これで桑名をイメージできるとは思わないけれど <桑名1回> - 現身日和 【うつせみびより】

これで桑名をイメージできるとは思わないけれど <桑名1回>

桑名1-1

PENTAX K10D+DA 16-45mm f4



 今日からしばらく桑名シリーズが続くので、まずは第一回目として桑名プロローグをお送りします。
 私の目に映った桑名がどんなところだったのかを見てもらおうという趣旨で、まずはざっと写真を並べてみることにしたい。これが一般的な桑名の実体とどれほど同調していて、どれくらい離れているのか、私には判断がつかない。どこへ行ってもだいたい神社仏閣巡りをしている私だから、普通の桑名観光とは違うことは確かだ。
 今日のところはまだ神社仏閣は登場しない。それは次回以降にまとめて紹介することにしたい。
 このシリーズ全体を通じて、自分も桑名に行ってみたいと思ってもらえるといいのだけど、さてどうなることか。

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 ごく一部を除いて、日本中のアーケードは苦戦している。
 平日の午前中ということで、普通なら店を閉めている時間帯ではないのに、シャッターが目立った。たまに通る人も、買い物客ではなく、ただの通行人だ。
 桑名は三八市というのがちょっと有名で、毎月三と八のつく日に市が開かれて、その日はけっこうな賑わいを見せるらしい。行った日は9日ということで、どのアーケードもひっそりしていた。前日ならまったく違った姿が見られたんじゃないだろうか。

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 桑名はマンホール蓋のデザインが凝っている。いろんな絵柄のものがあって、着色もされていた。
 桑名といえばなんといってもハマグリが有名だし、七里の渡しという旧跡もある。花のデザインは、花菖蒲だろうか。いくつかの場所で花菖蒲を見たから、桑名は花菖蒲に力を入れているようだ。市の花になっていたりするかもしれない。

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 マンホールコレクションその3。
 これは消火栓で、一枚目とは違う舟のデザインになっている。やはり七里の渡しにちなんだものだろう。

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 古くなって使われなくなった家屋がたくさん放置されていた。歴史的町並保存というわけではなく、昔の家や店がそのまま残っているという風情で、私としては嫌いじゃない。
 朽ちていくに任せた家と、その前で力一杯元気に咲いている花とのコントラストが面白く感じた。
 旧東海道沿いには今でも使われている古い家屋がたくさんあって、それらも写真に撮ってきた。七里の渡しや旧東海道を紹介するときにまとめて出したい。

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 雑貨屋さんというか、なんでも屋さんというのか、日用雑貨全般を扱っている祖父江という店。
 道路状況に合わせた建物のデザインがなかなか斬新だ。
 うちの田舎にも昔こういう雑貨店があったけど、今はもうなくなった。営業を続けていることがすごい。

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 非常にレトロな雰囲気のボーリング場があった。桑名リバーサイドボウル。まさに昭和の生き残りといった感じだ。
 けど、実はここ、2006年に閉鎖されてしまったらしい。それは残念。
 そのわりには駐車場に車もとまっているし、人が出入りしている姿も見た。なんだろうと思ったら、中の回転寿司店だけがいまだに営業を続けていて、そこのお客だったようだ。

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 桑名は揖斐川と長良川が合流する河口沿いの街で、少し行くともう伊勢湾だ。だから、水際は港町のような感じが強い。
 かつての桑名城外堀も、河口付近の海から水を流し込んだのだろうか。水は塩分を含み、潮風も吹くということで、なんとなく街が錆っぽい。
 船をつなぎ止めている港の看板を見て、ちょっと吹きだした。
「湾港、河川を美しくしましょう」というのは普通として、「塵芥や沈廃船を捨てないで下さい!」というのは新鮮だった。我々などは捨てようにも沈廃船を持ち合わせていない。
 初めて福井へ行ったとき、「許すな密航!」という看板を見てカルチャーショックを受けたことがあったけど、海沿いというのは陸の人間には無縁のことがたくさんあるのだということを思い知る。密輸や不審船を見かけたときは118番通報するというのを初めて知ったのも、日間賀島へ行くために乗る船着き場だった。

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 街のいろんなところでツバメが飛び交っていて、巣のチビツバメも見ることができた。
 ヒーヨ、ヒーヨと力弱く鳴いている声が聞こえて見上げると、親にエサをねだるチビたちが口を開けていた。
 ここの家の人は、ツバメが巣を作りやすいように土台を作ってあげている。

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 桑名城跡の九華公園で花菖蒲祭りをしていたので、ちらっと見ていく。
 花撮り用のレンズも持っていっていないし、花菖蒲そのものにあまり興味がないので、軽く撮るにとどまった。

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 桑名駅は、JR関西本線と近鉄、養老鐵道、三岐鉄道北勢線が集まるターミナル駅としての性格も持っている。三重県の北の玄関口でもある。
 上の写真は、三岐鉄道北勢線の電車だ。けっこうローカルっぽいいい味を持っている。
 軽便電車というもので、最高速度は45kmとのことだ。
 時間の余裕があれば一駅でも乗っておけばよかったか。
 桑名散策では、電車はまったく役に立たない。移動の交通機関としてはバスということになるのだけど、知らない土地で路線バスを乗りこなすのは難しい。桑名コミュニティバスという100円バスがあるものの、ルートが細かく分割されている上に、2時間に1本しかないから、散策のお供としてはあまり役立ちそうにない。
 結局歩くしかないということで歩き通すこととなった。レンタサイクルくらいはあったのだろうか。

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 県立桑名高校前。
 下校中や部活動中の生徒を見ると、いかにも県立高校生といった感じで、県立高出身の私としては懐かしかった。
 三重県の県立で一、二の進学率とのことだ。東大合格も毎年いるというから、私が行ってたところよりすっと賢い。

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 旅先でのノラとの出会いも楽しみの一つだ。ちょこちょこあちこちで見かけた。

 今回の写真だけで桑名がどういうところか伝わったとは思えないけど、これ以上に桑名らしい写真を持っているかといえば持っていない。ここからイメージを膨らませてもらうしかない。今後は桑名の神社仏閣紹介へと移っていくことになる。
 名所、旧跡としては、庭園や洋館、旧東海道や桑名城跡を巡ってきたから、そのあたりが桑名観光のポイントとなるだろう。
 明日から順番に紹介していく予定だ。
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