
PENTAX K10D+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 / DA 16-45mm f4
二本立ての二本目は、長久手の風景とモリコロパーク編をお届けします。
9月の半ば、今から2週間ほど前に、長久手にあるトヨタ博物館へ行ってきた。そのときの写真は旬のネタではないから後回しにしていいのだけど、その行き帰りで撮った長久手風景の写真は季節ものなので、先に出しておくことにした。2週間前は、まだ夏の延長戦をやっていた。ここ数日、一気に秋めいてきて、夏の風景が急速に季節外れになりつつある。気づくと、虫もずいぶん少なくなった。
この頃はまだアゲハも元気に飛び回っていた。今年の夏は、特別に暑くて長かった。

右はイチモンジセセリで、左はヒメアカタテハだろうか。
花はオトコエシかと思ったけど、ちょっと違う。見覚えはあるのだけど。

稲刈りが済んでいるところと、まだのところがある。長久手や尾張旭は、比較的遅い方だ。特に、尾張旭は遅い。
稲刈りが終わった田んぼ風景は寂しい。

田んぼの上を飛んでいたのは、ウスバキトンボだったろうか。
飛んでいるトンボを至近距離で撮るという目標は、今年も達成できなかった。また来年だ。

モリコロパークの大観覧車。この日も乗客は少なそうだ。と思って見上げていたら、大きな黄色い背中が見えた。よく見ると、ぬいぐるみのようだ。くまのプーさんか。
あんまり人が少ないから、プーさんをサクラとして乗せているのか。

再現されたグローバルループ。
万博の面影があまり残っていないモリコロパークで、最も愛・地球博のことを思い出すのがここだ。
9月25日で、閉幕5周年を迎えた。私が行ったのは、閉幕直前のちょうどこの時期だった。あの日もものすごく暑い日で、グローバルループをぐるぐる歩き回りながら大汗をかいて、やたらアクエリアスを飲んでいたのを覚えている。
あれからもう5年かとも思うし、まだ5年かという気もする。

グローバルループでぐるぐる回っているこいつは、もしかしたら風力発電かもしれない。
上空には月が浮かんでいた。

高速シャッターで水滴撮り。一度これをやってみたかった。

今回も、サツキとメイの家は、遠くから眺めただけだった。
最近は、見学するにはどうすればいいようになったのだろう。
一度くらい近くから見たいとは思うけど、内部の撮影禁止というのがつまらない。

緑の映り込みがきれいな時期も、あと少しだ。次は紅葉の映り込みの季節になる。

夕日に照らされる池では、カルガモがのんびり浮かんでいた。
この池も、もう少ししたら渡りのカモで賑やかになる。

水面をバタバタ叩きながら騒いでいたのは、カイツブリだったか。

芝生広場とリニモ。
花畑に花は咲いていなかった。今頃はそろそろコスモスが咲き始めているだろう。

これがこの夏の最後に見た入道雲となった。

夕焼け空と、時計塔のシルエット。

入道雲が夕焼け色に染まった。
そろそろ帰ることにする。

帰り道の田園風景。家々のあちこちから煙が上がっている。何か燃やして煙が立ち上っている光景も、昔ながらの日本の農村風景だ。
まだ夏の写真は残っている。明日からも二本立てで、どんどん出していかないと。