三脚が恥ずかしくなくなるまで使い続けるべし <岩屋堂-2> - 現身日和 【うつせみびより】

三脚が恥ずかしくなくなるまで使い続けるべし <岩屋堂-2>

岩屋堂2-1

PENTAX K10D+TAMRON SP 90mm f2.8



 今日は岩屋堂の続きを。
 このときは手持ちで撮ったのは数枚で、あとは全部三脚を使って撮っている。上の写真もそうだ。
 手持ちで撮れるシーンでも、三脚を使うことで揺るぎのない安定感のある写真になる。自分ではブレていないつもりでも、実際には微妙にブレていることもある。特に1,000万画素を超えるデジではわずかなブレが写真に表れるとも言われている。
 TAMRONの90mmマクロは、ポートレート的に風景写真も撮れるから、私は万能レンズに近いと考えている。デジタルで使うと135mmになるから、もう少し広角寄りの方が使い勝手がいいかもしれない。70mmだと105mm換算だから、それくらいがちょうどよさそうだ。PENTAXには70mmのリミテッドレンズがあるけど、あれにすると今度はマクロが撮れないから、やっぱり70mmくらいのマクロレンズが欲しい。50mmマクロではボケ味がきれいじゃないし、遠くのものが届かない。

岩屋堂2-2

 雑木林の間から青い湖が見えた。
 というのは嘘で、これはプールだ。夏場だけプールがオープンして、子供たちが泳ぎにやって来る。川にも天然のプールが作られるから、夏休みは親子連れでそこそこの賑わいを見せる。
 私はメインストリートから離れて、山の散策路を歩く。川やプール泳いでいるちびっこの近くでカメラを持ってうろついていると、怪しい人と思われそうだから。

岩屋堂2-3

 グリーン・オン・グリーン。
 モミジの葉は、まだ夏色をしている。ごく一部が色づき始めていたけど、紅葉まではまだ4ヶ月以上ある。
 モミジの赤いプロペラも少し出ていた。

岩屋堂2-4

 川沿いにベンチが並んでいる。
 泊まり客の夕涼み用だろうか。それとも、紅葉のときの観賞場所か。
 紅葉の時期はこの横で露店みたいなものをやっていた気がするから、そのお客用かもしれない。
 すぐ横に、おでん缶の自販機があるから、おでんを買った人は、ここに座って食べるとよい。

岩屋堂2-5

 和名の「はなぞのつくばねうつぎ」というのを覚えられなくて、アベリアという短い名前で認識している。
 道端とかによく植えられているパッと見地味な花も、近くから撮るとなかなかきれいだ。小さな白い花は思いがけず可憐だということを知る。

岩屋堂2-6

 落花アベリア。
 苔むしたベンチの上に横たわり、静かに枯れていく。
 誰も座らない木のベンチは、ほとんど自然と同化している。

岩屋堂2-7

 ヤマアジサイらしきやつが、みんなこんな風に丸まっていっていた。完全に丸まって蕾みたいになっているやつもたくさんあった。
 これはアジサイではないのか。

岩屋堂2-8

 ここでもオニユリを撮った。定光寺公園近くでも撮った。
 撮りたいのはヤマユリだけど、もう終わってしまったかもしれない。今年は雨が多くて日照時間も少なかったから、あまりきれいに咲かなかったんじゃないだろうか。

岩屋堂2-9

 キマダラセセリかなと思ったけど、ヒメキマダラセセリの可能性もある。
 虫も撮ってるようでまだあまり撮っていない。真夏になると虫類は案外少なくなるから、もう最盛期は過ぎただろうか。
 青空バックに飛んでいるチョウを撮るという目標はいまだ達成できていない。惜しかったというチャンスさえない。
 春は念願のギフチョウを撮ることができたから、秋はアサギマダラをなんとか撮りたい。

岩屋堂2-10

 見たこともないキノコがあったので撮る。
 自然界にこんな蛍光オレンジがある不思議。
 絶対食べちゃ駄目だろう。

岩屋堂2-11

 これも初めて見た。
 黄色い傘というか、昔ノッポさんがかぶっていた帽子みたいだ。
 キノコの世界も追求していけば楽しいかもしれない。

岩屋堂2-12

 残照。
 この日は久しぶりに太陽の光を見た気がした。
 雨も風情があるとはいえ、やっぱり光と影の魅力にはかなわない。
 梅雨も明けて、太陽と青空が戻った。今年の夏は短縮されてしまったから、ここからちょっと急いで夏を撮ろう。

岩屋堂2-13

 枯れた昭和の観光地風景。いつもの場所だけど、広角レンズではないから、一部を撮った。
 平成の次の時代に、私たちは何を見て平成の名残を感じることになるのだろう。

 岩屋堂シリーズは、ややあっけなくこれで終わりとなる。三脚に慣れるという目的は一応果たして、今後につながった。
 まだ三脚を持っていける場所は限られるけど、なんとか積極的に使っていきたいという気持ちはある。
 一眼も最初は人目が気になって恥ずかしかった。それを考えれば、三脚も使い続けていればいつか照れもなくなっていくのだろう。その次はカメラリュックを背負うようになり、帽子もかぶり、最後はポケットのたくさんついたベストを着てしまいそうで怖い。
関連記事ページ
コメント
非公開コメント

トラックバック

https://utusemibiyori.com/tb.php/1502-a791d6ad