
PENTAX K10D+TAMRON 70-300mm f4-5.6
静岡シリーズが終わって、ご近所散歩写真のネタも切れた。在庫写真を整理したら、まだ出してないのがけっこう残っていた。明治村とか、近所の神社写真とか、他にも少しある。そういうのも死蔵させてしまうのはもったいないから、折りを見て挟み込んでいきたい。季節外れになっても仕方がない。
今日はそんな中から東山動物園の写真を出してきた。去年の12月に行ってきたときのものだ。
年間パスポートを買ったのが去年の11月で、まだ3回しか行っていない。スタンプを20個ためるともらえる動植物園のミニ図鑑が欲しい。それにはかなりペースが遅い。あと8ヶ月で17個ためるには、月に2回は行かなくてはいけない。だから、撮ってきた写真はなるべく早めに使って、次々に出向く必要がある。入るのは無料なのだし、スタンプをもらうために1時間だけ行くというのでもいい。
一枚目はカリフォルニアアシカだ。背中がかゆかったのか、半分眠りながらかきかきしていた。かゆかったのは顔の方だったのか。

気持ちよさそうに泳いでいるゴマフアザラシ。
気持ちよさそうというのはこちら側の勝手な見方で、向こうはどう思っているか分からない。プールが狭くて腹を立てているかもしれないし、毎日やることがなくて退屈を持て余しているかもしれない。

泳ぐフンボルトペンギン。
水族館のペンギンはかなりな猛スピードで泳いでいることが多いのに、動物園のペンギンは陸でぼぉーっとしているか、プールにぷかぷか浮かぶように泳いでいる。環境によって性格も変わるのか。

シロクマの内緒話。
冬場はシロクマも元気に歩き回っている。夏は暑さに耐えきれずにクーラーの効いた部屋で寝ていることが多い。

今年が寅年だったということをそろそろ忘れそうな3月。阪神タイガースの頑張り次第では秋まで覚えていられるかもしれない。

ライオンも暑いときより寒いときの方が活発に動き回っている。じっとしていると寒いからだろうか。
これから5月までくらいが動物園に行くには一番いい時期だ。人にとっても動物にとっても快適な季節となる。

シマウマをデザイン的に撮りたいと思うのだけど、あいつらは意外と落ち着きがなくてじっとしていることが少ない。いい感じにポーズを決めてじっとしていてくれるといいのに、そういうチャンスはあまりない。
次に行ったら、真正面から顔だけアップの写真を撮りたい。

ナマケグマだったか、マレーグマだったか。
スタコラサッサという感じで狭い運動場をぐるぐる走り回っていた。運動不足解消を急に思い立ったかのように。
けっこうスピードがあったので流し撮りをしてみる。動物園は流し撮りの練習をするのに向いている。

駆けるアクシスジカ。流し撮りに失敗して、ピントも追い切れなかった。でも走っている感じが出てるので、これでもいい。

カピバラさんも本気を出すとそれなりのスピードで走れるんだろうけど、動物園の中では本気を出す機会はない。たまに早足で歩いたりする。このときがそうで、軽く流し撮りしてみた。時速1キロか2キロか、そんなものだ。

オオカミのウロウロ度合いはかなりのもので、なんだかしらないけどひっきりなしに右から左、左から右へとうろつき回っている。性格ではなく習性なのだろうと思う。
ここは撮るのが苦しくて、一番奥まったところでいつも薄暗いし、高いフェンスが邪魔をする。頑張って何度も流し撮りを試みて、一番ましだったのがこれだ。
シンリンオオカミを一度でもいいからカッコよく撮りたいというのがずっと前からある。

飼育員さんに夕飯をもらうマレーバク。
動物園だから違和感はないけど、自然界でこいつを初めて見たら驚く。ツートンカラーの位置がどう考えてもおかしい。背中から尻にかけてだけ白くなければならなかった理由はなんだったのだろう。
日本にはこのサイズの野生動物はいない。馬はもっと大きいし、その下となるとイノシシなどはもっと小さい。タヌキも小さいし、この大きさの動物が川の中で泳いでいたりしたら、すごく不自然な感じがする。

動物園写真はまだ残っている。早く使い切って、また東山へ行こう。