
PENTAX K10D+PENTAX DA 55-300mm f4-5.8
今日は昨日の続きで、庄内緑地の春風景後編をお送りします。
上の写真は早咲きの桜だけど、ソメイヨシノも少しずつ咲き始めてきた。今日、近所の桜並木で、ポツリと咲いているのを見た。明日には一気に数を増やしそうだ。週末の荒れた雨模様になるようで、そこでいったん止まるかもしれない。

梅に鶯というのは、取り合わせがいいことのたとえだけど、実際のところ、ウグイスは梅の木に止まったりはしない。あれは、梅とウグイスの組み合わせがいいといっているのではなく、春を告げる象徴として梅とウグイスがいいといっているのだ。
梅の花の蜜をよく吸っているのはメジロで、メジロのことをウグイスと思っている人もいるようだ。ウグイスは地面の草とか、山の奥まったところにいて、灰色の地味な姿をしている。そういう意味でもウグイス嬢というのは的を射たたとえとなっている。
桜にヒヨドリでは、あまり絵にならない。

ツクシの単品撮り。
昨日、摘んできたツクシをもらって食べた。ほろ苦い春の味がした。

椿は咲いている花より落ちた花の方が多くなった。これからもボトボト落ち続ける。木の下のピンク色の絨毯も更に深くなる。

バットを持って走り出したと思ったら、すぐに転んで大泣きのちびっこ。駆け寄ったお父さんに慰められていた。
子供はよく転ぶけど、大怪我にはならない。大人はつまずいただけで足の骨にひびが入ったりする。

芝生を駆け回ったり、寝転んだりするのは気持ちがいい。
日本ももっとたくさん芝生の広場ができるといいのにと思う。サッカーがもっと強くなるためにも、芝生のグラウンドが必要だ。

ビル群がちょうどいい角度で見えるところまで移動する前に、散歩の犬が早足で過ぎてしまった。残念。

釣り少年とビル群。アヒルボートはいつ行っても岸につなぎとめられたまま稼働していない。週末だけだろうか。

夕暮れが近づいて、カラスが集まって騒ぎ始めた。上空をたくさん舞っていた。
庄内緑地の雑木林が寝床になっているのか、みんなで集まって他の場所に移動するのか。

ゴールンタイム。金色の刻。
日没時間が6時になって、だいぶ日の長さを感じるようになった。

カラスがどこでどんなふうに寝ているのかよく知らない。こんなふうに集まって木に止まって寝ているのかもしれない。あいつらも鳥目で夜は見えないはずだ。
春の深まりに遅れてしまっている。季節の歩みについていけていない。春野草もまだあまり撮っていないし、スミレなども終わってしまっただろうか。
なんとか桜までには態勢を整えて、これ以上遅れずについていきたいと思っている。
桜が咲いたら、電車の旅にも出よう。