季節を確かめにいった海上の森で夏の終わりを実感する <前編>

森/山(Forest/Mountain)
海上10月1-1

PENTAX K10D+TAMRON SP 90mm f2.8



 また少し森歩きをしてきた。アサギマダラという目的もあったのだけど、今回は季節がどこまで進んでいるかを確かめる意味合いの方が大きかった。そして、季節は思った以上に進んでいることを実感することになる。
 まずセミが鳴いていない。1匹だけツクツクボウシが鳴いたのを聞いた以外は、ほぼ完全に沈黙していた。トンボも見たのは1匹だけ、チョウも数匹で、初秋の花も終わりかけていた。緑も色褪せ、枯れ葉が目立ち始めている。もう夏の気配は消えていた。
 こうなってしまうと森歩きも寂しい。撮るものも少なく、ただ歩いているだけの時間が長い。涼しくて歩くには気持ちのいい季節なのだけど。
 今回はまた赤池コースを歩いてきた。こちらは花も少なく、撮りたい風景もあまりないから、生き物がメインとなるコースだ。そこに生き物がいないとなると、撮るものがあまりない。今年ここを歩くのは最後になりそうだ。
 今日は風景編で、次回は花と虫ということで、10月の海上の森風景を前後編に分けてお送りします。

海上10月1-2

 枯れ木も森の賑わい。茶色ではなく灰色に枯れた木々が固まっていた。そういうふうに枯れる種類の木なのか、この一角だけ環境が悪化したのか。
 紅葉はまだ始まっていない。平地の森だから紅葉の進行は街中と変わらない。11月の終わりくらいだろう。

海上10月1-3

 赤池コースは、面白い川がない。流れが遅かったり、浅かったりで、変化に富んでいないから、写真に撮るところもない。
 海上の森全体がそうで、渓流といったようなところは少なく、ほとんどが小川のようなものばかりだ。

海上10月1-4

 小さな滝っぽいところ。ここも半分人口の水路で、面白みはない。

海上10月1-5

 川床の一部がオレンジ色をしていて、なんだろうと思って撮ってみる。これは人口の色なのか、自然の色なのか。

海上10月1-6

 久しぶりに赤池を越えて奥まで進んでみた。
 このあたりも台風の影響で、荒れている部分があった。

海上10月1-7

 クモの巣はまだたくさん残っている。夏に比べて目に見えて減っているという感じもなく、クモもいた。
 ただ、獲物はもう少なくなっているから、クモも腹を空かしていることだろう。巣を張らないクモは成虫では越冬できないものが多いそうだから、寒さにやられる前に餓死してしまうのかもしれない。

海上10月1-8

 青々とした緑の葉と、散らばった赤や黄色の落ち葉とのコントラスト。

海上10月1-9

 しばらく進んではみたものの、だいぶぬかるみが激しくなってきたのと、日没時間が近づいてきたので、引き返すことにする。あのまま進んだらどこへ行くのだったか、覚えていない。林道に合流するんだったか、しないんだったか。

海上10月1-10

 小川の流れ。透明度は高く、水はかなりきれいそうに見える。飲めるといえば飲めるし、飲めないといえば飲めない。

海上10月1-11

 森の入口に戻ってきた。
 田んぼの脇では何かを燃やしていた。田舎でお馴染みの光景だ。

海上10月1-12

 暗くなるまではまだ少し時間があったので、森周辺の里を歩いてみることにする。吉田池を一度近くから見てみたいというのがあって、その入口を探す目的もあった。
 そばを愛知環状鉄道の列車が走っている。

海上10月1-13

 柿がなる里らしい風景。

海上10月1-14

 役目を終えたかかし。ごくろうさん。

海上10月1-15

 吉田池への入口は見つけられず、日没時間となった。今日はここまでとする。

 花と虫編に続く。
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