川を歩けば被写体に当たる <矢田川散歩後編> - 現身日和 【うつせみびより】

川を歩けば被写体に当たる <矢田川散歩後編>

矢田川散歩2-1

PENTAX K10D+TAMRON 70-300mm f4-5.6 Di



 矢田川散歩写真の後編は、矢田川大橋近辺からの再開となる。
 このあたりから名駅の高層ビル群が見えるのは前から知っていたけど、左手にテレビ塔が見えることには気づいていなかった。間には、スパイラルタワーズの頭がちょこっと見えている。
 手前の障害物が多いのが写真としては残念だけど、夜になるとどう見えるのか、一度確認したい。手前が全部シルエットになれば、ちょっと面白い写真になるかもしれない。
 橋の上から撮れればいいけど、矢田川大橋の西側には歩道がなかったはずだ。一本東の大森橋からはどういうふうに見えただろう。

矢田川散歩2-2

 飼い主から遅れた犬が、ぜえぜえいいながら小走りで追いかけているところ。運動不足で体力が落ちているおじさんのような息づかいで、ちょっと心配になった。
 たまに、ものすごく苦しそうに走っているジョガーのおじさんを見る。あれはかえって体に悪いような気がする。自分を追い込んでいるのが気持ちいいのかもしれない。

矢田川散歩2-3

 何の草か知らないけど、繊細な草が密集して、部分的に草原のような光景を作っていた。
 どこまでも続く草原と、高く青い空という景色が、自分の中の原風景として存在している。昔、そんなところで暮らしていたような、かすかな感覚がある。

矢田川散歩2-4

 対岸の庭先にヒマワリが咲いていて、古い感じの屋根瓦との組み合わせがよかった。
 ここだけ田舎の風景みたいだった。

矢田川散歩2-5

 再び場所を移動して、矢田川と香流川の合流地点へとやって来た。
 茶屋が坂自動車学校が近くにあるから茶屋が坂という思い込みがあるけど、町名でいうと竹越になるのだろうか。茶屋が坂はもっと西だ。
 緑地帯は小原橋緑地という名前がついている。小原橋自体はここよりだいぶ東にいったところに架かっている。写真に写っている橋は、千代田橋だ。
 夕焼けスポットとして気に入っている場所で、秋にはよく訪れる。この日も多少なりとも夕焼けを期待して行ったのだけど、この通り、曇ったまま焼けずに日没になってしまった。

矢田川散歩2-6

 河原まで降りてみる。遠くに川遊びをしている人が見えた。中学生か高校生か。
 矢田川と香流川が合流して、名前は矢田川のまま流れが続く。少し北を流れる庄内川としばらく平行したあと、庄内川と合流して、最後は名古屋港へと注ぎ込む。
 名古屋も川はわりとあるのだけど、全部街の外を流れているから、街作りの中で川を活かすことができなかった。街中を流れる川といえば、名古屋城築城のときに掘った堀川くらいのものだ。庄内川はそこそこ水量のあるいい川なのに、これといった利用方法も見いだせないまま、ただ流れるだけになっている。

矢田川散歩2-7

 川沿いに並ぶマンション群。風景とのマッチングが今ひとつのような気がして、前から違和感があった。
 場所的にも川の北岸となると、南の千代田橋にも遠いし、北の瀬戸電にも距離があって、不便そうなんだけどどうなんだろう。バスも電車も地下鉄も、歩いて行くには全部遠い。車か自転車ということになるのか。
 川沿いに並ぶ灯りのともったマンション風景を一度撮ってみたいと前から思っていた。日没が早くなる秋になったら機会がありそうだ。

矢田川散歩2-8

 前編に入れ忘れた写真。大森橋近くの、いつも撮る場所。土手の下から、夕焼け空をバックにバイクや車をよく撮る。この日はもくもく雲がバックだった。

矢田川散歩2-9

 カラスが2羽、西の空に飛んでいった。
 私ももう帰ることにする。

 次にネタに困ったときは、香流川散歩や庄内川散歩をやろう。
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