余りもの写真というには枚数があったので追加で最終回 <常滑散策-4>

観光地(Tourist spot)
常滑4-1

Canon EOS 20D+EF-S 17-85mm f4-5.6 IS



 常滑の写真をあらためて見てみたら、使い切れていない写真がけっこう残っていた。ネタ不足ということもあり、もう一回常滑シリーズを延長して、すっきりした形で終わらせることにする。前回のままでは中途半端で少しもやもやがあった。
 最後は歩いた順番で、残りもの写真を並べていくことにしよう。まずは出発点となった陶磁器会館前からだ。
 ポストの上に、郵便配達バイクにまたがる猫ライダーの陶器が飾られている。ポストの上に何かが乗っているのを初めて見た。全国各地にはご当地ものの名物などが乗っかっていたりするのだろうか。

常滑4-2

 生活風景の中に雑然と陶器類があって、回りの風景と一体化して歳月を経ている。背後には、黒板の古い家屋と、使われなくなった赤煉瓦の煙突がある。
 これが常滑を象徴する風景だということは分かるのだけど、他の町とは違う印象を受ける理由を説明しようとすると難しい。感覚的には掴んでいるつもりでも、上手く言葉で説明できない。同じ陶器の町でも、瀬戸とは町の性格が違う感じがする。

常滑4-3

 崩壊しかけた窯の跡。
 周囲には雑草やら百日草やらが雑然と生えている。この感じが常滑なんだという気がする。

常滑4-4

 古い煙突と新しい煙突。
 新しい方は家庭用のものだろう。お風呂とかだろうか。
 機能性だけを考えたら、当時でも赤煉瓦煙突の必要はなかったのかもしれない。見た目にもこだわってそうしたんじゃないか。
 明治の日本人の建物に対する美意識というのは、今よりも優れていたと思う。

常滑4-5

 斜め三連の窓がポップで面白いと思った。
 これは何階建ての建物なんだろう。窓だけを見たら四階建てのようにも見えるけど、高さからすると三階建てだろうか。
 だとすると、窓と部屋の関係はどうなっているのか。
 家の横には赤煉瓦煙突が張りついている。

常滑4-6

 黒板の家と煙突。細い路地と軽自動車。
 道は狭くて坂もあるのに、車が多い。車がないと不便で困ってしまうだろうけど、大きな車では身を持て余す。

常滑4-7

 廃屋。住居兼作業場という感じだろうか。
 崩れ落ちてきそうでちょっと怖い。
 でも、なんとなく惹かれるものがある。

常滑4-8

 窓を葉が覆っている。
 外で生やしていたものが内側に進入したのか、窓辺にあった葉が外に向かって繁殖したのか、どちらだろう。
 どちらにしても、これではもはや窓の役割は果たせない。

常滑4-9

 少し毛色の違う建物。白壁と朱塗りの格子というのは、滋賀あたりの旧東海道沿いを思わせる。
 蔵っぽい雰囲気もある。普通の家にしては窓が小さいし少なすぎる。

常滑4-10

 常滑では古い屋根瓦の美しさを再認識することになった。
 甍(いらか)の波と雲の波という鯉のぼり歌詞を思い出す。均一に並んだ低い家並みを美しいと感じた感覚を失いつつある。

常滑4-11

 保存用の赤煉瓦煙突だろうか。赤煉瓦の並びがきれいだし、補強も入っている。
 赤煉瓦にはツタがよく似合う。

常滑4-12

 コースの途中に、神社もお寺もあったのに、寄る気がしなくて素通りした。
 どうも桑名へ行って以来、神社仏閣熱がピタリと冷めてしまったようなのだ。消極的にさえ行く気がしない。
 このまま神社仏閣から離れてしまうことになるのかどうか、自分でもよく分からない。
 歴史に対する興味が急速に薄れているのも気になる。

常滑4-13

 コースの終盤近く。
 窯元が少しあったりするものの、住宅街の色合いが強くなる。
 コースの前半と後半では違う町のように感じた。

常滑4-14

 通りに面した猫ストリート。壁にたくさんの猫作品が張り付けられている。車で走りながらでも楽しめる。

 最後まで常滑の町の特質を捉えられそうで捉えきれずに終わった。回り残したところはあまりないのに、もどかしい感じが残ったのは心残りではある。
 何年後かに再訪する機会は訪れるだろうか。
 やきもの散歩道は特色のあるところで、お気軽散策が楽しめるから、オススメできる。写真に撮りたくなるところも多い。
 一日コースとしては、セントレアと知多の海と絡めると、盛りだくさんで楽しめると思う。
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