雪の風情の高山を1時間歩いて撮った写真 <前編>

観光地(Tourist spot)
高山1-1

PENTAX K10D+DA 16-45mm f4



 下呂に続いて行った高山。本来の目的地はここだったのだけど、列車の本数が少なくて、現地での時間が1時間ちょっとしかなかったのは厳しかった。見たいと思っていた古い町並みまで駅から歩いて10分ちょっとかかるから、実質的には40分くらいという短い撮影時間しか取れなかった。なので撮った枚数は少なく、通り一遍の写真に終始してしまい、物足りない気持ちを抱えての帰宅となったのだった。
 ただ、その物足りなさが3日後の飛騨一ノ宮再訪につながったのだから、まあよしとしたい。高山はまたいずれ訪れる機会もあるような気がする。
 写真が少ないから、高山編は2回に収まる。ネタ2回分のために高山まで行ったと考えると、なかなか贅沢な話だ。その分内容が濃いかといえばそうとも言えない。撮ってきた写真を見返してみると、もう少し撮れたんじゃないかと思う。せめて2時間は欲しかった。
 前編はとりあえず印象的だった光景の写真を並べる。後編で高山の町の歴史などにも少し触れつつ、説明的な内容にしたいと思っている。

高山1-2

 高山の町が一番賑わうのは、やはり春と秋だ。桜と紅葉が楽しめて、年に二度の大きな祭りがある。夏も涼しくていいのかもしれない。冬はシーズンオフということになるのだろうけど、寒いところだから雪の風情も魅力的だ。町並みに雪がよく似合う。
 ただ、このあたりは街中に近いところだから、思うよりも少ない。一つ手前の飛騨一ノ宮の方がずっと雪は多かった。
 この時期は観光客も少なく、ゆっくり散策できるのもいい。住人が暮らす普段着の高山を見ることができる。

高山1-3

 高山の町紹介で必ずといっていいほど出てくるのが、この朱塗りの中橋だ。東海地方の人なら、テレビの天気予報などでこの場所の俯瞰図をよく見るはずだ。実際に自分が立ってみて、ああ、ここだ、ここだと思った。
 撮影のロケなどでもよく使われているそうだ。

高山1-4

 雪景色の宮川沿いとカルガモ。
 一年中日本に居残るカルガモだから、こんな寒いところで暮らさなくてもいいだろうと思うのだけど、ここで生まれたらこの町の気候が当たり前になるのだろう。それとも、うう、寒いぜコンニャロウとか思いながら震えて暮らしているのだろうか。

高山1-5

 つららも雪と同じくらい物珍しいもので、最初は喜んで撮っていた。そのあと、飛騨一ノ宮でも見て、今はもう少し見慣れた感がある。
 雪は年に3回くらい見るのがちょうどいい。それ以上だと見飽きるし、ありがたみが薄れる。

高山1-6

 さんまちと呼ばれる古い町並み。このあたりが高山観光の中心ということになる。
 古い家並みがきれいに残っていて素晴らしいのだけど、やや観光地化されすぎているようにも感じた。個人的にはもう少し崩れかけた風情の方が好きだ。ちょっときれいにまとまりすぎている。

高山1-7

 駅から東に進んで、宮川を越えた向こう側に古い町並みが集まっている。
 見えている橋は、柳橋、筏橋、中橋だと思う。

高山1-8

 このあたりは、駅から東に延びる新しい商店街の一角だ。新しいといっても昭和の風情がところどころに残っていて、こちらはこちらで魅力的だ。

高山1-9

 どの町へ行っても、路地を好んで撮る。観光地の生活空間である路地裏は特にいい。そこだけ空気感が違っている。

高山1-10

 町並保存地域に指定されたところは勝手な改築も許されなくなって、昔の外観がそのまま残されている。それはときに、残させられているような気の毒な感じを受けることもある。
 それとは別に、昔の面影が残ってしまった家並みというのもある。二階部分だけ古くて、一階は改築されているような家がそうだ。その方がかえって時代感覚が色濃くて好ましい場合もある。

高山1-11

 自主的に古い町並みに同調しようという店舗もある。こういうのも好感が持てる。町ぐるみで観光地に協力しようという姿勢が見える。

高山1-12

 飛騨の小京都と呼ばれる高山。

高山1-13

 家屋や店先の歩道に雪がないのは、その家の人が雪かきをしているからだ。このときもあちこちで雪かきの光景を見かけた。
 他人の家の道路までする義理はないということで、日陰などは雪がしっかり残っている。こういうところの雪は凍っているから、滑りやすくて危ない。何度かズルッといった。おっかなびっくり歩いていたから時間が足りなかったというのもある。

 後編につづく。
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