茶臼山の紅葉は一週間遅刻だった疑惑が浮上 <第二回>

紅葉(Autumn leaves)
茶臼山2-1

Canon EOS 20D+Canon EF-S 17-85mm f4-5.6 IS



 茶臼山の紅葉第二弾は、昨日のカエル館の続きからとなる。写真は、茶臼山湖という湖で、さほど大きくはない。溜め池のような姿からしてもおそらく人造湖だろう。
 この湖は茶臼山の北側にあって、すでに長野県に入ってしまっている。茶臼山自体が県境にあって、両方の県にかかっている。愛知県は最高峰だから大事にしているけど、長野にはもっと高い山がいくらでもあるからあまり気に懸けていないのではないかと思う。
 カエル館の呼び物となっているネバタゴガエルは、茶臼山湖で見つかったので、長野県根羽村(ねばむら)の天然記念物に指定されている。
 この付近には他にもナガレタゴガエルや普通のタゴガエルなども生息しているとのことだ。一般人が見ても区別がつくとは思えないけど。
 木の上で卵を産むことで知られるモリアオガエルの産卵地としても有名らしく、カエル好きの人は遠くからもそれを見に訪れるのかもしれない。
 茶臼山湖一帯は、多くの野草や野鳥、虫類の生息地でもあって、チョウは100種類ほど見られるんだそうだ。ここは紅葉の秋よりも夏に来ると楽しいところのようだ。

茶臼山2-2

 湖畔にはたくさんのロッジが建ち並んでいた。このあたりの紅葉というか秋枯れ風景はなかなか趣があってよかった。
 紅葉の季節となると、もう朝晩が寒すぎて泊まり客もいないのではないかと思うけどどうだろう。スキー客が利用するなら暖房装置も整っているだろうから、秋でも観光客は来るのかもしれない。夏の避暑キャンプにはよさそうなところだ。

茶臼山2-3

 なんとなく上手く雰囲気を伝えられず、もどかしい。実際はもっといい感じだったのに。
 これ以上このあたりをうろついても紅葉スポットはなさそうだったので、最初に見た池の方に戻ることにした。

茶臼山2-4

 戻っていく途中に見た山並み風景。撮るべき紅葉風景と出会えず、山ばかり撮っていた。
 日没が近づくにつれて、空がほんのりと染まり始め、山の風景はますます幻想的でドラマチックになっていった。今回の茶臼山行きはこの山並み風景が一番の収穫となった。
 愛知県や岐阜県の小山はけっこう登っている私だけど、高いメジャーの山に関してはまったく知識がない。山の稜線を見て山の名前を当てられる男となるべきなのだろうか。そのあたりはちょっと迷いがある。高い山に登りたいという気持ちも今のところあまりない。富士山だけは一度登らないといけないだろうか。
 ちょっと気になって日本で二番目に高い山を調べたら、北岳だった。知らなかった。山梨県の赤石山脈(南アルプス)にあって、標高は3,193メートルだそうだ。
 茶臼山からは南アルプスが見えるはずだから、知らない間に北岳も見ていたのかもしれない。直線距離にしたら富士山の方が近いくらいだし、ひょっとして富士山も見えていたのか。考えたら長野県まで入っているのだから、もっと富士山を意識して探せばよかったのだ。最初から見えないものとあきらめていた。

茶臼山2-5

 厚い雲が低くたれ込めてきて、山の上空近くに浮かんでいた。
 自分がいるところがすでに標高1,200メートルを超えているということを忘れがちになるけど、実はかなり高い位置にいたのだ。酸素濃度は地上の85パーセントくらいになっている。前回山登りをしたとき、短い距離でもやけに息が切れたのも、単に私が運動不足というだけではなかった。今回は短い距離をゆっくり歩いただけだったから、酸素の薄さは気にならなかった。

茶臼山2-6

 一番紅葉していたあたり。ずっとこんな感じで赤く染まっていれば車を走らせるだけでも楽しいだろうけど、色づいているのは一部だけで、見応えがあるところまではいかない。道ばたの紅葉なら近所の平和公園の方がよほどきれいだ。

茶臼山2-7

 道路の上をスキーリフトが行き来している。このリフトはスキーのときだけでなく、一年中動いているようだ。夏でも秋でも、萩太郎山の山頂へ登る人が利用する。
 12分で往復500円は良心的だ。時間があれば私も乗ってみようと思っていたのだけど、日没が近づいて時間切れとなってしまった。萩太郎山の上から正面の茶臼山を見たら紅葉が見られたかもしれない。

茶臼山2-8

 矢筈池まで戻ってきた。結局のところ、このあたり一帯が紅葉ポイントとなるようだ。
 あれから茶臼山の紅葉ポイントについてもう一度調べ直したところ、どうやら私が行った27日は一週間遅かったらしいということが判明した。一週間前に撮られた写真は、萩太郎山の紅葉も赤く色づいていてもっときれいだった。日曜は駐車場も車がたくさんとまっていたから、訪れる人もやはりけっこういるようだ。10月の終盤で県内の紅葉に出遅れるとは思わなかった。
 それから、建物の正体もだいぶ分かった。左端に切れて写っているのが「レストハウスやはず」と「花ノ木センター」で、右端のは「高原の美術館」だった。正面右に写っている山がたぶん茶臼山だ。

茶臼山2-9

 紅葉を探してクローズアップで撮る。けど、こんなところくらいしか撮るところがないというのも寂しい。
 このあと車を芹沼池近くの駐車場に移動させて、デジをS2proに持ち替えて芹沼池周辺を撮った。そのときの様子はまた明日あらためてということにして、今日は本編の後編を締めくくるということで、帰り道の写真となる。

茶臼山2-10

 茶臼山高原道路は、入り口あたりの路面が荒れていたものの、奥はきれいになっていて走りやすい。このときも工事をして直していた。有料道路から無料道路になったとはいえ、あまり放置しておいてもよくないという判断だったのだろう。
 帰り道は下りが多いから、かなり惰性で走ってガソリン消費を抑えた。どうにかガス欠にならずに家まで帰り着けたのはよかった。山を下りてからのスタンドも有人ばかりで、市内よりも10円以上高かった。そういえばガソリンもだいぶ値下がりした。

茶臼山2-11

 行きと同じ場所でもう一度夕焼けの山並み風景を撮った。途中で視界が開けている場所は少ないから、車をとめて写真を撮れる場所は限られる。

茶臼山2-12

 山の夕焼け写真をもう一枚。
 結局、今回も紅葉らしい写真はほとんど登場しないまま締めとなった。紅葉を撮りに行ったのに、紅葉を撮った気がしないなと思ったら、本当に撮れてなかった。撮れてないのは気のせいではなかった。
 次の紅葉スポットはどこになるだろう。早くても11月の中旬。去年香嵐渓へ行ったから、今年はもう行かない。有名どころはだいたい行って、まだ行っていないところというのはあまり思いつかない。明治村のチケットがあるから、今年は秋の明治村を撮りに行こうとは思っている。あとは岩屋堂とか、定光寺とか、そのあたりの近場ということになるだろう。去年は奈良が印象深かったから、今年は京都とも思っているけど、実現するかどうか。
 茶臼山の紅葉編は明日も続く。
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