天然のサギソウを撮りに雨上がりの海上の森へ <8月の海上-1> - 現身日和 【うつせみびより】

天然のサギソウを撮りに雨上がりの海上の森へ <8月の海上-1>

海上の森8月1-1

PENTAX K10D+TAMRON SP 90mm f2.8



 ふいにサギソウのことを思い出して、無性に撮りに行きたくなった。
 夏の湿地の白いヒロイン。サギが舞っているような優美な姿から、その名が付けられた。
 一番近場で確実に見られるのは、東山植物園か、森林公園だ。けど、どちらも月曜定休。
 そういえば、海上の森でサギソウを見たことがなかったことに気づいた。植物園や森林公園では何度も見てるけど、あれは人が管理しているところで咲いているから完全な野生とは言えない。海上の森のものは完全な天然だ。幸い、雨もやんだところで、よし行こうということになった。
 先月二度続けて行って、あれからまだそんなに日にちが経ってないと思ったら、もうひと月経っていた。前回は7月10日だったから、季節は確実に進んでいる。ぼんやりしていると、季節に置いていかれてしまう。

海上の森8月1-2

 湿地に咲いていたのは10個ほどと少なかったものの、天然ものを見られたのは嬉しいことだった。私が知らない場所でもたくさん咲いているに違いない。
 サギソウはきれいな花なのだから、普通に撮ればきれいに写る。なのだけど、もっとこの花の魅力を引き出したいと思うと、急に難しく感じられて、ああでもないこうでもないと悩むことになる。
 背景の色と光がポイントだということは分かるにしても、花の選択肢が限られていて、光のない曇りの日だと、工夫しきれない。
 今年もまた、サギソウを克服できなかったという感覚が残った。もう一度くらいどこかで再挑戦したい気持ちはある。

海上の森8月1-3

 こいつを見つけたとき、わっ、デカっ、と思った。
 アマガエルはせいぜい3センチくらいのはずなのに、こいつは7センチくらいあった。あれぇ、アマガエルってこんなに大きかったかなぁと思う。
 帰ってから調べてみると、どうもアマガエルとは違うようだ。シュレーゲルアオガエルだろうか。ちょっと自信がない。
 すごく眠たそうに目を半開きにしていた。かなり接近して撮っているのに、眠気に勝てなかったようで、うっすら目を開いたあと、睡魔に負けて、また眠りについた。おかげで、じっくり撮ることができた。

海上の森8月1-4

 ややグロテスク度の強いクモ。
 頭をもぞもぞ動かしていると思ったら、何かを食べている最中だった。何らかの虫ということは確かなようだった。

海上の森8月1-5

 ミズヒキにとまるカメムシ。
 カメムシは何を食べて、どんな暮らしをしているのだろう。興味がなくて、今まで一度も調べたことがない。
 今度、きれいなカメムシが撮れたら、そのとき勉強しよう。

海上の森8月1-6

 イトトンボ系の何か。モノサシトンボかもしれない。

海上の森8月1-7

 コオロギかと思いつつ、違うような気もする。
 顔がオレンジ色だし。
 かわいくない、というか、気持ち悪いと言えなくもない。

海上の森8月1-8

 ハッチョウトンボもまだ少しいた。もうピークは過ぎたようで、だいぶ少なくなっていた。見られるのは8月いっぱいくらいだろう。
 前回これを目当てに行って、写真もたくさん撮ったから、今回はさらっと撮っただけだった。

海上の森8月1-9

 湿地にいたきれいなクモ。これはたぶん、糸を張らないタイプだ。自分で移動して獲物をとらえる。
 移動タイプのクモの方が、かわいげのあるやつが多いように思う。田舎の便所にいる巨大なやつは別として。

海上の森8月1-10

 クモの巣についた水滴。あまりきれいな形ではないけど、クモの糸の繊細な網目と、水滴の中の模様に惹かれるものがあった。

 8月の海上の森1回目は、こんなところにしておこう。
 次回に続く。
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