
PENTAX K10D+TAMRON 70-300mm f4-5.6
東山動物園の在庫写真は残り一回分だったので、ここでいったん出し切っておくことにする。
10年間の約束で研究のために借りていたキンシコウは、この3月に中国へ帰ることになっている。もう屋外には出さないとのことで、ついに表に出て遊んでいる姿を撮ることはできなかった。いつ行っても屋内だったけど、何時頃外に出していたのだろう。太陽の光で金色に輝くキンシコウを見てみたかった。
2月には世界最高齢だったユキヒョウが死んだり、キリンの子供が死んだりもしている。動物園の中は安全ではあるけど、それでも動物の命は儚い。春はけっこう生き物が死ぬ季節でもある。ただ、もう少し暖かくなると、今度は子供が生まれてくる。行く季節と共に去る生き物がいて、来る季節と共にやって来る命がある。

悲しげな表情を見せるお猿さん。名前は忘れてしまった。メガネザルとかの種類だろうか。
檻は印象がよくないから、改修するときは何か違う形にして欲しい。写真を撮るにもやっかいだし。

オランウータンは知能が高いだけに、動物園暮らしは退屈を持て余しているように見える。
遠くを見て何か考え事をしているようだ。

とぼとぼと岩山の上に歩いていくドールシープの後ろ姿に哀愁が漂う。体の割に足が細い。

草を食べているのは、アメリカバイソンだったと思う。別名のバッファローの方が知られている。
おとなしそうで、とても猛牛という感じはしない。巨体だけに暴れ出したら手に負えないだろうけど。

これはなんだったか、忘れてしまった。ウォンバットはこんなやつだったか。
お行儀良く三つ指をついた恰好で固まったまま寝ていた。

週末の動物園は人が多くて賑やかだけど、平日の夕方はとても静かな場所だ。閉園が近い時間帯のけだるい感じが心地よい。

スカイタワーに突っ込みそうな飛行機。本当はずっと離れている。

12月の夕焼け空。今の季節とはどこか違っているように見える。
だんだん空の色も変わってきた。遠くの山並みが少しかすむようになって、高い山の雪も少なくなった。月も変わって3月になったし、もうほぼ春だ。

夕焼けの空と雲を映し、ライトを点灯したスカイタワー。今まで見た中で一番カッコイイ姿だった。

リスと小鳥舎。

空が燃えている。中央は中京テレビの東山タワー。
植物園のバラ園にある展望台にて。
そろそろ梅も咲き揃った頃だろうし、他の花も咲き始めていることだろう。植物園メインで近いうちに行こう。