完成した3品は青写真とはまったく別の美味しいサンデーだった

料理(Cooking)
非イベントサンデー

Canon EOS 10D+Canon EF50mm f1.8 II



 今日は一週遅れの節分料理か、一足お先のバレンタイン料理なんてのをちょっと考えたものの、いいアイディアも浮かばず、どっちにしても中途半端になるということで、結局普通の料理になった。普通といっても世間一般の普通ではなく、私にとっての普通という意味だけど。
 今回もまた、着陸予定地と実際の着地点は大きくズレることとなった。左中間を破るツーベースを打つつもりが、あっち向いてホイ打法で一塁線を破ったような感じだ。結果オーライながら、二塁ベースの上でガッツポーズを取る私がいた。
 それにしても、こんな料理を作るつもりではなかった。頭の中のイメージは全然違った。私の思い描いた料理の青写真を見て注文した人がいたとして、出てきた料理がこんなだったら完全に苦情を言っている。おいおい、私が注文したのはこんなものじゃないぞ。写真とまったく違うじゃないか、と。私自身、出来上がったものを見て驚いたくらいだ。
 でも、こうなってしまったのだから仕方がない。出てきたものを食べるのが、食べ手としての私の義務だ。
 私が喫茶店のマスターになったら、日替わりランチではなく、お楽しみランチというメニューにする。何ができるか私にも読めない楽しみがある。

 今回の中で最も斬新だったのが左手前の一品だ。一見するとホワイトシチューの上に目玉焼きと何か得体の知れない物体が浮かんでいる料理に見えるだろう。でも、そうじゃない。これは、一応、オニオンスープから出発した料理だ。
 まずはタマネギをたっぷり刻んで、オリーブオイルでじっくり炒めるところから始まる。
 そこに白ワインを入れ、バターと小麦粉を混ぜ、少しずつお湯を加えて伸ばしていく。牛乳も入れる。その後、コンソメの素と塩、コショウで味付けをして、チーズも投入する。
 更にワンタンの皮を細切りにしたものが入っている。それでしばらく煮込んだらベースは完成だ。
 目玉焼きは、タマネギのリングをオリーブオイルで焼いて、その中に卵を落として丸い形にする。目玉焼きというか、半熟にするために目玉蒸しにしてある。白身が固まってきたところで水を加え入れて、フライパンにフタをして蒸し焼きにする。こうすると、白身も黄身も固くならない。オニオンリングを外しても丸い目玉焼きの形を保っているから、見た目もきれいだ。
 周りに浮かんでいる茶色のはトーストだ。カリカリに焼いたトーストとオニオンスープはよく合う。ただし、もっと小さく切るべきだった。
 青いのはパセリだ。
 結果的にシチューに近い味になったのだけど、とても美味しいから、オススメしたい。ネギの甘みもよく出ているし、ワンタンのぷにゅぷにゅと、トーストのカリカリと、タマネギのシャキシャキと、いろんな食感が楽しめるのもこの料理の特徴だ。目玉焼きを崩して黄身を混ぜることで味変わりにもなる。

 右側のものは、魚肉ソーセージを作るつもりが、結果的に白身魚の団子フライになった。これもずいぶん思惑からは外れていった一品で、でも結果としては美味しくなったから、怪我の功名だった。
 白身魚の切り身(タラ)を刻んで、塩、コショウ、酒、しょう油、ダシの素、カタクリ粉を入れてよく混ぜこねる。
 それに、小麦粉、卵、パン粉と順番につけて揚げれば出来上がりだ。
 たれは、めんつゆにしょう油、酒、唐辛子、水を加えて、ひと煮立ちさせて作る。
 最後にたっぷり青のりを振りかける。
 白身魚だけなのに、ふわふわ食感で不思議に美味しい。白身をそのままフライや天ぷらにするのとは全然違う料理だ。
 これもオススメできる。魚嫌いの子供でも喜んで食べるはずだ。

 一番奥のものは、最初から自分自身どういうものができるのか見当がつかないまま手探りで作っていくことになった。イメージがひどく曖昧なまま作り始めて、食べてみるまでどんな味なのか、予想がつかなかった。
 基本的に何がしたかったかというと、ほうれん草のソースを作りたかったのだ。ただ、ミキサーもジューサーもなく、包丁で刻んだだけではペースト状にならず、ソースという形になりきらなかった。
 適当に残った野菜を湯がいていって、最後にほうれん草ソースをかけようと思っていたら、温野菜とほうれん草ソースもどきが同居するような格好になった。でも、これがまずかったかといえばそうでもなく、ショート、レフト、センターの間に落ちるテキサスヒット的な一品となった。今日はいろんな面においてツイていた。
 キャベツ、鶏肉、ブロッコリー、エビ、アスパラを塩とダシの素を入れたスープで湯がく。
 ほうれん草は下茹でして、水気を絞って細かく刻み、オリーブオイル、白ワイン、しょう油、からし、塩、コショウ、コンソメの素、スープを入れて加熱する。
 ソース状にはならなかったものの、温野菜を絡めて食べたら美味しかった。もっと上手く作ればもっとよくなるという可能性を感じた。ほうれん草をディップとして、温野菜をそれにつけて食べるという方がよかったかもしれない。
 野菜は加熱すると栄養素が溶け出してしまうことがあるけど、生に比べていろんな種類をたくさん食べられるというメリットもある。私も生野菜はちょっと苦手だけど、温野菜を美味しい味付けにしたものは好きだ。嫌いな食べ物も、調理次第で食べられるようになる。

 今日はラッキーなヒットが続いて、三打数三安打だった。たまにはこういうこともある。ただ、これが実力だと勘違いしてはいけない。料理が止まって見えるというほど料理の神様に近づいたわけではない。幸運はそんなに続くものではない。基本の反復練習に裏打ちされた自信と実力が必要だ。
 来週はバレンタインデー翌日ということで、料理とは別に自分でチョコレート関連の何かを作りたいと思っている。もらえぬなら作ってしまえチョコレート。
 レンガチョコは何度か作っているから、何か別のものを作ろう。義理チョコを溶かして固めて招き猫チョコを作ったのは、もう3年前になるだろうか。あれを超える傑作を生み出すのはなかなか難しいけど、あと一週間あるから考えてみよう。
 みなさんも、よいバレンタインを。
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  • 試合で打てない・・・・ではなかった1年生の頃は、時々練習試合などでヒットを打ちましたが、レギュラーになってからは、全く打てません。バッティング練習やケースバッティングなどの練習では、良い当たりの打球や、ヒットも打てますが、試合になると、まったく打てませ?...
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    2009/03/24 20:12