
PENTAX K10D+PENTAX DA 16-45mm f4
ここのところ写真を撮りに頻繁に出歩いていて、写真の在庫が増える一方になっている。メインのネタに付随する小ネタなどもたくさんあって、出し切れないまま次のネタに移っていくから、たまった小ネタがだんだん古びていっている。季節も秋へと移り変わり、夏の光の写真は季節外れになってきて、気持ちが焦り始めた。こうなったら、メインのネタが軽めのときは二本立てにするしかない。
そんなわけで、今日の一本目は、どまつりに行ったとき、会場を移動しながら撮った町並み風景の紹介となる。
どこで撮ったのだか、すでに記憶が曖昧になっていて、はっきり覚えていない。エリアとしては、丸の内から駅北、名古屋城西あたりだったと思う。写真は場所も順番も飛んでいるかもしれない。
一枚目のこの銭湯も、どこで撮ったか思い出せない。円頓寺へ向かっている途中で見つけたような気がする。昭和の雰囲気たっぷりな銭湯だった。しかも、いい具合におばあさんがやって来た。

円頓寺商店街。どまつりが終わって間もない時間だったのに、すでにいつもの様子に戻っていた。週末の午後とは思えないほど閑散としている。

円頓寺商店街を抜けて少し行ったところにあった格子の家。
説明版に書かれていた内容は、さっぱり覚えてない。

木と磨りガラスのドアが懐かしい。

裏通りに入ると、まだ古い建物がけっこう残っている。

車で生活していたときには知らなかった裏通りの顔。
レトロ好きと自転車は相性がいい。

これもある種のもじゃハウス。玄関先が半ばジャングル状態になっている。

どまつりの踊りを撮りにいった日、違う時間、違う場所でこんなのを撮ってる自分ってどうなんだろうと、ちょっと思った。
どれでも100円自販機で、ペットボトルのコーヒーを買った。

かつてのモダンも今レトロ。
一番新しいものから古びるという言葉通りなら、今最先端の街並みも、30年後にはレトロになっているかもしれない。

板張りの塀というのも、今どきはめったに見ない。

細い家。倶楽部というのは読める。最初の文字は鞄で、次は馬だろうか。よく見えない。
なんにしても、古そうな建物だ。

そこそこ古そうな建物。
コンクリート打ちっ放しの外装や内装が、斬新で新しいと感じられたのは、バブルの時代だっただろうか。人の感覚というのも、時代と共に変化してゆく。
名古屋駅西のレトロ建物写真がまだ残っているので、近いうちに紹介したいと思う。
二本立ての二本目につづく。