お料理ナビはカーナビほど役には立たないサンデー

料理(Cooking)
お料理ナビ-1

PENTAX K10D+TAMRON 28-75mm f2.8



「しゃべる!DSお料理ナビ」というソフトを買ってみた。今日のサンデー料理はそこから始まった。
 DSソフトの中ではそこそこ売れたから知っている人もいると思う。2006年発売だからもう3年以上前のもので、私はかなり時代から取り残されている。初代DSを買ったのもつい最近だし。
 料理の基礎をもう一度勉強しつつ、レパートリーも増えればいいなと期待して買ったわけだけど、これがけっこう微妙なところだった。作る手順を順序立てて説明してくれるのは便利だし、人数分の調味料などを細かく指示してくれるのもありがたい。しかしながら致命的なのは、作ってみたいと思う料理がほとんどないことだ。
 メニューは200種類あるから必要充分に思えるけど、サラダとかデザートなどもあわせてその数で、自分が食べたい料理ではないものを除いていくと、あとにほとんど残らない。まず種類が全然足りない。
 料理の内容も、基本的なものがあるようで揃っていなくて、創作料理のような珍しいものもあまりない。全体的におかずが渋めというか大人向けで、子供が喜びそうなメニューが少ない。何かにつけて中途半端さを感じる。
 監修は辻学園・辻クッキングが担当している。だから、料理学校で教えているようなおかずが収録されているのだろうけど、ターゲットがはっきりしない。まったくの料理初心者向けかといえばそうでもなく、中堅主婦には物足りない内容で、上級者にはあまり役に立たない。料理の内容とシステムとのバランスがよくない。
 第二弾、帝国ホテル編や、第三弾の世界編ではいろいろ改良されている部分もあるのだろうけど、ターゲットをもう少し絞り込んだ方がよかった。ケンタロウとか栗原はるみなんかのレシピを完全再現したものの方が魅力的だし、初級、中級、上級と分けた方が分かりやすい。
 操作に関しても、改善の余地は多い。声でページをめくったりするのはいいアイディアだけど、どうしてもタッチペンで操作しないといけないところもあって、料理中は手が濡れたり汚れたりしてるから、あまり触りたくない。
 あと、料理はたいてい何品か同時進行していくもので、一品ずつ順番に作っていくわけではない。そのへんの切り替えが簡単にできないのも厳しい。
 良いところもある。効率の良い手順を説明してくれるのは分かりやすいし、今までいかに適当にやっていたのかを気づかせてくれる。読んでいて知らないこともいろいろあった。
 もう少し早い段階で出会っていたら、もっと利用価値が高かっただろう。すっかりオレ流が定着してしまった今、メニューそのまま作ろうとは思えなくて、途中からアレンジが入ってしまうため、結局いつもと変わらない自分流になってしまった。
 とりあえずもう少し活用しつつ、帝国ホテル編と世界編も買ってみようと思っている。世界編の方に私の作りたいメニューがありそうだ。

お料理ナビ-2

 今回はお料理ナビのメニューの中から3品を選んだ。
 ただし、使っている食材も違うし、原形をとどめていないものもある。美味しそうに見えなかったとしても、それはお料理ナビの責任ではない。気づいたら茶色が支配するいつもの料理になってしまっていた。こんなはずではなかったのだけど。
 左手前は、白身魚のハンバーグだ。
 お料理ナビの中ではアジを使っていた。私はアジはあまり好きではないので、淡白なタラにした。
 豆腐を砕いて水切りして、タラを刻んで叩く。刻んだタマネギ、パン粉、卵を混ぜ合わせ、塩、コショウ、ショウガ、和風だしを入れて下味をつける。これを手でよくこねて、粘りを出す。
 ソースは和風だれで、酒、みりん、しょう油、塩、コショウ、和風だし、水、おろし大根をひと煮立ちさせる。
 付け合わせのしめじも焼いて、たれをかけて出来上がりだ。
 これは別にお料理ナビを見なくても出来た。前にも似たようなものを作った記憶がある。勉強になったのは、刻んだタマネギを水にさらして、ペーパーに包んでよく水を絞るというところだ。この作業は今までやったことがなかった。

 右手は、ちょっと焼きすぎて失敗したツナ卵焼きだ。天津飯の上の部分だけを何と言うんだろう。カニ玉というのはあるけど、カニは使っていないから、そうは呼べない。強いて言えばツナ玉だろうか。
 ニンジン、しいたけ、長ネギを細切りにして、ごま油で炒める。
 卵をといて、炒めた具材を混ぜ合わせる。塩、コショウ、中華の素、砂糖、しょう油を入れて、焼く。
 中華スープは、ごま油、酒、みりん、しょう油、中華の素、酢、砂糖、塩、コショウ、唐辛子をひと煮立ちさせて、水溶きカタクリ粉でとろみをつける。
 しょう油を使わず、白しょう油か白だしで作った方が透明感があって上品な見た目になる。今日は白しょう油を切らしていた。

 奥はジャガイモとカニ缶のサラダのようなものだ。ここでカニ缶を使っていて、カニ玉と具材が入れ替わった形になっている。
 ジャガイモを切って水にさらし、沸騰したお湯で茹でる。まずは固めで止める。そのお湯でブロッコリーも茹でる。
 カニ缶、マヨネーズ、マスタード、とろけるチーズ、塩、コショウ、砂糖、コンソメを混ぜ、ジャガイモとブロッコリーに絡めて、鍋で加熱する。ジャガイモが柔らかくなったら完成だ。

 今回は新たな試みの方に気持ちがいって、全体のバランスを考えるところまでいかなかった。結果的には失敗めいた感じになってしまって、ちょっと悔いが残る。もう少し見た目を上品に仕上げたかった。味は問題なかったのだけど。
 お料理ナビは個人的にはあまりオススメできないのだけど、中古で1,000円くらいだから、興味があれば買ってみてもいいかもしれない。
 世界編を買ったら、そちらの方でも何か作って報告したいと思う。
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