には水玉プリウスがとまっている。黒い水玉プリウスは街を走っているのを見た。赤のこれは展示用だろうか。
 水玉といえば草間彌生らしいのだけど、現代美術全般の知識がない私としては、誰でしょうそれ、といった感じだ。高校生の頃、やたら水玉の服を着ていた私だけど、あれは何か気の迷いだったとしか思えない。

トリエンナーレ1-2

 入ってすぐ、緑色の巨大風船みたいなのが目を惹く。これが大きな蛇のように会場をうねっている。
 だいぶ予備知識を仕入れて行ったので、驚きはなかった。むしろ何も知らないまっさらの状態で行った方が楽しめる気もする。

トリエンナーレ1-3

 愛知芸術文化センターは撮影可のものがわりとあるのだけど、不可のものも多くて、少し残念だ。
 これは撮影できるので、みんな撮っていた。水玉の草間彌生のカボチャだ。

トリエンナーレ1-4

 撮影できるのが限られているので、他の人のページを見ても、同じものが紹介されている。この彫刻のシロクマもそうだ。
 同じ作家の別作品は撮影不可となっているのはどういう理由なのだろう。マレーバクとかかわいかったので、撮りたかった。

トリエンナーレ1-5

 穀物で戦闘機を作ったのかと思ったら、戦闘機に穀物を貼り付けたものだった。
 武器と食物とのアイロニカルといったようなことだろうか。
 バングラディッシュの作家らしい。

トリエンナーレ1-6

 近づいて見てみる。カラーリングがいい。

トリエンナーレ1-7

 緑の蛇。本当の作品名は知らない。
 予約制で中に入ることもできるそうだ。

トリエンナーレ1-8

 これも人気の草間彌生作品、水玉の花。

トリエンナーレ1-9

 素材は分からないけど、テカテカした質感がよかった。

トリエンナーレ1-10

 これは面白かった。図鑑から切り抜いた植物がたくさん並べられている。偏執狂的だけど、ここまでやれば作品と呼べる。
 10階渡り廊下の奥なので、見落としがちだ。

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 近くから見るとこんな感じ。針金で立たせてある。
 コツコツやれば誰でもできる。けど、たぶん、この人以外はここまではやらない。

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 アフリカ音楽の部屋だったか。
 ライティングが格好良かった。

トリエンナーレ1-13

 これも作品なのか。ネオンライトが明滅して、光によって廊下の色が変化する。

トリエンナーレ1-14

 なんだかよく分からないものが、これでもかと壁の両側に貼り付けてある。
 面白いけど、意味は不明。現代美術は意味は分からなくても面白ければいいというところがある。

トリエンナーレ1-15

 映像作品が多いのもトリエンナーレの特徴で、中にはなかなか面白いものもあるけど、たいていはよく分からない。
 これは映像の中の写真だったのか、そうではなかったのか、映像は横目でちらっと見ただけなので内容は把握していない。

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 テレビ塔とオアシス21。正面には名古屋駅のタワー。

トリエンナーレ1-17

 トリエンナーレとは関係のない常駐のオブジェだと思う。大地とかいうタイトルだったような気がする。

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 切り取られた空。

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 愛知芸術文化センターの建物。

トリエンナーレ1-20

 オアシス21にて。

 写真は撮れなかったのだけど、この会場で一番楽しみにしていたのが、宮永愛子の「結-ゆい-」という作品だった。
 舟の中にナフタリンで作った透明の靴が置かれていて、時間の経過と共に揮発して消えていくというものだ。すでに3分の2くらいが消失していたのだけど、とても繊細で美しい作品だった。
 トリエンナーレ全体でも、あの作品を見られたのが一番の収穫だった。この作家には今後も注目していきたい。
 他の会場は写真を撮れるものが少なくて、あまり紹介するものがない。長者町は、町並みとあわせてあれこれ撮るものがあったので楽しかった。
 今週はトリエンナーレ週間ということにして、引き続きトリエンナーレ関係について紹介することにしたい。

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2010/10/27 (Wed) 21:39 | REPLY |   

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