弓道大会やダンスなどのイベントを追いかける <第二回>

イベント(Event)
せともの祭2-1

PENTAX K10D+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 / TAMRON 28-75mm f2.8



 せともの祭の関連イベントの中で、子供相撲とともに撮りたいと思ったのが、弓道大会だった。
 普段の大会では、部外者がカメラを持って入っていって勝手に撮るというのは、なかなかできない気がする。特に弓道なんてものは、しんと静まりかえっている中で行われるものだから、写真を撮るのは気を遣いそうだ。けど、せともの祭協賛と銘打っていたから、それならせともの祭のお客として写真を撮っても許されるんじゃないかと考えたのだ。
 会場は少し離れた瀬戸市民公園の弓道場だった。おそるおそるという感じで入っていくと、案の定というか、部外者の姿はなく、競技者と関係者がいるだけで、写真を撮っている人など誰もいなかった。まずいなと思いつつも、せっかく行ったからには少しは撮りたい。静かに近づき、競技者の視界に入らない程度まで前に回って、写真を撮らせてもらった。
 どういう大会なのかはよく分からなかったのだけど、お年寄りから高校生くらいまでの幅広い選手たちがいて、ルールも理解できないまま、競技は粛々と、淡々と進んでいくのであった。的に当たっても外れても、誰も何も反応しないから、どういう状況なのか、まるで掴めない。おーっという歓声が上がったり、拍手がわき起こったりということは一切起きない。けど、間違いなく本番で、練習ではない。弓道大会とはそういうものらしい。

せともの祭2-2

 せともの祭協賛というくらいだから、高校生とかの大会で、多少なりともお祭りムードがあると想像していた。
 実際は、おじいちゃんの競技者が、せともの祭とはまるで無関係な様子で、矢を放つ弓道そのものだった。たくさん矢を当てた人が勝ちなんだろうけど、写真を撮っている場所からは的が見えず、当たったのかどうかさも分からない。放った人もノーリアクションなので、表情から成功したのか失敗したのか、読み取れない。弓道においてはガッツポーズなどというのはしてはいけないものなのだろう。センパイ! ナイスですぅ~! といった後輩からの声援も飛ばない。

せともの祭2-3

 おじいちゃん選手がしばらく続いたあと、女子高生らしき女の子たちが登場した。そうそう、こういう感じを思い描いていたのだ。
 しかし、ちょっと距離がある。ピンと張り詰めた空気感を写し取るには、もっと近づく必要があった。
 それでも、一応思っていたのが撮れたということで、これくらいにしておいた。あまりお邪魔しても申し訳ないような気もしたし、ミスせとものパレードの時間も迫ってきていた。
 せともの祭も、イベントを追いかけていると、けっこう忙しいのだった。

せともの祭2-4

 瀬戸川沿いの風景。瀬戸物廉売のテントや露天が両岸にずらりと並び、人波が途切れることがない。

せともの祭2-5

 瀬戸蔵の上の階から、下のホールを見下ろす。

せともの祭2-6

 パレードは、ボーイスカウトたちのブラスバンドが先を行き、あとからミスせとものを乗せた人力車(だったかな)が続く。

せともの祭2-7

 窯神橋を封鎖した、にぎワイワイステージでは、ダンスなどのイベントが行われていた。
 このちびっこたちは、ヒップホップのチームだった。

せともの祭2-8

 次に名古屋学院大学のダンスチームが登場した。これはいい被写体になると、すぐに感じた。
 ここ最近、パレード型のダンスはよく撮っているけど、ステージものは初めてだった。パレードが基本的に前進の動きに対して、ステージでは前後左右に大きく動くので、こちらの方がずっと難しい。飛びまわる蝶に翻弄されているときのようだ。狙いを定めたダンサーをファインダーの中におさめるのも大変なくらいだった。

せともの祭2-9

 ダンスシーンを撮る上で大事なのは、表情と、手の動きだということが最近分かった。どうしても顔に目がいってしまいがちで、手の動きまではなかなか追い切れない。

せともの祭2-10

 ダンスでも、人を撮るなら逆光か斜光がいい。逆光に照らされる髪の毛がきれいに見えるから。

せともの祭2-11

 少し前まで、ダンスを撮るというのことがどういうことかよく分からなかった。撮っているうちにちょっと分かるようになってきた。この夏は、祭りでたくさんの踊り子さんたちを撮った。

せともの祭2-12

 彼女がこのチームのエースのようだった。
 どのチームにも、目立つかわいい子はいるもので、ある意味ではそれは残酷なことだと思うのだった。この世界は公平じゃない。

せともの祭2-13

 続いてチアダンスが始まった。ちびっこたちのチームが入れ替わり登場して、チアダンスを踊る。
 このときは子供たちの親パワーが強力になって、私は押され気味で、端に追いやられ、あまり写真が撮れなかった。人の輪をかき分けてでも前へ出て自分の子供を撮ろうとする親の勢いには勝てっこない。

せともの祭2-14

 小学生チームの中で、ここが群を抜いた実力だった。華やかで、力強くて、お金を取って見せられるくらいだ。大会とかも出てるのだろう。

せともの祭2-15

 チアダンスも、見てるとけっこう面白い。

せともの祭2-16

 こちらはプロのチアダンサーたち。ナゴヤドームとかで踊っている人たちだ。さすがに大人の演技を見せてくれる。

せともの祭2-17

 最後はちびっこがたくさん出てきて、踊っていた。親御さんたちで大盛り上がりだった。

 私が見たイベント関係はここまでだった。次の大道芸には興味がなかったので、会場をあとにした。
 夜7時すぎから打ち上げ花火大会もあったのだけど、そこまでは間が持たないので最初から見る予定はなかった。
 最後にアーケードや深川神社の方も少し歩いて写真を撮ったので、次回のせともの祭最終回で、そのときの様子を紹介したい。
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コメント
  • 10mよりも近い
    2010/09/14 00:24
    こんばんは。
    拝見しました。オオタさんは窯神橋のかなり左端のほうで撮って
    いたんですね。自分はほぼ真正面で撮っていました。
    絵的にはどちらがいいポジションだったのかはわかりませんが、
    ダンス写真は明日以降にアップします。
    たぶん好みの違いが出るんでしょうね~。
  • 逆光優先で
    2010/09/14 00:47
    ★mihopapaさん

     こんにちは。
     mihopapaは、橋の正面あたりだったんですね。
     私は、なんとなく左端くらいに陣取ったのだけど、逆光で撮りたかったので、あのポジショニングは正解でした。
     あと、正面からだと、背景がちょっとうるさい感じがしたというのもあって。
     正面はポジショニングの激戦区でもありますしね。(^^;
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