リトルワールドはタイが占める割合が大きい <第五回>

施設/公園(Park)
リトルワールド5-1

PENTAX K10D+DA 16-45mm f4



 リトルワールドもなんだかんで5回目になった。こんなに長持ちするネタになるとは思ってなかった。逆にちょっと長引きすぎているような気もする。そろそろ終わらせて次を始めたいところではあるのだけど、まだあと2回分くらいは写真が残っている。なので、もう少しおつき合いください。
 昨日はネパールで終わって、今日はインドからの再開となる。インドとネパールといえば、お隣さんでもあり、宗教的にも同じヒンドゥー教ということで仲は悪くないと思う。少なくともインドとパキスタンのようなことはないはずだ。
 それにしても、日本人からするとインド人とネパール人を見分けることは難しい。インドカレーの店にいるインド人っぽい人も、実際はネパール人だったりする。もしかすると、パキスタン人かもしれない。インドの歴史も、戦争と宗教によってややこしいことになっている。
 インドといえばカレーだけど、それ以外にインドについての知識があるかといえば心許ない。10億人の人々が日々何を食べ、どんな暮らしをしているのか、具体的に思い浮かべることはできない。インドの学校では九九を19の段まで暗記しているらしいというのは知っている。だから、インド人のちびっこに、17×19は? などと訊ねればたちどころに答えが返ってくるはずだ。経済成長も著しいらしい。日がな一日、ガンジス川に浸かって、ぼぉ~っとしてるわけではない。
 世界一の映画大国でもあることは最近よく知られるようになってきた。『ムトゥ 踊るマハラジャ』などがヒットしたおかげで、多少インドについての知識は増えた。とはいえ、まだまだ知らないことだらけだ。
 インドに旅行に行って帰ってこなくなる人もいるというし、波長が合えば素晴らしくいい国なのだろう。

リトルワールド5-2

 南インドのケララ州にある村をモデルにした家々は、美しい模様の屋根が印象に残った。
 ココヤシの木も、いかにもといった感じだ。
 カースト制によって家の造りもずいぶん違っているようで、いくつかの家が復元されている。
 インドといえばサリーも有名だ。サリーの貸衣装を着て写真を撮っていた人もけっこういた。男はターバンを巻くことになるのだろうか。タイガー・ジェット・シンの衣装が用意されているかどうかは知らない。サーベルの貸し出しはないだろう。あんなもの振り回して暴れていたら危なすぎる。

リトルワールド5-3

 枯れたヒマワリが、もうお手上げさというという恰好のままドライフラワーになりかけていた。そこに西日が当たって、とてもきれいに思えた。
 花も人も、枯れて終わりじゃない。

リトルワールド5-4

 ここ最近は日もだいぶ短くなってきた。日没時間はそろそろ6時半に近づいただろうか。
 このときは、6時すぎくらいだったろうか。8時の花火までまだまだ時間はあった。このあと一周回って、もう一周することになる。

リトルワールド5-5

 タイ北部のランナータイ地方で稲作をしている人たちの家。
 屋根が瓦葺きで、飾りの部分が日本の神社の建物のようで面白いと思った。ちょっと神明造りに似ている。どちらかがどちらかの影響を受けたということはないだろうけど。
 タイ王国では一般的に親日感情が強いというのはよく言われることだ。実際はどうか知らない。でも、多少分かる部分もある。タイも王国で、外国の植民地にならなかった歴史があって、天皇国日本に対して共感のようなものを感じているのではないだろうか。それ以前にタイの人たちが争いを好まない穏やかな性格をしているということもあるのだろうけど。

リトルワールド5-6

 家の下を見ると、たくさんの柱が建ち並ぶ高床式になっている。これを見ると、日本の神社仏閣建築とどちらかが影響を受けているのではないかと考えたくなってくる。
 タイの場合は、半年の雨期があって、高床式にしたのは実用本位という意味合いが強いのだろう。高温多湿だから、少しでも地面から離して穀物などを守るということもありそうだ。

リトルワールド5-7

 同じくタイのヤオの家。なんでタイを二つも採用してしまったのか。限られたスペースの中で、他にも紹介すべき国がたくさんあったろうに。
 ヤオというのは、もともと中国の南部に暮らしていた人たちで、移住を繰り返して最終的にはタイの山に住むようになったという。
 屋根も屏も板葺きになっている。手持ちの材料でよく考えられた造りだ。でも、やわそうだし、長持ちしそうにない。

リトルワールド5-8

 タイは二つだと思ったら、三つだった。どんだけタイに思い入れがあるんだ。
 これも山地に住むアカという人たちの家で、ヤオ同様、中国南部からの移住者だ。
 やはりトウモロコシなどの穀物を栽培したり、家畜などを飼って生計を立てている。
 三つもタイの家を紹介してもらったのに、タイについて詳しくなったという実感はない。
 一つくらいはベトナムとかカンボジアとかでもよかったのではないか。

リトルワールド5-9

 ベンチは観光客が休むためのものかと思ったら、アカの家につきものの大事な役割を果たすものだった。
 独身の男女がここに座ると、お見合いのようなことになるらしい。せっかくならそれを利用して、リトルワールドを訪れた男女の出会いの場とすればいいのに。ここ空いてますかと声をかけたら仲良くなれるみたいな。実際は、歩き疲れたおばさま軍団とかが占領してそうだけど。

リトルワールド5-10

 遠くにバイエルンの礼拝堂が見えた。こうして見ると、リトルワールドのスケール感が少し分かってもらえるんじゃないだろうか。けっこう広い。

 ここまででほぼ世界を一周してきたことになる。次は韓国エリアで、最後は日本の山形に戻ってくる。
 次回がたぶん本編の最終回で、もう一回番外編があって終わりということになりそうだ。
 つづく。
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