気づいたときにはもう夏 ---海上の森の行き帰り

森/山(Forest/Mountain)
海上の森行き帰り-1

PENTAX K10D+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8 / TAMRON SP 90mm f2.8



 稲がだいぶ伸びてきて、田んぼは6月の風景となった。まだ茶色が残る4月から、わずかふた月ほどで緑が完全に支配する世界となる。その激変ぶりに、あらためて驚く。
 昨日は海上の森の虫編だったので、それ以外の写真が少し残った。といっても、ほとんど虫しか撮らなかったので、枚数は少ない。行き帰りに撮った写真とあわせて一回分とする。
 上の風景の場所はどのあたりと言うべきなんだろう。本地から晴丘を過ぎて瀬戸街道と合流するまでの間をなんと呼べばいいのか分からない。町名以前に何市なのかも分かっていない。
 地図を見てみたら、瀬戸市の南西のはずれだった。尾張旭市だと思っていたので、ちょっと驚いた。このあたりは尾張旭と瀬戸と長久手が寄り集まったようなところで、どこにそれぞれの境界線があるのか、把握していない。
 町名でいうと、瀬戸市西本地町のようだけど、本地というと守山区に組み込まれている本地荘のあたりを思うから、ここが本地といわれると少し戸惑う。

海上の森行き帰り-2

 この前、長久手の田んぼで見ることができなかったアマサギを、瀬戸の田んぼで見ることができた。
 田植えが終わった田んぼにはアマサギがよく似合う。
 ダイサギやアオサギなんかよりも見られる確率が低いから嬉しいというのもあるけど、アマサギの色はやっぱりきれいだと思う。

海上の森行き帰り-3

 4羽の群れで、連れないやつらだった。私を警戒して、少し近づくだけで飛んで逃げてしまう。追いかけ回したくなかったのに、結果的に追いかけるような恰好になってしまった。
 もっと近くで飛んでいる姿を撮りたかったけれど。

海上の森行き帰り-4

 キラキラの木漏れ日。光と影の力強さに夏を思う。

海上の森行き帰り-5

 トカゲもたくさんいた。歩くと足元でガサゴソ音がして、慌てて走っていく後ろ姿を見る。
 こいつは撮影に協力的で、かなり近づいても逃げなかった。

海上の森行き帰り-6

 昨日のクモ写真の別バージョン。
 レタッチで、補助光の効果をどんどん上げていったら、色鉛筆画みたいになった。面白いので載せてみた。

海上の森行き帰り-7

 手ブレ、ピンぼけ、被写体ブレという三重の失敗写真だけど、絵的に成立していると思う。カマキリが風に揺れて揺らいでいる感じが出た。

海上の森行き帰り-8

 これもピンぼけの失敗写真。失敗写真でも救えるものはある。撮りたい写真のイメージに近ければ、ボケボケ写真は必ずしも失敗ではない。

海上の森行き帰り-9

 ツバメシジミだと思う。
 蝶の目というのも、なんとも神秘的で惹かれるものがある。

海上の森行き帰り-10

 夏の吉田池。
 以前は赤池もこんな感じだったのに、今年はまったく浮き草がなく、茶色に濁っていた。
 スイレンやハスというのも、毎年安定して生えるものではないようで、何らかの理由で消滅してしまうこともある。

海上の森行き帰り-11

 モウセンゴケも、甘い汁を出して虫を捕まえる気満々といった感じだ。
 けど、実際に虫が捕まっているところはほとんど見ない。騙される虫はそれほど多くないのかもしれない。

海上の森行き帰り-12

 花の蕾がピンク色だから、トウカイコモウセンゴケだろう。
 晴れた日の午前中しか咲かない花だから、いまだに咲いているところを一度も見たことがない。

 風景も足元も、すっかり夏模様となった。季節は滞ることなく確実に巡り、気づいたときには季節はもうすでにやって来ている。
 梅雨の雨で足止めを食っている間にも、季節は着実に進んでいく。雨を言い訳にしていると逃してしまう被写体も多い。
 今年はアジサイをほとんど撮れないうちに旬を過ぎてしまった。まだ咲いている花はあるから、どこかで一度くらいはまとめて撮りたいと思っている。
 海上の森は、夏の間にもう一回は行っておきたい。7月中には行くようにしよう。
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