2010年の桜シーズンは雨降りの中で始まった <前編>

桜(Cherry Blossoms)
雨桜1-1

PENTAX K10D+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8



 自転車シリーズがまだ途中ながら、そろそろ桜が始まったということで、少し撮ってきたのでそちらを優先することにした。旬のネタでもあるし、開花情報は遅くなっては価値が低くなる。一番身近なところで偵察ということで、香流川沿いへ行ってきた。昨日、今日と冷たい雨が降って、咲き始めた桜も少しとどまっているんじゃないだろうか。ちょっと寒いくらいだった。
 咲いたと思ったらすぐに花の形のまま落ちているものがある。自分で散ったのではないだろう。たぶん鳥の仕業だ。ヒヨドリあたりがクチバシでちぎって落としたのだと思われる。雨でできた水たまりに浮かんでかすかに揺れていた。

雨桜1-2

 この前から気になっている古いアパート。雨に濡れて、より一層雰囲気が出た。被写体としての魅力を感じる。

雨桜1-3

 水たまりの映り込みもここのところシリーズ化している。折に触れて撮ってはいるものの、まだ決定的なのは撮れていない。可能性は確かにあるから、今後も積極的に撮っていきたいと思う。何かもっといいものが映り込むシーンが必ずあるはずだ。それを見つけたい。

雨桜1-4

 こういう光景を見るといつも、隙間産業という言葉が頭に浮かぶ。意味はまったく違うのだけれど、植物は人間に場所を奪われても、隙あらば奪い返すというしたたかさを持っている。今生きているすべての生き物たちは、人間に負けていないからこうして生きている。

雨桜1-5

 看板がひどく錆びて、何が書いてあったのかほとんど読むことができない。一部が燃え残った手紙のようにも見える。

雨桜1-6

 雨は降りやまない。明日もまた雨らしい。3月はいつもこんなに雨が多かっただろうか。

雨桜1-7

 雨で灰色に染まった水墨画の世界。

雨桜1-9

 ピンクカッパの女の子。桜が満開になったときに、また会いたい。
 桜の咲き具合はこんな感じだった。まだちらほらと始まったところだ。

雨桜1-10

 気の早い木と、のんびりした木がある。隣同士で条件もほとんど変わらないだろうに、咲く速度はそれぞれ違う。同じように育った兄弟でも性格が違うようなものだ。
 ピンクの提灯がぶら下げられて、桜を迎える準備はできた。あとはきれいに咲くのを待つだけだ。

雨桜1-8

 水たまりに提灯の映り込み。

雨桜1-11

 川には金と赤の鯉が泳いでいた。おめでたい色だ。

雨桜1-12

 桜の花も、咲き始めが一番美しい。花自体の写真を撮るなら7部咲きくらいまでだろうか。満開になってしまうと花が傷み始めて、もう遅い。

 前半はここまでとしたい。次回の後半ではもう少し桜の咲き具合が分かる写真を出したいと思う。
 つづく。
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
  • 2010/03/25 11:15
    こんにちは^^初めまして。。
    にこと言います♪
    いつの頃か、たどり着いて、時々拝見させていただいてました^^
    なんかふっと心が軽くなるようなお写真と語りで
    和ませてもらってます。
    今日は思い切ってコメントしました。
    これからもうかがわせてくださいね。
    よろしくお願いします^^
  • はじめましてから
    2010/03/26 01:18
    ★にこさん

     はじめまして。
     書き込みありがとうございました。
     はじめましてから始まるのが人と人で、はじめましてって好きな言葉です。
     ブログ、楽しんでもらえると嬉しいです。
     もっといい写真を撮りたい、と思いつつ、あちこちうろついてます。
     またいつでも遊びに来てください。
     こちらからのお邪魔しますので。
コメント投稿

トラックバック