
PENTAX K10D+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8
今日は海上の行き帰りで撮った風景をお届けします。
街の風景も、少しずつ秋めいてきたのを感じる。田んぼも刈り入れの時期になり、一部は稲刈りが終わっていた。新米の美味しい季節だ。
吹く風もカラリとして、真夏のまとわりつくような湿っぽさはない。これからしばらくの間、自転車にはいい季節となる。

夏の終わりを思うシーンは色々ある。枯れたヒマワリもその一つだ。
夏の太陽を浴びて元気いっぱいに咲いていた姿が印象的なだけに、力尽きたようにうなだれて茶色く枯れているのを見ると、季節の残酷さのようなものを思う。この姿は、他人事ではない。
今年の夏は特別暑かったから、ヒマワリもしんどかったんじゃないだろうか。

川端でモミジアオイが咲いていた。日本の川の風景に、南国のようなこの赤は似合わない。でもこいつ、実は北アメリカ原産だ。アメリカのどんな風景に似合うのだろう。

ダイサギとカワウが、互いにそっぽを向いている。生息域はけっこう近いし、エサでも競合しそうなのに、見知らぬ隣人同士のように振る舞っていることが多い。ケンカもしない代わりに仲良しでもない。

いいタイミングで撮れた。車のときも運転しながら片手撮りをよくしていたけど、自転車でもやっている。

あれ? と思った。愛知環状鉄道の線路に、JR中央線の車両が走ってる。一瞬、こんなところに中央線の線路が走ってたっけと混乱してしまった。そんなはずはない。
愛知環状鉄道は、JR中央線の高蔵寺駅と、JR東海道本線の岡崎駅を結んでいるから、その関係で愛知環状鉄道に乗り入れているのだろう。それでも初めて見たので、ちょっと驚いた。

車置き場といえばそうだ。町中にあって、草に埋もれているのはちょっと珍しい光景だ。

何かのタンクと錆びたハンドル。廃墟に通じるような、なんとなく心惹かれる風景だった。

時間帯は急に飛んで、ここからは帰り道の風景となる。
西日を浴びるこの花は何だろう。ヒマワリの小型版みたいな、よく見かける花だ。

海上の森の最寄り駅、山口駅。一番近いといっても、森の入り口まで歩いて30分くらいかかる。駅前に行ったのは初めてだった。

夕暮れ時の線路風景は、どことなくセンチメンタルな感じがする。

瀬戸デジタルタワーを見るたびに、もったいないなぁと思う。なんでもっと人が集まるような観光スポットにしなかったんだろうと。
東京スカイツリーのようにとはいかないまでも、もう少し魅力的な施設にできなかったのだろうか。姿もカッコよくない。

オレンジに染まった小さな空。
これだけ写真を撮っているのに、いまだにUFOも、UMAも、カッパも、ツチノコも撮れない。残念だ。

夕闇迫る田んぼ風景。これからはますます日が短くなって、帰り道は夜になることが多くなる。そうなると、あまり写真を撮れない。
夏が過ぎれば、すぐにまた夏が恋しくなる。
そろそろ気持ちを秋に向けて切り替えていく必要がありそうだ。ヒガンバナやアサギマダラなどの時期も近づいている。
海上の森は、今年中にもう一回は行っておきたい。次は秋が深まった頃になるだろうか。
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