
今年のサンデー料理も残すところあと2回となり、ふと気づけばクリスマスが近い。最後は今年の集大成と決めているから、クリスマスサンデーをやるなら今日しかない。写真を見てすでに気づいていると思うけど、ご覧の通りクリスマス料理だ。決してふざけているわけではない。サンタとツリーを作るのに、どんだけ時間がかかったか。
クックパッドのサイトで、かわいいサンタを作っている人がいたので、真似して作ってみた。ただ、食べることを重視する余り、かわいさが半減した。というか、サンタかどうか、やや怪しい。
顔はまずハムだ。赤い帽子と服はカニかまを使い、ヒゲはかまぼこ、目はノリで、眉毛はハムの脂身を流用した。帽子と服の飾り、鼻はスライスチーズにして、サラダとしてのバランスを取った。
かわいさはともかく、おかずとしてきちんと成立していたので満足した。マヨネーズをかけて美味しく食べた。
ツリーがまた面倒だった。塩ゆでしたブロッコリーが、そのままではツリーとしての形が整わないから、ポテトサラダを土台にして、そこに張り付けるというか突き刺す感じでツリー状にしてみた。ブロッコリーが1個足りず、ツリーらしくならなかったのはちょっと失敗だった。もう一つ上に乗せたらもうちょっとツリーらしく見えたんじゃないか。星はスライスチーズで作る。
ポテトサラダもどうせなら美味しいものにしようと、アレンジを加えた。
ジャガイモにラップをしてレンジで4分加熱する。皮をむいて、適当な大きさに切り分け、オリーブオイルで炒めながら潰す。牛乳、とろけるチーズ、マヨネーズ、コンソメの素、塩、コショウ、砂糖、マスタードで味付けをして、なめらかになったら完成だ。
キャラ弁風のおかずを作ったのは久しぶりな気がする。前に節分で鬼の顔を作ったのは覚えている。おせち料理でも飾りものを作った。
あとの2品は、普通のおかずでクリスマスとは関係ない。
右は、タイのピカタ、トマトソースがけだ。
タイの切り身を刻んで、卵、小麦粉、タマネギ、とろけるチーズ、マヨネーズを加えてよく混ぜ、弱火でじっくり焼いていく。
トマトソースは簡易版だけど、通常のものとさほど変わらない。トマトを適当な大きさに切り、オリーブオイル、白ワイン、白しょう油、ウスターソース、コンソメの素、塩、コショウ、砂糖で味付けをして煮込む。
白身魚とトマトソースの料理は安定感があって、はずさない。
左奥はワンタンスープのようなものだ。
ワンタンの中身は、エビとキャベツ、長ネギの刻みになっている。味付けは、中華の素、塩、コショウ、ショウガ、ニンニク、ごま油で。
白菜と鶏肉を中華スープで煮込み、ワンタンは別のお湯でゆがく。それをスープに入れて、塩、コショウ、中華の素で味を調える。
クリスマス料理というと、昔はチキンのもも肉とかを食べたものだけど、最近は特に何を食べるというのでもない。クリスマス料理ってなんだろうと考えても思い浮かばないというのもある。そもそも、私たちはクリスマスに何を祝おうとしているのだろう。キリストのファンというわけでもない。
まあそれでも、日本的なクリスマス騒ぎは嫌いじゃない。年末にみんなでなんとなく浮かれることができるのはいいことだ。寂しく過ごすのも、クリスマスらしさだ。今年は24日が木曜だから、みんなはどうするのだろう。木曜ということを言い訳にできて喜んでいる人も多いかもしれない。土曜日とかだと明暗がくっきり分かれすぎる。
今年もクリスマスサンデーなんていうのんきなことをしている私は、平和と言えば平和だ。よかったということにしておこう。
来週は、この一年で上達したことを実感できるような3品を作りたいと思っている。