
Canon EOS 20D+EF50mm f1.8II
今回もノンテーマ、ノンジャンルで作ったサンデー料理。完成品を見たら、思いのほか黄色かったので、イエロー・サンデーと名づけることにした。意味もなく語呂がいいからというだけの理由で、イエロー・サブマリン・サンデーとするか。もしくは、サンデー居酒屋兆治でもいい。
名前はともかくとして、覚え書きも兼ねて一つずつ紹介していくことにしよう。
まず手前は、ニンジンを使ったユニークな一品だ。どんなものになるか分からないまま見切り発車で作ったら、不思議な食感を持つ変わった料理になった。今まで食べたことはないし、ほとんどの人もそうだと思う。
まずニンジンをすりおろす。そこにバター、小麦粉、パン粉、牛乳を入れて、よく混ぜる。塩、コショウ、砂糖、コンソメ、白しょう油、白ワイン、パセリ、マヨネーズで味付けをして、更に混ぜ、少し休ませる。
それを丸めて、180度に予熱しておいたオーブンで15分ほど焼けば完成だ。ニンジンはニンジンなんだけど、妙にモチモチで面白い。
ソースも少し変わっている。バター、小麦粉、牛乳をベースに、タマネギ、トマト、トマトジュース、白ワイン、コンソメ、塩、コショウ、砂糖、白しょう油、マヨネーズ、マスタードを混ぜて、鍋で加熱する。
ホワイトソースのトマト味みたいな感じで、ニンジン団子との相性もよかった。
左奥は、マグロのサイコロだ。
ごま油で長ネギの白い部分をよく焼いて、塩、コショウ、酒を振ったマグロにカタクリ粉をまぶしたものを追加して焼く。後半でアスパラも投入する。
塩、コショウ、ダシの素、みりん、白しょう油で味付けをして、まず卵の白身を混ぜ入れてかき混ぜる。
次に、卵黄、マヨネーズ、マスタード、塩、コショウ、砂糖を混ぜたものをかけ入れて、少し加熱したら火を止める。
マグロステーキは普通に作るとどうしても茶色料理になってしまうけど、こうすれば明るいイメージのマグロステーキになる。味付けをオリーブオイルとコンソメベースの洋風にしてもいい。
右奥はダイコン煮付けのもろもろがけだ。
ダイコンを米のとぎ汁で下茹でする。こうすると苦みが取れる。
その間に、タマネギ、エビ、鶏肉、しめじを炒める。塩、コショウ、ショウガ、みりん、酒、白しょう油、唐辛子で味付けをする。
ダシの素で作っただし汁に、ダイコンと炒めたもろもろを移して、煮込んでいく。
海と山の味がダイコンに染み込んで美味しくなる。
ダイコン料理の黄色味が足りなかったところでやや統一感を欠くことになったものの、全体的に黄色くて明るいトーンに仕上がったのはよかった。赤色を添えたら、もっと彩りが華やかになっただろう。緑色ももう少し欲しかった。
味に関しては特に問題なく、普通に美味しく食べられた。どれもご飯とセットにしてちょうどいいものばかりだ。新米のシーズンになって、これからはご飯のお供という点をもっと意識してもいいだろう。
そろそろ秋の味覚も出てくる頃だ。サンデー料理ではサンマが一度も登場していない。好きじゃないからほとんど食べたことがないのだけど、一度くらいは使ってみてもいいかもしれない。塩焼きなんて食べたくないから、サンマをオレ流に料理してみるのも面白そうだ。来週はそれでいってみるか。