月別:2023年11月

記事一覧
  • 終わっているかいないか

     自分はもう終わった人間だと思う。 それは半分本当で半分本当ではないのだけど、自分の中の感覚としてそれはある。 けれど今は何度目かの冬の時期というだけかもしれない。 ここを我慢して乗り越えればまた春がやってくると。 自分はまだ終わってなかったんだと、思える日が来るといい。...

    2023/11/30

    言葉(words)

  • メニュー数の問題

     一日のメニューは少なすぎても物足りないし、多すぎてもお腹いっぱいになってしまう。ちょうどいいメニュー数というのがある。 飲食店と同じように。 ワンオペでメニュー過多は最悪で、そのうち倒れるか精神がおかしくなる。 忙しすぎると感じたら、それはメニューが多すぎるせいだ。メニューを減らさないといけない。 ときにはきっぱりやめるということも大事で、捨てるメニューは捨てないといけない。 年末年始はメニュー...

    2023/11/29

    言葉(words)

  • 下手の積み重ね

     下手の積み重ねが上手になる。 最初から上手にできることは努力しようとしないし必要以上に繰り返すことはしないけど、下手なことは何度もやらないと上手くいかないから自然と回数を重ねることになる。 気づけばいつの間にか上手になっていたなんてことがあるはずだ。 今自分が得意と思えることはすべて最初は下手だった。 下手に下手で上塗りして分厚くなっているから自信も持てるし得意ともいえる。 たいていのことはしつ...

    2023/11/28

    言葉(words)

  • あえての逆張り

     皆が欲しがらないものをあえて求めるという手がある。 仕方なくとか、次善の策とかではなく、積極的に欲しがってみる。  そういう意味での”あえて”というのは人生を豊かにするような気がする。 あえて不人気メーカーのものを買うとか、あえて人気のないアイドルを応援するとか、誰も集めないものをコレクションするとか、そういうことに喜びを感じられたら勝ちだ。 少しは自分を騙さないといけないとしても、それをよしとす...

    2023/11/27

    言葉(words)

  • エビフライはできるサンデー料理

     11月も最終日曜日になった。来週がもう12月なんて嘘みたいだ。 一年を振り返りにはまだ早いけど、取り戻すには遅すぎる。 残り一ヶ月ちょっとを無事に過ごして年を越すことを願うくらいしかできない。 これくらいの時期になると、何かにつけてまた来年、と思う。そう決めてしまえば気持ちが楽になる。 けど、来年なんてすぐに来てしまうのだ。ひと月先送りしたからといって事態が好転するわけでもあるまいに。 大掃除は順調...

    2023/11/26

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週はもうひとつの定点観測をお送りします。...

    2023/11/25

    日常写真(Everyday life)

  • 愛知県稲沢市の国分寺に隣接する三社

     昨日紹介した愛知県稲沢市の国分寺に隣接する三社(地図)。 住所が矢合城跡となっているので、かつてこのあたりに矢合城(やわせじょう)があったのだと思う。 矢合城は片原一色城主の橋本道一の弟、橋本大膳が片原一色城の支城として築城とされる城で、この橋本一族は織田信長と信雄に仕え、その後、秀吉、加藤清正に仕えたという。 橋本道一、大膳の父の橋本一巴は信長の鉄砲師範だっということで、鉄砲に携わる武将だった...

    2023/11/24

    言葉(words)

  • 愛知県稲沢市の国分寺

     愛知県稲沢市の神社巡りをしているときに国分寺(地図)というのがあったので立ち寄ってみた。 ちょっとややこしいのだけど、奈良時代に聖武天皇の詔で建てられた尾張国分寺とは違う。 当時の国分寺は現在の国分寺の900メートルほど南、鈴置神社の南西(地図)にあったと考えられている。 多くの遺構が見つかっているので可能性は高そうだ。 現在の稲沢市はかつての中島郡の南部に当たり、律令時代に国府が置かれた場所だ。...

    2023/11/23

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 責任はある

     自分に非はなくても、自分が原因で起きたことに対する責任はある。 自分は悪くない、自分のせいじゃないと言い逃れることはできない。 人は無自覚に罪を犯し、自覚しないまま他人を傷つけている。 その責任は負わなければならない。 おそらくそこには因果律と呼ばれるような力が働いている。 結果には必ず要因があり、その要因は自分が発しているということだ。 責任がないなんてことはない。責任はある。そのことは常に自...

    2023/11/22

    言葉(words)

  • 愛知県稲沢市大塚南の日吉社

     デッドストック神社写真シリーズの今回は、愛知県稲沢市大塚南にある日吉社(地図)です。 昨日紹介した性海寺のすぐ東で、西の西福院と恵明寺に挟まれた格好になっているから、どこかの寺の鎮守だったかもしれない。 古い日吉権現もあるので、寺より先だった可能もあるのだけど、このロケーションからして寺と無関係だったとは思えない。 大塚南の地名は、性海寺の中にある大塚古墳から来ている。 これは大きな塚ではなく、...

    2023/11/21

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • 愛知県稲沢市の性海寺にある三宮社

     デッドストック神社写真シリーズの今回は、愛知県稲沢市の三宮社(地図)です。 稲沢の三宮社といっても、稲沢の人でも知らないのではないかと思うけど、性海寺の中といえば分かるだろうか。性海寺はアジサイ寺として有名なので、愛知県ではわりとよく知られている。 訪れたのは2018年の6月で、お目当てはアジサイだった。 そのときの記事はこちら。 性海寺にはわりと縁があって、2012年と2008年にも訪ねている。初めて行っ...

    2023/11/20

    神社仏閣(Shrines and temples)

  • もう冬かサンデー料理

     風邪と体調不良も治って、大掃除も軌道に乗った。このまま年末まで加速していくことになるのだと思う。 大掃除を一週間以上休んでしまったので、日数が足りるかどうか分からない。年を越してもいいのだけど、終わるなら今年中に終わらせてしまいたい。 毎年思うのは、掃除に終わりはないということだ。2ヶ月にわたると途中で最初にやったところがもう汚れてきて、そこへ戻っていると永久にループしてしまう。どこかで諦めなく...

    2023/11/19

    料理(Cooking)

  • やらなきゃいけないこと

     うっすらやらなきゃいけないんだろうな思っていることは、たぶんやった方がいいことだ。 心が拒んでいても、やらないという選択が自分にとって良い結果を招くことはないのだろう。 今頭の中に浮かぶことが2つ、3つある。 やらずにすむならやりたくない。でも、やらないと駄目なんだろうなとは思う。 とにかくやれと、自分に命じてやらせるしかない。誰も代わってはくれない。 やるかやらないか、選択は二つに一つだ。 ああ...

    2023/11/19

    言葉(words)

  • 思惑は外れて普通

     思惑通りにいかないことなどいくらでもある。 というよりも、思い通りになることは少なく、思い通りにならないことの方が多いくらいだ。 上手くいかなかったり予定が狂ったりするたびにいちいちへこんだり腹を立てたりしても疲れるだけでいいことはない。 最善策ではないけど対処法としては、思い通りにならないことが普通と思っておくことだ。 そうすれば稀に上手くいったときにラッキーと思える。 臨機応変にその都度対処...

    2023/11/19

    言葉(words)

  • 定点観測

     今週は最初の定点観測をお送りします。...

    2023/11/18

    日常写真(Everyday life)

  • 目指しているのは完成なのか

     人は自身の完成を目指しているのか。 あるいは、人類には想定される完成形といったものがあるのかないのか。 世界は完成を求めているのだろうか。 私たちの物語は何をもって完結するのか。 ただ無目的に継続しているだけでは意味がないし、進化や成長は当面の目標であって最終目的ではないはずだ。 結末ありきなのか、行き着いた先がゴールなのか。 最後が決まっているとしたらそれはそれでつまらないけど、何も決まってい...

    2023/11/17

    言葉(words)

  • 今か今じゃないか

     限られた時間の中でやりたいことをすべてやることはできない。 だから優先順位を決めてその通りやろうとするのだけど案外難しくて、どうでもいいことに時間を取られてしまいがちだ。 今性というか今感を大事にするというのは一つある。 今しかできないことや、今やりたいことをやる。 基準としては、今なのか、今じゃないのか、ということだ。 逆説的だけど、今じゃないことを後回しにしていけば、結果として今やるべきこと...

    2023/11/16

    言葉(words)

  • 親切の押し売りお断り

     親切のはき違えには気をつけたい。 相手を思いやっているつもりが、ただの自己満足の押しつけになっていることもある。 親切というのは後出しでいい。先回りしすぎるとただのおせっかいになりがちだ。 そして、さりげなく、誰にも気づかれないでやるのが一番だ。これ見よがしにアピールするものではない。 私自身、親切な人でありたいと思うけど、親切な人と思われたら負けだとも思う。...

    2023/11/15

    言葉(words)

  • 体調不良明けのサンデー料理

     風邪なのか体調不良なのか、よくない状態がずっと続いていて、昨日あたりようやく復帰したところだ。 寝込むほどでないのだけど、明かな不調で、思った以上に長引いてしまった。 大掃除は11月に入ってまだ3日しかできていない。今年は軽めのメニューとはいえ、日数不足で年内に終わらないかもしれない。 それより何より、まずは体調を戻すことを優先したい。 ここのところ名古屋もぐっと冷え込んでいるようなのだけど、体温...

    2023/11/12

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週ももうひとつの定点観測をお送りします。...

    2023/11/11

    日常写真(Everyday life)

  • 勘違いというエネルギー

     自分にしかできないとか、自分がいないと駄目だとかは思い上がりの勘違いだけど、そういう気持ちは無駄じゃない。 頑張るための原動力として勘違いは役に立つ。 人間、思い上がっているくらいでないとまともな仕事はできない。 情熱もなしに何かを成し遂げられるはずもない。 これは自分にしかやれない自分の仕事なのだと自分に言い聞かせて説得できれば成功だ。...

    2023/11/10

    言葉(words)

  • 出会いは偶然か

     世の中に偶然はあると思っている。 最初から全部決まっていたら面白くもなんともない。 けど、人と人との出会いに偶然はないのかもしれない。 縁だったり、宿命だったり、必然だったりする。 そのすべてが望ましいものとは限らないけど。 ときどき天は偶然を装って憎い演出で人と人とを結びつける。 ものすごく回りくどいやり方で笑ってしまうこともある。 それでも、偶然の余地を少しは残しておいて欲しいと思う。 たま...

    2023/11/09

    言葉(words)

  • 未必の故意の罪

     未必の故意(みひつのこい)という法律用語がある。 テレビドラマなどで耳にしたことがある人も多いと思う。 いつどこで生まれた言葉なのかは知らないけど、分かるような分からないような言い回しだ。 確信を持って行えば故意、無自覚に行えば過失。どうなるか分からないながら行うことを法律上は未必の故意と呼んでいる。 実際の判例でいうと、車の暴走行為や詐欺の加担などで適用されることが多いようだ。 道にブロックを...

    2023/11/08

    言葉(words)

  • 生きることは記憶すること

     魂は記憶であり、記憶は体験によって形作られる。 体験こそが自己そのものといういい方ができる。 自意識というのは要するに記憶の集合体だ。 もし記憶をすべて失えば、それは自己を失うことを意味する。(罪人に対する最も重い罰は記憶を奪うことだ。) 人は記憶を蓄積するために生きている。人はどうして生きるのかという問いに対するそれが答えだ。 肉体を持って体験することが一番手っ取り早い。...

    2023/11/07

    言葉(words)

  • 多数派のために

     今の世の中、少数の馬鹿に合わせた仕組み作りが行きすぎていて、圧倒的手多数の利便性が損なわれている。 なんだか間抜けな話だ。 仕組みを作る側がそれに気づいていないので、ますます悪くなる。 昔ほどおおらかではいられないとはいえ、多くの人が割を食うのはおかしい。 それはマイノリティを大事にしようというのとは別だ。私がいうのはそうではなくて、一部の犯罪者対策といったもので一般の客が迷惑をしているといった...

    2023/11/06

    言葉(words)

  • 病み上がりのサンデー料理

     11月に入って大掃除を始めたとたん、にわかに体調がおかしくなって、4日ほどやられていた。だいぶ戻ったものの、まだ本調子ではない。 たぶん風邪引きだと思うのだけど、だとしたら10年ぶりくらいだ。コロナの時期も何事もなく過ごしたことをあらためて思った。 大掃除は何日か様子を見てぼちぼち再開することにする。一日1時間で2ヶ月だから、まあ焦ってやることもない。年を越したら越したでかまわないのだし。 それにして...

    2023/11/05

    料理(Cooking)

  • もうひとつの定点観測

     今週はもうひとつの定点観測をお送りします。...

    2023/11/04

    日常写真(Everyday life)

  • 総天然色

     モノクロよりもカラー。 単色刷よりも多色刷り。 人生はフルカラーの総天然色であってほしいと願う。 ...

    2023/11/03

    言葉(words)

  • 過去との距離感

     何もかもが懐かしい時期と、すべてが懐かしくない時期がある。 どちらが健康な精神状態なのかは分からない。 過去を振り返りすぎると死期が近いのではないかと思えて、あまり過去は振り返りたくない気持ちがある。 私は心のどこかで過去から逃げている。捕まったら終わりとも思う。 それはあまり健全とはいえないのだけど、未来だけを見るというのも一種の現実逃避に違いない。 過去を懐かしむことはそれほど悪いことではな...

    2023/11/02

    言葉(words)

  • 見る向き

     どっちを向くかが大事。 同じ場所に立っていても見る方向によってまったく違う景色になる。 前を向くか後ろを向くか、上を見るか下を見るか。 それは誰の方を向くかということでもある。 人は見ているつもりでも見えていないことがある。 見えることと見ていることは違う。 くれぐれも見る方を間違えないように。 ...

    2023/11/01

    言葉(words)

終わっているかいないか

言葉(words)
銀杏の冬

 自分はもう終わった人間だと思う。
 それは半分本当で半分本当ではないのだけど、自分の中の感覚としてそれはある。
 けれど今は何度目かの冬の時期というだけかもしれない。
 ここを我慢して乗り越えればまた春がやってくると。
 自分はまだ終わってなかったんだと、思える日が来るといい。


メニュー数の問題

言葉(words)
空き地の初冬

 一日のメニューは少なすぎても物足りないし、多すぎてもお腹いっぱいになってしまう。ちょうどいいメニュー数というのがある。
 飲食店と同じように。
 ワンオペでメニュー過多は最悪で、そのうち倒れるか精神がおかしくなる。
 忙しすぎると感じたら、それはメニューが多すぎるせいだ。メニューを減らさないといけない。
 ときにはきっぱりやめるということも大事で、捨てるメニューは捨てないといけない。
 年末年始はメニューの整理をするのに適した時期だ。
 少ないと感じるなら増やしたいし、多いなら減らすべきだ。
 お品書きを書いてもいいかもしれない。


下手の積み重ね

言葉(words)
空き地の枯れ草

 下手の積み重ねが上手になる。
 最初から上手にできることは努力しようとしないし必要以上に繰り返すことはしないけど、下手なことは何度もやらないと上手くいかないから自然と回数を重ねることになる。
 気づけばいつの間にか上手になっていたなんてことがあるはずだ。
 今自分が得意と思えることはすべて最初は下手だった。
 下手に下手で上塗りして分厚くなっているから自信も持てるし得意ともいえる。
 たいていのことはしつこくやり続ければ上手くなる。
 下手でも10年やれば人並み以上にはなれるし、30年も続ければ一人前といえる。
 下手の横好きという言葉あるけど、大事なのは下手でも好きであることだ。好きなことなら続けられる。
 上手くなればもっと好きになれる。


あえての逆張り

言葉(words)
光の風景

 皆が欲しがらないものをあえて求めるという手がある。
 仕方なくとか、次善の策とかではなく、積極的に欲しがってみる。 
 そういう意味での”あえて”というのは人生を豊かにするような気がする。
 あえて不人気メーカーのものを買うとか、あえて人気のないアイドルを応援するとか、誰も集めないものをコレクションするとか、そういうことに喜びを感じられたら勝ちだ。
 少しは自分を騙さないといけないとしても、それをよしとすることは不可能ではない。 
 あえての逆張り、逆張りでいくと、何か楽しくなってきそうだし。
 人気の商品は皆が欲しがるなら手に入りづらいけど、不人気商品ならすぐに買えて結果として幸せになれる。
 他人と同じものを欲しがるとか、他人と比べることが不幸の始まりなのだから、そこでの競争意識を排除していくことで心の平安を保てるというのもある。
 他人が欲しがらないものを欲するというのはひとつの生き方としてありだと思う。


エビフライはできるサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 11月も最終日曜日になった。来週がもう12月なんて嘘みたいだ。
 一年を振り返りにはまだ早いけど、取り戻すには遅すぎる。
 残り一ヶ月ちょっとを無事に過ごして年を越すことを願うくらいしかできない。
 これくらいの時期になると、何かにつけてまた来年、と思う。そう決めてしまえば気持ちが楽になる。
 けど、来年なんてすぐに来てしまうのだ。ひと月先送りしたからといって事態が好転するわけでもあるまいに。

 大掃除は順調に進んでいる。いきなり一週間以上休んでしまったのでどうなるかと思ったけど、だいぶ余裕を残して今年中に終わりそうだ。
 などと安心しているとまた思いがけず何かが起きたりするので油断はできない。
 家の中の物を減らしたいとずっと思っていて、それができない。
 何年かに一度、やいやっと思い切って整理するのだけど、ここ数年はずっと停滞している。
 自覚する以上に持ち物は多い。
 今の10分の1でも普通に生活していけると思うのだけど。



エビフライ

「エビのフライ」 

 天ぷらは相変わらず下手だけど、フライはだいぶ上手くなった。エビも天ぷらに比べるとフライの方がずっと失敗する確率は低い。
 下処理をして、背筋を伸ばすと真っ直ぐなエビフライになる。
 こうして写真で見るときつね色が濃いので、少し揚げ時間が長かったかもしれない。



豆腐とシイタケ

「豆腐とシイタケのピリ辛」

 具材は木綿豆腐、シイタケ、長ネギで、味付けは豆板醤、ショウガ、酒、みりん、和風だしの素、塩、コショウで。



ほうれん草と卵

「ほうれん草の卵とじ」

 タイトル通りなのだけど、タマネギとシーチキンも入っていて、卵にはとろけるチーズを加えている。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10



愛知県稲沢市の国分寺に隣接する三社

言葉(words)
稲沢三社

 昨日紹介した愛知県稲沢市の国分寺に隣接する三社(地図)。
 住所が矢合城跡となっているので、かつてこのあたりに矢合城(やわせじょう)があったのだと思う。
 矢合城は片原一色城主の橋本道一の弟、橋本大膳が片原一色城の支城として築城とされる城で、この橋本一族は織田信長と信雄に仕え、その後、秀吉、加藤清正に仕えたという。
 橋本道一、大膳の父の橋本一巴は信長の鉄砲師範だっということで、鉄砲に携わる武将だったようだ。
 この三社と矢合城との関係はよく分からない。おそらく築城以前からあっただろうけど、国分寺(当時は円興寺)の鎮守社として祀られていたのかもしれない。
 社名は三社で、本社も3つ横並びになっているので、三柱の神を祀っているのだろう。
 祭神を推測するのはなかなか難しい。

 詳しい歴史についてはいずれまた。
 写真は2018年6月撮影です。



稲沢三社蕃塀




稲沢三社扁額




稲沢三社拝殿




稲沢三社本社




稲沢三社津島社




稲沢三社津島社正面




稲沢三社境内

【アクセス】
 ・公共交通機関 不明(矢合観音行きのバスがある)

 ・駐車場 なし


愛知県稲沢市の国分寺

神社仏閣(Shrines and temples)
稲沢国分寺

 愛知県稲沢市の神社巡りをしているときに国分寺(地図)というのがあったので立ち寄ってみた。
 ちょっとややこしいのだけど、奈良時代に聖武天皇の詔で建てられた尾張国分寺とは違う。
 当時の国分寺は現在の国分寺の900メートルほど南、鈴置神社の南西(地図)にあったと考えられている。
 多くの遺構が見つかっているので可能性は高そうだ。
 現在の稲沢市はかつての中島郡の南部に当たり、律令時代に国府が置かれた場所だ。
 ただし、国府の中心の国衙(こくが)がどこにあったかは未だに判明していない。一応の推測地としては、松下公民館(地図)があるあたりとされているものの、遺構は見つかっていない。
 推測地の北東約500メートルの場所に国府宮神社こと、尾張大國霊神社(地図)がある。
 はだか祭りが行われる神社として地元ではよく知られている。



稲沢国分寺入り口

 現在の国分寺は明治19年(1886年)に円興寺を改めたもので、円興寺の創建は室町時代の1375年とか鎌倉時代末の1328年などとされている。
 ただ、前身となる寺はそれ以前にあったとも考えられ、もしかするともっと古いかもしれない。



稲沢国分寺屋根




稲沢国分寺建物




稲沢国分寺破風




稲沢国分寺三門




稲沢国分寺石碑

【アクセス】
 ・公共交通機関 不明

 ・駐車場 あり


責任はある

言葉(words)
駐車場

 自分に非はなくても、自分が原因で起きたことに対する責任はある。
 自分は悪くない、自分のせいじゃないと言い逃れることはできない。
 人は無自覚に罪を犯し、自覚しないまま他人を傷つけている。
 その責任は負わなければならない。
 おそらくそこには因果律と呼ばれるような力が働いている。
 結果には必ず要因があり、その要因は自分が発しているということだ。
 責任がないなんてことはない。責任はある。そのことは常に自分の胸に刻んでおかなければならない。


愛知県稲沢市大塚南の日吉社

神社仏閣(Shrines and temples)
稲沢日吉社

 デッドストック神社写真シリーズの今回は、愛知県稲沢市大塚南にある日吉社(地図)です。
 昨日紹介した性海寺のすぐ東で、西の西福院と恵明寺に挟まれた格好になっているから、どこかの寺の鎮守だったかもしれない。
 古い日吉権現もあるので、寺より先だった可能もあるのだけど、このロケーションからして寺と無関係だったとは思えない。
 大塚南の地名は、性海寺の中にある大塚古墳から来ている。
 これは大きな塚ではなく、王の塚とも考えられる。
 少し離れたところにかつての国分寺や國衙があり、国府宮神社からもさほど離れていない。
 律令時代の尾張のある意味では中心だった土地なので、この日吉社も古くから格式のある神社として扱われてきたのではないか。

 詳しい歴史についてはいずれまた。
 なお、この写真は2018年6月に撮影したものです。



稲沢日吉社正面鳥居




稲沢日吉社参道

 入り口鳥居からわりと長い参道が社殿まで続いている。
 それにしても晒され感が強い。全然囲んでいないので、空気が抜けてスカスカになっている。



稲沢日吉社番塀




稲沢日吉社拝殿




稲沢日吉社拝殿の彫り物




稲沢日吉社社殿




稲沢日吉社境内社

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「奥田駅」から徒歩約35分
 ・駐車場 なし


愛知県稲沢市の性海寺にある三宮社

神社仏閣(Shrines and temples)
三宮社

 デッドストック神社写真シリーズの今回は、愛知県稲沢市の三宮社(地図)です。
 稲沢の三宮社といっても、稲沢の人でも知らないのではないかと思うけど、性海寺の中といえば分かるだろうか。性海寺はアジサイ寺として有名なので、愛知県ではわりとよく知られている。

 訪れたのは2018年の6月で、お目当てはアジサイだった。
 そのときの記事はこちら
 性海寺にはわりと縁があって、2012年2008年にも訪ねている。初めて行ったのは確か2005年だったと思う。
 性海寺の歴史については2008年の記事にある程度書いた。
 三宮社に関してはこれまで触れてこなかったので、今回は少し紹介することにしたい。



三宮社拝殿前

 三宮社は「さんぐうしゃ」と読ませているようだけど、もともとは「さんのみや」だったろうと思う。
 性海寺の創建には空海が関わっているとされる。
 京都の東寺から名古屋の熱田社へ参拝の途中、この地に立ち寄って金銅の歓喜天を埋めて祀ったという話があり、そのときに八剣宮を勧請したとされ、それを三宮社の起源とする。
 三宮社は、その後、春日権現と八幡を祀ったことで三宮と称されるようになったのだとか。
 それとは別の話として、天照大神と素戔嗚尊の誓約で生まれた三女神を祀ったというのがある。
 個人的にはそちらの伝承に惹かれるものがある。
 熱田社は尾張の三宮だったし、おそらく熱田社や尾張氏が深く関わっている。
 三宮の由来はもっと別のところにありそうな気もする。

 詳しい歴史についてはいずれ機会があればということにしたい。



三宮社本社




三宮社境内




三宮社石仏

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「奥田駅」から徒歩約36分
 ・駐車場 あり(無料)


もう冬かサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 風邪と体調不良も治って、大掃除も軌道に乗った。このまま年末まで加速していくことになるのだと思う。
 大掃除を一週間以上休んでしまったので、日数が足りるかどうか分からない。年を越してもいいのだけど、終わるなら今年中に終わらせてしまいたい。
 毎年思うのは、掃除に終わりはないということだ。2ヶ月にわたると途中で最初にやったところがもう汚れてきて、そこへ戻っていると永久にループしてしまう。どこかで諦めなくてはならない。掃除に妥協は必要だ。

 それにしてもここのところ寒すぎやしないか。11月の半ばってこんなだっけと思う。
 今年は夏が長引いて秋が短かった。いい季節を飛び越していきなり冬になってしまった感じだ。
 体よりも服がついていけない。
 少し前にようやく夏服をしまって秋服を出したと思ったら、もう冬服を出さないといけない。
 極端すぎるんだって。
 天のお天気担当者は不調なのか。



マグロ

「マグロの刺身」

 今日は加熱せずに刺身で食べたい気分だった。たまにはいい。



ニンジンとジャガイモ

「ニンジンとジャガイモ炒め」

 ニンジン、ジャガイモ、タマネギを切り分けて、オリーブオイルでシーチキンと一緒に炒める。
 みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをして、水を加えてフタをしてしばらく加熱する。



味噌煮

「大根と鶏肉の味噌煮」

 寒くなると味噌煮が食べたくなる。
 今回はシンプルに、具材は大根、鶏肉、ゆで卵にした。
 大根は一年中あるけど、冬野菜には違いないので、これも季節の料理といえるだろうか。


やらなきゃいけないこと

言葉(words)
桜の木の冬

 うっすらやらなきゃいけないんだろうな思っていることは、たぶんやった方がいいことだ。
 心が拒んでいても、やらないという選択が自分にとって良い結果を招くことはないのだろう。
 今頭の中に浮かぶことが2つ、3つある。
 やらずにすむならやりたくない。でも、やらないと駄目なんだろうなとは思う。
 とにかくやれと、自分に命じてやらせるしかない。誰も代わってはくれない。
 やるかやらないか、選択は二つに一つだ。
 ああ、やりたくない。


思惑は外れて普通

言葉(words)
香流川初冬

 思惑通りにいかないことなどいくらでもある。
 というよりも、思い通りになることは少なく、思い通りにならないことの方が多いくらいだ。
 上手くいかなかったり予定が狂ったりするたびにいちいちへこんだり腹を立てたりしても疲れるだけでいいことはない。
 最善策ではないけど対処法としては、思い通りにならないことが普通と思っておくことだ。
 そうすれば稀に上手くいったときにラッキーと思える。
 臨機応変にその都度対処して悔いないことが大切だ。
 流して先へ進むことが精神の健康を保つコツといえる。



定点観測

日常写真(Everyday life)
定点観測

 今週は最初の定点観測をお送りします。



定点観測2




定点観測3




定点観測4




定点観測5




定点観測6




定点観測7




定点観測8




定点観測9




定点観測10



目指しているのは完成なのか

言葉(words)
路地の風景

 人は自身の完成を目指しているのか。
 あるいは、人類には想定される完成形といったものがあるのかないのか。
 世界は完成を求めているのだろうか。
 私たちの物語は何をもって完結するのか。
 ただ無目的に継続しているだけでは意味がないし、進化や成長は当面の目標であって最終目的ではないはずだ。
 結末ありきなのか、行き着いた先がゴールなのか。
 最後が決まっているとしたらそれはそれでつまらないけど、何も決まっていないとすると途方に暮れる。


今か今じゃないか

言葉(words)
枯れエノコログサ

 限られた時間の中でやりたいことをすべてやることはできない。
 だから優先順位を決めてその通りやろうとするのだけど案外難しくて、どうでもいいことに時間を取られてしまいがちだ。
 今性というか今感を大事にするというのは一つある。
 今しかできないことや、今やりたいことをやる。
 基準としては、今なのか、今じゃないのか、ということだ。
 逆説的だけど、今じゃないことを後回しにしていけば、結果として今やるべきことが残る。
 明日でもいいことは明日に回して、今日やらないといけないことをやる。
 考えてみれば単純な話だ。
 時間があれば他のこともやればいい。
 何もかもをやろうとすると気持ちが焦って上手くいかないから、やることを思い切って限定してしまうのも手だ。
 決めるべきなのは順番ではなくて、やりたいこととそうでないことを切り分けることだ。

親切の押し売りお断り

言葉(words)
光の風景

 親切のはき違えには気をつけたい。
 相手を思いやっているつもりが、ただの自己満足の押しつけになっていることもある。
 親切というのは後出しでいい。先回りしすぎるとただのおせっかいになりがちだ。
 そして、さりげなく、誰にも気づかれないでやるのが一番だ。これ見よがしにアピールするものではない。
 私自身、親切な人でありたいと思うけど、親切な人と思われたら負けだとも思う。

体調不良明けのサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 風邪なのか体調不良なのか、よくない状態がずっと続いていて、昨日あたりようやく復帰したところだ。
 寝込むほどでないのだけど、明かな不調で、思った以上に長引いてしまった。
 大掃除は11月に入ってまだ3日しかできていない。今年は軽めのメニューとはいえ、日数不足で年内に終わらないかもしれない。
 それより何より、まずは体調を戻すことを優先したい。
 ここのところ名古屋もぐっと冷え込んでいるようなのだけど、体温がおかしくて寒いんだか暑いんだかよく分からない感じだった。
 そろそろまた、服も入れ替えないといけない。まだ半分夏のような状態になっている。

 スポーツもほぼ終わってウィンターシーズンに入る。
 寂しいのだけど勝ち負けに一喜一憂せずに済むので、そういう意味では冬も悪くないと思える。
 Jリーグが春秋制にするといっているけど、個人的には反対だ。日本の風土や習慣に合わない。
 真夏にサッカーをやるのは確かに無理があるけど、真冬にサッカーをやるのもきついだろう。雪国なんてどうするつもりなのか。
 学校だって春に卒業なのに、新卒がキャンプも経ずにシーズン途中で参加ってどうなんだとも思う。



イカ刺し

「イカ刺しの卵黄ソース」

 サンデー料理定番のひとつ。
 イカ刺しと卵黄ソースの組み合わせはゴールデンコンビだ。



ナス

「ナスの甘焼き煮」

 ナスを乱切りにしてごま油で炒め、酒、みりん、しょう油、塩、コショウで味付けをして、水溶きカタクリ粉でとろみをつける。
 乱切りは少し固さが感じられるから、これをやるなら素揚げしてからの方がよさそうだ。



マヨチーズ

「シイタケと野菜のマヨチーズ和え」

 具材はシイタケ、ニンジン、タマネギ。
 酒、みりん、白だし、昆布つゆ、塩、コショウで味付けをして、卵白、マヨネーズ、とろけるチーズで和えた。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週ももうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




別定点観測4




別定点観測5




別定点観測6




別定点観測7




別定点観測8




別定点観測9




別定点観測10



勘違いというエネルギー

言葉(words)
空き地の秋

 自分にしかできないとか、自分がいないと駄目だとかは思い上がりの勘違いだけど、そういう気持ちは無駄じゃない。
 頑張るための原動力として勘違いは役に立つ。
 人間、思い上がっているくらいでないとまともな仕事はできない。
 情熱もなしに何かを成し遂げられるはずもない。
 これは自分にしかやれない自分の仕事なのだと自分に言い聞かせて説得できれば成功だ。


出会いは偶然か

言葉(words)
光差す

 世の中に偶然はあると思っている。
 最初から全部決まっていたら面白くもなんともない。
 けど、人と人との出会いに偶然はないのかもしれない。
 縁だったり、宿命だったり、必然だったりする。
 そのすべてが望ましいものとは限らないけど。
 ときどき天は偶然を装って憎い演出で人と人とを結びつける。
 ものすごく回りくどいやり方で笑ってしまうこともある。
 それでも、偶然の余地を少しは残しておいて欲しいと思う。
 たまたま出会ってたまたま結ばれるなんてことがあれば、それは素敵なことだ。


未必の故意の罪

言葉(words)
道ノ軍手

 未必の故意(みひつのこい)という法律用語がある。
 テレビドラマなどで耳にしたことがある人も多いと思う。
 いつどこで生まれた言葉なのかは知らないけど、分かるような分からないような言い回しだ。
 確信を持って行えば故意、無自覚に行えば過失。どうなるか分からないながら行うことを法律上は未必の故意と呼んでいる。
 実際の判例でいうと、車の暴走行為や詐欺の加担などで適用されることが多いようだ。
 道にブロックを置いたり、高い建物から物を投げたりといった行為もそれに当たる。
 自分の病気に気づきながら治療をせずに放置するのは未必の故意ならぬ未必の自殺と呼ぶべきかもしれない。
 人は誰でもどこかで未必の故意に相当するようなことをやってしまっているような気がする。
 他人に対しても、自分に対してもだ。
 良いことも悪いことも自覚的にやるべきだと私などは思っているのだけど、無自覚の罪というのは案外罪深いかもしれない。
 死んであの世の審判を受けるとき、未必の故意における罪状をたくさん読み上げられて驚くことになりそうだ。
 恐るべし、未必の故意。


生きることは記憶すること

言葉(words)
光の風景

 魂は記憶であり、記憶は体験によって形作られる。
 体験こそが自己そのものといういい方ができる。
 自意識というのは要するに記憶の集合体だ。
 もし記憶をすべて失えば、それは自己を失うことを意味する。
(罪人に対する最も重い罰は記憶を奪うことだ。)
 人は記憶を蓄積するために生きている。人はどうして生きるのかという問いに対するそれが答えだ。
 肉体を持って体験することが一番手っ取り早い。


多数派のために

言葉(words)
白鳩

 今の世の中、少数の馬鹿に合わせた仕組み作りが行きすぎていて、圧倒的手多数の利便性が損なわれている。
 なんだか間抜けな話だ。
 仕組みを作る側がそれに気づいていないので、ますます悪くなる。
 昔ほどおおらかではいられないとはいえ、多くの人が割を食うのはおかしい。
 それはマイノリティを大事にしようというのとは別だ。私がいうのはそうではなくて、一部の犯罪者対策といったもので一般の客が迷惑をしているといったようなことだ。
 たとえば近年のテレビ制作などもそうだ。何にでも文句をいう奴はいつの時代でもいるけど、文句をいう奴に合わせてテレビを作ってどうするといいたい。
 少数の意見にも耳を貸しましょうという態度は間違っていないけど、顔を向ける方向を間違えればあさっての方に進んでしまう。
 この先の未来がどんな方に向かうのかは分からないけど、おそらくどこかで反動が来て、また多数派の時代が来るのだろう。
 人は誰でも、ある面では多数派でも、別の部分では少数派だったりする。
 少なくとも私は自分が少数派で何か損をしていると感じてもそれでいちゃもんを付けようとは思わない。
 世の中は基本的に多数派のものであると思っているし、それが健全な姿だ。


病み上がりのサンデー料理

料理(Cooking)
サンデー料理

 11月に入って大掃除を始めたとたん、にわかに体調がおかしくなって、4日ほどやられていた。だいぶ戻ったものの、まだ本調子ではない。
 たぶん風邪引きだと思うのだけど、だとしたら10年ぶりくらいだ。コロナの時期も何事もなく過ごしたことをあらためて思った。
 大掃除は何日か様子を見てぼちぼち再開することにする。一日1時間で2ヶ月だから、まあ焦ってやることもない。年を越したら越したでかまわないのだし。

 それにしても暑いですねと11月に挨拶することになるとは思いもよらない。こんな気候では紅葉どころではない。
 簡単に異常気象というのは好きではないけど、何が正常かもはや分からなくなっている。私たちが普通の気候と思っているのは、せいぜいここ数百年のことに過ぎず、長い目で見ればもっと暑いときも寒いときもあった。地球のサイクルといえばそういうことなのだろう。
 これまで人が住めたところに住めなくなれば、それまで住めなかったところに住めばいい。
 まあ、日本列島は大丈夫なようにできているので、それは心配しないでいい。
 当たり前だけど2025年に世界は滅んだりはしない。

 今年の日本シリーズは他人事ながら盛り上がってよかったと思う。
 WBC優勝に始まり、いい日本シリーズで終われば野球にとっていい一年だったといえる。
 ゆるい巨人ファンの私としては、来年の阿部新監督にちょっとだけ期待している。原巨人にはもうずいぶん前から飽きていた。
 ドラフトの抽選で負けなかったのはよかったけど、個人的には度会がよかった。華のある選手らしいから、横浜で活躍してくれるといい。



マグロ

「メバチマグロのホイル包み焼き」

 病み上がりということで生食はやめて刺身用のマグロも加熱した。
 ホイル包み焼きは焼きすぎなければふんわり仕上がって一番美味しいと思う。



豆腐とほうれん草

「豆腐とほうれん草とシーチキン炒めの卵とじ」

 豆腐とほうれん草だけではちょっと味気ない。そこにシーチキンを加えるとしっかりおかずになる。
 今回は卵とじにしたけど、これをチーズに変えても成立する。辛子マヨネーズでもいける。



レンコンと鶏肉

「レンコンと鶏肉の煮物」

 これはタイトル通り。煮込んで味付けをしただけのシンプルな一品だ。ニンジンがあったら入れたけどなかった。
 味付けは、酒、みりん、和風だしの素、白だし、唐辛子、塩、コショウで。


もうひとつの定点観測

日常写真(Everyday life)
別定点観測

 今週はもうひとつの定点観測をお送りします。



別定点観測2




別定点観測3




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別定点観測9




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総天然色

言葉(words)
街路樹の風景

 モノクロよりもカラー。
 単色刷よりも多色刷り。
 人生はフルカラーの総天然色であってほしいと願う。
 

過去との距離感

言葉(words)
香流川初秋

 何もかもが懐かしい時期と、すべてが懐かしくない時期がある。
 どちらが健康な精神状態なのかは分からない。
 過去を振り返りすぎると死期が近いのではないかと思えて、あまり過去は振り返りたくない気持ちがある。
 私は心のどこかで過去から逃げている。捕まったら終わりとも思う。
 それはあまり健全とはいえないのだけど、未来だけを見るというのも一種の現実逃避に違いない。
 過去を懐かしむことはそれほど悪いことではないのだろう。ほどほどであれば。
 過去はどうしてもつきまとうもので逃げ切れるわけもない。
 ある程度歳を取れば過去との付き合い方も上手くならないといけない。
 近すぎず、遠すぎない距離感で。


見る向き

言葉(words)
道の銀杏

 どっちを向くかが大事。
 同じ場所に立っていても見る方向によってまったく違う景色になる。
 前を向くか後ろを向くか、上を見るか下を見るか。
 それは誰の方を向くかということでもある。
 人は見ているつもりでも見えていないことがある。
 見えることと見ていることは違う。
 くれぐれも見る方を間違えないように。