森林公園の秋風景を撮って、木の勉強をしようと思った <後編> - 現身日和 【うつせみびより】

森林公園の秋風景を撮って、木の勉強をしようと思った <後編>

森林公園秋2-1

Canon EOS 20D+TAMRON SP 90mm F2.8 / Canon EF 75-300mm f4-5.6 IS / EF28mm f2.8



 森林公園の南門近くに、田んぼができていた。畑は以前からあったような気もするけど、田んぼまではなかったんじゃないだろうか。小屋なども建っていて、里山風景を再現したようになっている。数人の人たちが農作業をしていた。
 公園の植物園内は尾張旭市の管轄で、個人の土地というわけではないから、市によってこういう試みがなされているのだろう。そういえば、猪高緑地の中でも田んぼが作られていたから、それと同じことか。
 最近はこういう里山風景をなかなか見ることができなくなったから、作り物にしてもいいことだと思う。本物を見たければ、豊田の奥にある松平郷をオススメする。

森林公園秋2-2

 森林公園も秋が進んでいた。色づいたり枯れたりした木々と、たくさんの落ち葉。芝生の緑色とのコントラストが秋風景だ。もっと季節が進むと、芝生は茶色になり、景色が色を失う。日本に紅葉がなければ、秋はもっと寂しい季節になっていた。

森林公園秋2-3

 枯れ葉道。こういう道を歩くと、どういうわけか、デジカメを持って散策を始めた2004年のことを思い出す。枯れ葉を敷き詰めた土の上を歩く感覚が新鮮だったからかもしれない。

森林公園秋2-4

 木についての知識はほとんどないに等しいから、木を見て名前を当てることはできない。野草と同じく、樹木についてももっと勉強すべきだろうか。一応、樹木のポケット図鑑は持っているけど、木は季節にとって姿を大きく変えるから、花よりも難しい。若葉のときと、花が咲いたとき、実がなったとき、紅葉したり葉が落ちたりしたときと、それぞれの姿を覚えないといけない。木肌とかで区別すればいいんだろうか。
 こんなふうに色づいている木を見てけっこうきれいなもんだなと思いつつ、それ以上私とこの木との関係が進まないのは、私がこの木について名前を知らないからだ。見知らぬ他人と仲良くなるためにはまず名前を知る必要があるように、木も花も名前を知らないと仲良くなれないということがある。
 冬は足元の花も咲かないし、ちょっと意識的に木を観察しつつ勉強してみようか。

森林公園秋2-5

 モミジも赤くなり始めていた。森林公園にもそこそこモミジがあって、紅葉の季節はけっこうきれいだ。紅葉の道と名づけられているところもあったんじゃなかったか。
 今年の夏は一度も台風が上陸しなかったから、紅葉は期待できる。秋口は暖かい日が続いたものの、ここへきて一気に冷え込んできた。あと2週間もすれば紅葉の見頃となってくるだろう。まだ先だとのんびり構えていると、また遅刻する。出遅れるよりも先走る方がましというのを忘れないようにしよう。

森林公園秋2-6

 この日は曇天で、最後は雨降りになった。途中で少しだけ日が差したときの写真がこれだ。芝生に日が当たって、心惹かれる風景になった。
 昔少しだけゴルフをやっていたことがあって、そのとき芝生の魅力というのを知った。ゴルフの楽しさの何割かは、芝生の上を歩く心地よさにあるのではないかと思う。日本にはもっとたくさんの芝生広場が必要だ。

森林公園秋2-7

 なんとなく面白くて笑えた。一本だけきれいにツタが這っていて。

森林公園秋2-8

 遠くの方に茶色い派手なカモがいるなと思って写真を撮って、家に帰ってきてから写真を見て、初めてオシドリだということが分かった。肉眼では識別できず、300mm望遠レンズの480mm換算でも確認できなかった。写真は少しトリミングしている。
 遠いながらも野生のオシドリを撮ったのは初めてだったから本来なら感慨深いところなのだけど、現場ではオシドリと思っていないから感動を逃した。気づいていれば、もっと近づいてたくさん写真を撮っていたのに。右にいる地味なのがメスだ。
 オシドリ自体は花鳥園で何度も見ているから、珍しさはない。動物園にもいる。でも、森林公園あたりに渡ってきているというのは嬉しい。

森林公園秋2-9

 ここの池は広くてカモまでの距離が遠いから、小さくしか写せない。デジスコ向きの池だ。街の池とは違って近くを通る人も少ないし、人との距離も遠いから、渡っていくまで慣れずじまいで、なかなか近づかせてくれない。
 手前に写っているのも小さくてよく分からない。カイツブリか。奥はカルガモだ。

森林公園秋2-10

 今回は池の南側しか行っていないから、全体の様子は把握できなかった。一角にマガモのグループがいた。コガモは見かけなかったけど、北側にいたかもしれない。
 いずれにしても、まだ渡ってきている数は多くない。増えてくるのは11月に入ってからだろう。

森林公園秋2-11

 あ、ヌートリアだ。もう何度も見かけていて驚かなくなった。ヌートリアっているよね、という程度の認識になっている。ついこの前も津屋川で見た。
 どこからどういう経路で増えたのか知らないけど、思っている以上にあちこちで繁殖しているようだ。最初はペットか何かが逃げ出したのだとしても、そんなに長い距離を移動できるとも思えないし、どうしてこんなに広い範囲で生息するようになったのかは謎だ。

森林公園秋2-12

 雨が降ってきて、日没で暗くなったし、私もぼちぼち帰ることにしよう。収穫はもう一つだったけど、10月最後に行っておいてよかった。

森林公園秋2-13

 森林公園南門前の道は、秋になると黄葉ロードになる。この木もよく分かっていない。黄色のは全部イチョウということにしていいのかどうか。

森林公園秋2-14

 帰りに尾張旭の城山にも寄っていった。
 ようやく遅い稲刈りが始まったところで、まだ大部分はこれからだった。尾張旭の収穫は本当に遅い。早いところでは8月の終わりには借り入れをしているのに、2ヶ月遅れにはどんな意味があるのだろう。品種の問題なのか、流通や商売的な理由なのか。気候的なことではないと思うのだけど。
 瀬戸電の新型シルバー車両がとまっていた。

森林公園秋2-15

 尾張旭上空に雨雲がかかっていて、西の空は晴れているという変な天気だった。それで、ちょっとドラマチックな風景になった。
 最近は5時を回ると、もう撮影不可能なほど暗くなってしまう。冬はどこで何を撮ろう。

 本格的な紅葉シーズンが始まる前に行っておくべくところがまだいくつか残っている。コスモスもすっかり出遅れてしまったけど、一度くらいはどこかで撮っておきたい。来週のどこかでアイボクかモリコロに行こうと思っている。
 紅葉もどこへ行くか、早めにスケジュールを考えておいた方がいい。去年けっこう回ったから、今年はもういいかなという気持ちになっている。行くならまだ行ったことがないところへ行って、新鮮な気持ちで撮りたい。
 野草はこれでもう撮り納めだ。次は来年の2月ということになる。遠いようで3ヶ月なんてすぐに過ぎてしまうものだ。
 この冬の課題は木の勉強ということで、木の写真をたくさん撮ってネタにしてみるというのもいい。マニアックすぎて一般受けしそうにないけど。
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