
PENTAX K10D+TAMRON 70-300mm f4-5.6 Di + C-PL
12月に入って、季節は晩秋から初冬へ移り変わろうとしている。しばらく続いた紅葉ネタも終わって、小ネタでつなぐ日々が始まる。何かいい冬ネタはないものか。
冬といえば渡りのカモが季節の風物詩で、私にとっての大事なネタ元でもある。これからの季節は、カモを撮るために近所の池や川を巡ることが多くなる。夕焼けや水風景などを絡めつつ、何か撮れればいいと思っている。
今日は小ネタの中の小ネタとも言うべき近所の川風景をお送りしたい。ネタに困って時間がないときは、とりあえず川へ行けばなんとかなる。夕焼けがあれば申し分ない。

香流川と矢田川との合流点。両方の川に自分のポイントを何ヶ所か持っていて、気分と目的で撮る場所を決める。夕焼けがいいときは、合流点へ来ることが多い。二つの川はそれぞれ違った特徴があって、ここならどちらも撮れる。
今後はもっとポイントを新規開拓していきたい。

渡ってきてひと月かふた月は経った頃だろう。この時期になると、カモたちも少し人間に慣れてくる。渡ってきたばかりの頃は警戒心が強くて近づくとすぐに逃げていくけど、もうあまり逃げない。カモにエサをあげている人がいることもあるだろう。
何ガモか、暗くてよく分からなかった。まだ羽が生えかわっていなくて、判別しづらいというのもある。

香流川で初めてカワセミを見た。街中の川や池にもいる鳥ではあるけど、ここにもいるとは思わなかった。
近づいたら矢田川の方に飛んでいったから、こちらとあちらを行き来しているのかもしれない。今後の楽しみが増えた。

コチドリらしき鳥もいた。コチドリなら前にも矢田川で見たことがある。夏場は見たことがなくて、前に見たのも冬だったから、冬場になるとこのあたりにやって来るようだ。

ダイサギの着水寸前。
サギはふわりと飛び立ち、ふわりと優雅に降り立つ。腹打ちして着水するカモなんかとは違う。

犬を通じた会話があちこちで交わされる。
これも河原でよく見られる光景だ。

橋が三本。
何も考えず、当たり前に橋を渡っているけど、橋がなければ車は川に対してまったくの無力となる。こんな小さな川でも、橋が架かっていなければ車ではこちらからあちらへ行くことはできない。

川面に映るマンション。夜明かりがついたときに撮ると面白くなりそうな予感がある。

流れの中で小魚を狙うコサギ。
暗くなってきて、そろそろ撮影は限界となる。

飛翔コサギの流し撮り。

満月一日前。
2日が満月で、また少しずつ欠け始めている。
河原の草も枯れ模様で、寒々しい。

オマケは、サンテラス千代田橋の立体駐車場からの夕焼け風景。
ここからはタワー群とテレビ塔をセットで撮れる。

これくらい暗くなると、手持ちでは厳しくなる。できれば三脚を使って夜景を撮りたいところだけど、それはちょっと無理か。
30分ほどの撮影で一回分のネタになれば上出来だ。またネタに困ったら行くことにしよう。
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