
Canon EOS 20D+EF50mm f1.8II
今日は緑色の野菜をたくさん使って、グリーンカラーの料理を作るつもりだった。出来上がってみたらグリーンはまったく自己主張をしていない。緑たち、きみらはどこへいったんだい?
ブロッコリーも、アスパラも、大葉も、料理の中に埋もれてしまった。ほうれん草ソースは、緑というより黒っぽくなった。結果的に緑色の少ない料理になった。こんなはずではなかった。
そうえば、以前に緑料理を作って、そのときも成功しなかったのを思い出した。緑色の料理というのは、どうやら難易度が高いようだ。緑の野菜の動員が足りなかったというのもある。ピーマンとか、枝豆とか、えんどうとかに応援を頼めばよかったのだ。ピーマンは大の苦手だけど。
結果的に普通の料理になってしまった3品は、こんな感じだ。
まず左手前だけど、これは白身魚のほうれん草ソースがけとなっている。
ほうれん草をさっと茹でて、水気を絞り、細かく刻んだあと、すり鉢でする。ミキサーがあれば早いけど、ないので手動でやるしかない。
そこへ、オリーブオイル、白ワイン、コンソメの素、塩、コショウ、白しょう油、みりん、砂糖、水少々を加え、更にすっていく。
それを火にかけて、加熱して、アルコールを飛ばす。
白身魚は、塩、コショウ、白ワインを振って少し置いたあと、カタクリ粉をまぶしてオリーブオイルで炒める。
刻んだ大葉も入れる。
ほうれん草ソースは、一風変わっていてそれなりに美味しい。しょっちゅう食べたいような味ではないけど、たまにならいい。
右は見た目の品がない料理になってしまった。基本的には野菜炒めのようなものだ。
ニンジンを細切り、キャベツをぶつ切りにして、湯がく。
それをフライパンに移し、ブロッコリー、ごま油、ツナ缶、トマト、塩、コショウ、白しょう油、バルサミコ酢、酒、みりん、砂糖、中華の素を入れて、よく炒める。
最後に溶き卵を入れて、半熟になったら完成だ。
もう少し品よくできればよかったけど、味としては成功だ。ツナ缶が効いている。
一番奥は、なんといったらいいのか、ジャガイモその他のチーズ焼きといった感じだ。
ジャガイモはスライスして水にさらす。水気を切って、オリーブオイルで焼く。
タマネギ、鶏肉、エビ、アスパラを炒め、塩、コショウ、白しょう油、白ワイン、コンソメの素で味付けをする。
ジャガイモとあわせて、マヨネーズを絡め、パン粉、チーズを加えて、更に焼いていく。それらが全体的に馴染んだら出来上がりとなる。
これも完成図が頭の中にないまま見切り発車で作り始めたため、盛りつけ方がよく分からなかった。ジャガイモを別の形にした方がよかったかもしれない。
味は3品の中で一番美味しかった。改良の余地があるけど、おすすめしたい。バター炒めにしてもいいんじゃないか。
そんなわけで、今回もまたイメージとは違った料理となって、私の目の前に並ぶことになった。作る本人がどういう料理が出てくるか分からないというのも問題だけど、何ができるか分からない面白さもある。イメージ通りのものを作るようになるまでには、まだしばらくかかりそうだ。
グリーンサンデーに関しても大いに課題が残った。またいつか再挑戦したいと思っている。
基本は、赤、黄色、緑だから、そのバランスが取れた料理というのを、ちゃんと作れるようになりたい。