
PENTAX K10D+TAMRON 70-300mm f4-5.6 Di / DA 16-45mm f4
今日は昨日の続きで、定光寺駅周辺の後編をお届けします。
電車の写真は昨日で終わりと言っていたけど、まだ一枚残っていたので、まずはそれから。
すぐ下の家は電車の音がうるさそうだ。でも、これくらいのところはいくらでもある。真横を通るわけではないから、騒音や風はそれほどでもないのかもしれない。

駅前の観光案内図を見ると、500メートルほど南に玉野園地というのがあると出ていた。とりあえず、そちらへ向かって歩いてみることにした。
途中にある数軒の家は、人が住んでいるのかいないのか、よく分からない。
ナチュラルにツタがデコレーションした感じの家もある。狙って生やしているわけではないと思う。

このあたりはさすがに住んでいる様子はない。
自分を撮ろうとしたわけではないけど、写り込んでいるのが分かったので、記念撮影にした。
写ってはいけないものが写っているわけではない。と思う。

かつての旅館だろうか。うねりながら傾いている感じに惹かれる。
直線と曲線の微妙な感じが好きなのかもしれない。バランスが崩れながら保っているところとか。

少し南へ下ったところに、中部電力玉野水力発電所があって、そのための水路が作られている。
これが川沿いの道路にずっとあるために、こちら側から河原へは下りていけない。

千歳樓は近くから見るとすごいことになっている。
外階段の柵は錆びてぐにゃぐにゃに曲がっている。なんでこんなことになってしまったのか。
営業していた頃からすでに老朽化が進んでいたのだろうけど、それにしても廃墟化が激しい。

旅館の建物の脇に黄色い花が咲いている。墓前に供えられた花のようだ。

川向こうの風景。

フェンス越しに川を撮る。

このあと、玉野園地方面を歩いてきたのだけど、そのときの様子はまた次回ということにしたい。
引き返してきて、河原に下りてみた。

橋方面を見る。

せっかく三脚を持ち歩いていたので、C-PLフィルターも使って、川の流れでも撮ってみる。
定光寺駅周辺というのは、なかなか雰囲気のある場所ではあるものの、撮るものとしてはそれほど多くない。川と橋と電車と千歳樓を撮ったら終わりだ。
これだけでは少し寂しいから、次回は玉野園地を紹介したい。といっても、あちらも何か特別なものがあるというわけでもないのだけど。
続く。