今日は会うことができたミコアイサだけど相変わらず遠くて小さい

野鳥(Wild bird)
雨池鳥撮り-1

PENTAX K10D+SIGMA 400mm f5.6



 去年の暮れから雨池のミコアイサのことがずっと気になっていた。二度見に行って二度ともいなかったから、今年は来なかったのだろうかと思っていて、今日もう一度行ってみたら今度はちゃんといた。しかし、相変わらず遠いな。
 警戒心が強いのと、エサ場が池の真ん中あたりということもあって、なかなか岸近くまで寄ってきてくれないのが残念だ。向こう岸近くにいるからと反対側に回り込むと、さりげなくすすーっと離れていく。人と仲良くなろうという気はないらしい。
 今日は池の周囲の工事をしていて、半分近く封鎖されていたので、余計に近づくことができなかった。おかげでミコたちは向こう岸でのんびり浮かんだり、エサをとりに潜ったりしていた。
 でも、ようやく会えたのは嬉しかったし、ホッとした。今年もまた雨池のことを忘れずに飛んできてくれた。なかなか律儀なやつらだ。

雨池鳥撮り-2

 この日一番近づいてこの距離だった。400mmレンズの600mm換算でこの大きさだから、距離は200メートルくらいあっただろうか。もっと遠かったかもしれない。
 せめて池を一周できると、もう少し近づけるチャンスがある。工事が終わった頃にもう一度行ってもいい。
 ミコアイサについては、過去に2回くらい書いている。あれから増えた知識は特にない。
 通称パンダガモと呼ばれる白黒の渡りのカモで、秋に日本に渡ってきて春に戻っていく。渡ってくる数が少ないこともあって、鳥の人の間では冬の人気者となっている。一般的な知名度は低い。池の周りを散歩している人も、誰一人見向きもしない。

雨池鳥撮り-3

 ミコアイサが遠すぎるから、他の鳥を撮ることにする。いろいろ飛び回っていたから、翻弄されながら飛びものに挑戦してみた。
 がしかし、マニュアルフォーカス、マニュアル露出のレンズで飛びものを撮るのはとても苦しい。ピントを合わせて、間髪入れずにグリーンボタンを押して露出を決めて、同時に飛んでいる鳥を追いかけるなんてのは、忙しすぎる。というか間に合わない。しょうがないから露出はソフトのレタッチで調整することにして、とりえずシャッター速度を1/100とか1/160秒くらいに固定して撮った。これでも手ぶれは厳しく、ピントもなかなか合わず、大量のボツ写真を生産することになった。
 遠い方が合わせやすいけど小さくなるし、近いと難易度が上がりすぎてまともに撮れない。素直に300mmのオートフォーカスを使った方がまともな写真が撮れる。

雨池鳥撮り-4

 アオサギくらい大きくてゆったり飛んでくれると間に合う。
 ただ、この日は曇り空の夕方ということで、鳥撮りには厳しい光条件だった。
 風があって水面も波立っていたから、映り込みも期待できなかった。

雨池鳥撮り-5

 かなり近くから飛んでいるカルガモを撮れたと思ったら、ピントが甘かった。構図もむちゃくちゃだ。画面のこんなところ被写体を入れちゃいけない。
 でも、こういう角度からカルガモの飛翔を撮ったことがなかったから、記念にこれも載せてしまおう。

雨池鳥撮り-6

 カワウだと思うけど、ちょっと自信がない。案外カルガモだったりするかもしれない。逆光でシルエットになってよく見えなかった。
 飛ぶ鳥撮りの一つの目標は、正面下からのアップだ。一度至近距離から撮ってみたい。

雨池鳥撮り-7

 小ガモの着水前。これもピントが甘い。
 着水の瞬間も撮れたらよかったけど、手前の草が邪魔して見えなかった。
 飛ぶ鳥撮りは面白いけど難しい。K10Dとマニュアル望遠の組み合わせに限界を感じた。自分自身の練習も足りない。

雨池鳥撮り-8

 近いところにいる水鳥も撮っておく。
 おなじみのバンだ。バンはよく岸辺にいて、陸に上がったりもするけど、人の姿を見るとすぐに逃げていく。足に水かきがないから、必死の前傾姿勢で逃げていく様子を見ると申し訳なく思う。そんなに逃げなくても危害は加えないのに。
 でも、バンにしてみれば、筒みたいなものを自分の方に向けられたら危険と感じて逃げるのは当然のことだろう。

雨池鳥撮り-9

 クチバシの赤いのがバンで、白いのがオオバンだ。名前の通りオオバンの方が少し大きい。
 こいつらは渡らない留鳥で、一年中見ることができる。
 地面で草の種などを拾い食いしたり、水中に潜って甲殻類などを食べる。

雨池鳥撮り-10

 少し前、スズメの数が激減しているというニュースがあった。なんでもこの50年で10分の1になってしまったんだとか。
 どこまでその統計が信用できるのかは分からないけど、相当減っていることは確かなのだろう。普通に見かけるけど、昔に比べて減ったと言われればそういえばそうだなと思う。
 今はスズメを見ても、ああスズメかで終わってしまうけど、あと100年もしたらスズメは貴重種になっていて、鳥の人たちは一所懸命スズメの写真を撮っているのかもしれない。写真に撮ってよく見てみると、けっこうかわいい。

雨池鳥撮り-11

 遠くの暗いところではっきり見えなかったけど、たぶんシロハラだ。ピントも少し合ってない。
 シロハラも渡り鳥で、春になると北の中国やロシアに渡っていく。こんな小さな鳥も渡りをするのは驚く。日本の夏は暑くて耐えられないのだろうか。

雨池鳥撮り-12

 こっちはアカハラで大丈夫だろうか。腹が白ければシロハラで、赤ければアカハラというのは単純すぎるように思えても、鳥や花の名前なんてそんなふうにつけられているものが多い。
 これも渡り鳥で、冬になると日本に南下して越冬する。夏は千島列島などに渡って子育てをする。
 あらためてよく見てみると、こいつもシロハラのような気がしてきた。

雨池鳥撮り-13

 ツグミも冬を代表する鳥の一つだ。寒くなって最初にツグミが地面にいるのを見ると、冬がやって来たんだと思う。
 春になると集団で北へ帰って行く。入れ替わるように北からは違う鳥たちが日本に渡ってくる。上手くできているものだ。それぞれ心地がいい気候が違う。
 久々に鳥撮りをして楽しかったし、また課題も見つかった。2月も終わりになってくると気持ちは半分春で、野草に心が向かいがちではあるけど、冬の間にもう少し鳥撮りもしておきたい。カモ撮りもまだ充分じゃない。
 今日も寒の戻りで寒い一日だった。まだもう少し冬は続く。
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