
PENTAX K10D+TAMRON 28-75mm f2.8
今日のサンデー料理をあえてジャンル分けするなら、一応中華ということになる。もう少し正確に言うなら、中華もどきだ。中華料理と言い切れるようなものではない。中華方向と言った方がいいかもしれない。
先週買ったNINTENDO DSの「しゃべるお料理ナビ」は、2週目にして早くも参考にならなくなった。もう一度全種類見てみたけど、作りたくなるおかずが見つからない。勉強になる部分はあるものの、それを言うならネットのレシピサイトの方が役に立つ。
そんなわけで、またも料理はオレ流に戻ってしまった。こんな調子だから、なかなか基本が身につかない。
左手前は八宝菜のようなものを作ろうというところから出発して、途中から方向がずれ始めて、最後は料理名の分からない料理になった。どうぞ召し上がれと差し出して、これなんて料理と訊ねられても口ごもって言葉が出てこない。野菜炒めが一番近いということになるだろうか。少なくとも八宝菜ではない。
ニンジンを下茹でして、刻んだ長ネギとショウガをごま油で炒める。
そこに、鶏肉、シイタケ、白菜、イカを加え、酒、みりん、しょう油、砂糖、塩、コショウ、ケチャップ、酢、中華の素で味付けをしながら炒めていく。
後半に豆腐とアスパラを加え、全体に味をなじませたら完成だ。
中華の素を使っているから中華料理というのは安易だろうか。でも、和食でもないし、洋食でもないから、やっぱり中華の仲間に入れてあげてほしい。
右はエビ水餃子だ。
ギョーザは焼きよりも水餃子の方が好きで、ワンタンの方がもっと好きだけど、今回は水餃子にした。ギョーザの皮とワンタンの皮は何が違うんだろう。
軽く茹でたキャベツを刻んで、エビも下処理をして細かく切る。塩、コショウ、中華の素、ショウガ、酒、砂糖、しょう油、ごま油で下味をつけて、よく混ぜ合わせてこねる。
ギョーザの皮に包んで、沸騰したお湯に入れて茹でる。浮き上がってきてしばらくしたら出来上がりだ。
たれは、しょう油、酢、ラー油、中華の素、酒、みりん、塩、砂糖、唐辛子をひと煮立ちさせて作る。
肉を使わないギョーザを食べたいときは、このエビギョーザをオススメしたい。あっさり味のツルルン、プリプリ食感でなかなか美味しい。
奥は、マグロとトマトのステーキで、これは苦し紛れの一品だった。
マグロまで中華味にしてしまうとちょっとくどいと思って、コンソメ味の少し軽めにした。
ただアイディア不足で、練り足りなかった。もう一ひねり欲しい。今思いついたけど、豆板醤味にすればよかったかもしれない。
中華もどき料理というのは、こういう意味だ。中華じゃないけど中華の範ちゅうだろうとは思う。中華の定義って何だろうと考え出すと、またややこしくなるから、それはまた別の機会にしたい。
全体的に悪くもなく良くもなく、70点といったところだ。こういう日もある。