合格点には一歩届かず2009年サンデー料理が終了

料理(Cooking)
今年ラストサンデー

PENTAX K10D+TAMRON 28-75mm f2.8



 2009年最後のサンデー料理は、今年一年の締めくくりということで、卒業検定のようなつもりで臨んだ。のだけど、思いがけない失敗もあり、留年決定となった。トマトスープを作るのにトマトを買い忘れたのは致命的だった。海水浴場に着いて海パンを忘れたことに気づいてトランクスで泳ぐようなものだ。
 今回のテーマは、自分が食べたくて、なおかつおもてなし料理として出せるもの、というものだった。お客を招いて夕飯をご馳走することを想定して作ったのが上の料理だ。
 マグロのサイコロ和洋ソースがけ、豆腐とエビ団子の甘辛あんかけ、シチュー風トマトスープ崩れ、という3品となった。
 家族、友達、恋人くらいまでならセーフ。お店をやっている人に出すにはアウトで、あまり親しくないご近所さんにはアウトかセーフかギリギリ、といったところか。個人的な満足度としては85点くらい。あともうひとひねりと、少し上乗せが必要と感じた。盛りつけとか、バランスの点で合格点に届かない。
 週に一度の趣味として長く作ってきて、手慣れた部分や上達したところもあるものの、彩りと盛りつけに対しての苦手意識が相変わらず消えない。味に関しては、自分の好みがはっきり分かったというか、自分が作る料理に好みが合うようになったというか、自分が美味しいと思うものを作るのは簡単になった。
 何をもって合格とするかは、実はよく分かっていない。たぶん、それが分かるようになれば合格は近いのだろうと思う。自分の料理というのも、自分の写真や字のように客観的に判断するのが難しいのだけど、ちゃんと一定のラインを超えたら、超えたと分かるはずだ。
 卒業できなかった以上、サンデー料理はまだ来年も続いていくことになる。

 メニューを簡単に説明しておこう。
 マグロの短冊に塩、コショウ、酒を振ってしばらく置き、サイコロ状に切り分けて、カタクリ粉を入れたビニール袋で降って粉をまぶす。
 長ネギの白い部分を先に、オリーブオイル、白ワイン、塩、コショウで炒め、あとからマグロを加える。
 ソースは、オリーブオイル、白ワイン、バルサミコ酢、しょう油、みりん、砂糖、塩、コショウ、コンソメの素、マヨネーズ、マスタード、唐辛子をひと煮立ちさせて作る。
 団子は、エビの下処理をして刻み、豆腐は崩してクッキングペーパーに包んで絞って水気を切る。
 卵、カタクリ粉、中華の素、塩、コショウ、しょう油、砂糖、唐辛子を加えてよく混ぜる。
 スプーンですくって、低めの温度でじっくり揚げる。
 取り出して油を切ったらフライパンに移し、酒、みりん、しょう油、酢、砂糖、塩、コショウ、唐辛子で味付けをして、水溶きカタクリ粉でとろみをつける。
 煮るのでもなく焼くのでもなく、揚げるのがポイントで、こうするとふわふわプリプリ食感の美味しい団子になる。今回の中ではこれが一番美味しくて、自信を持ってオススメできる。
 スープは、トマトを忘れてトマトスープが作れず、急きょシチューもどきになった。
 切ったジャガイモを水にさらし、ニンジン、タマネギ、鶏肉と一緒にオリーブオイルと白ワインで炒める。
 鍋に移し、水をひたひたにして煮ていく。アルミホイルで落としぶたをして、アク取りも同時にやる。
 その間にフライパンでクリームソースを作る。バター、小麦粉、牛乳、塩、コショウを炒めて固めに仕上げる。それを鍋の中に入れてシチューにする。
 コンソメの素、塩、コショウ、しょう油、ケチャップ、砂糖、とろけるチーズで味を調えて、弱火で煮る。いったん冷まして味を染み込ませて、再度煮て完成となる。
 色味を見てもシチューとは違うことが分かる。味もシチューに似てるけどシチューじゃない。これはこれでアリの味だ。

 一年の最後は集大成として完成度の高い料理を作ろうと思っていたのに、結果的に通常と変わらない料理になってしまった。なかなか自分の殻を破るのは難しい。
 基本に立ち返るのと、新しいことに挑戦するということと、二つは矛盾するようでいてそうでもない。基本を大事にしてこそ新たなことを試せるし、新しいことをしようとすれば基本がしっかりしていないといけない。
 来年のサンデー料理は1月3日で、タイミングとしてはいい。普通のおせち料理にも飽きた頃だし、正月三が日だし、何かお正月らしい料理を作りたい。
 とりあえず来年もサンデー料理は続く予定なので、おつき合いください。
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック